風のささやき

風寒く春楽しめぬ棘あらば

春に吹いた風は暖かいはずなのに
その春風が何故か肌にとても
冷たいものに感じられていました

心には棘のようなものが刺さっていて
いつまでも抜くことが出来ません
それが原因だと分かってはいたのですが

風よりもその棘の痛みに体も反応をして
薄ら寒い感じばかりが体に伝わって来て
春らしい風景に一人
体の震えに悶える自分がいました

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