風のささやき

仰向けの眼鏡清和の天のいる

子供たちと一緒に
布団を敷いた部屋に横になっていました
窓も開けて初夏の風を招き入れながら
眺め見る青い空はとても綺麗でした

やがて少し眠くなってきたので
子供たちに昼寝をしようと呼びかけると
嫌だと言って逃げていきました

一人残った部屋で
気分よく眠ろうと
眼鏡を外すと
眼鏡には今見ていた綺麗な空が
写し取られて残ったままでいました