風のささやき

日本歴史的な勝ち点!Shimbo氏、アキエンテスになる!

 World Cupという戦場についに日本が登場した。最初の対戦相手は赤い悪魔ベルギー。前評判では、日本の実力が劣るのではと言われていたが、見事な引き分け。稲本の幻のゴールが認められていれば、勝ってさえいた試合であった。つくづく、エクアドルの審判のファールの判定が恨まれる。
 試合が終わった直後、Shimbo氏の右翼の友人から「あの審判を国外に出すな」と怒りと憎悪に満ちたが電話が入り、Shimbo氏も「然り、然り」と意気投合していたようす。まさに右翼は右翼を呼ぶようである。

 そんな、極右のShimbo氏であるが、各国のスーパースターのプレーにはすっかりと魅了されている様子。華麗なパスや豪快なシュートが飛び出すたびに「オーッ」と野太い声を上げて、オマール海老のように体をのけぞらせている模様。そうして、ブルースリーの映画を見て、ブルースリーになりきってしまうように、Shimbo氏も各国の選手になりきっているようだ。まさに単純なB型の典型。
 「俺のことをアキエンテスと呼んでくれ」とか、「俺はアキノビッチだ」とか、ここのところ試合の度に自分の名前を変えている。「アキホフ、アキチャ、アキボマ、アキソン、アキベルト、アキチョル、アキ・コスタ・・・・・」まさに怪人二十面相にも勝る華麗なる変身ぶり。このままでは、ワールドカップが終わるまでに自分のほんとうの名前を忘れてしまうのではないかとハーブたちはハラハラしている。

 Shimbo氏から 「お疲れ様。アキエンテスです。」 といった類のメールが入ってきたら要注意だ。自分のほんとうの名前を忘れかけているに相違ない。