風のささやき

卒業や膨らみゆくもの萎むもの

家の近くのコンビニから
袴を身につけた女の子が出てきました
きっと卒業式なのでしょう
もうそんな季節なのかと
改めて季節の移り変わりを感じていました

その女の子はどこか声をはずませて
きっと4月からの新しい生活に
期待を膨らませているのでしょう

一方で卒業とともに
きっと諦めて萎ませるはずの思いもあり

そんな心の整理を
自分も卒業に当たってはしていなような気がします

願わくは膨らむ期待が
より大きいものであるようにと
その袴の後姿を見送っていました

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