風のささやき

向日葵やついぞ疲れて首を折る

夏の間は咲き誇っていた向日葵
太陽と争っているようなその鮮やかな黄色

それも秋の声を聞いてからは
日に日に色合いを無くしていき
ついにその花をつけた首が折れました

確かにその思い花を支えていた茎には
随分と重みがかかっていたことでしょう
支えきる強さを無くした途端に
花の重さが勝ってしまったのでしょう

夏の名残が姿を消していく毎日です