風のささやき

ほっと差す家の灯りや温む川

友人と会うために
電車に乗っていました
満員の電車
吊革につかまりながら
やることも無く外を眺めていました

鉄橋を通る時電車が
少しゆっくりとなりました

そうして僕の目には
幅の広い川と
その川面に映った
川沿いのマンションの灯り

それがとても
穏やかな感じの色をしていて
温かくなった川の流れに映ることを
ほっと感じ入るのではと思わせました