風のささやき

春休みになり
秋田に遊びに出かけた子供たち

朝早く近くの駅まで見送ったのですが
別れ際に僕が
そこでお別れになるということを知ると
泣きだした次男

少なくとも新幹線に乗るまでは
一緒だと思っていたようで
秋田に行かないとメソメソと泣いています

その様子が可愛らしく
抱き上げて別れを告げたのですが
電車が動き出しても泣いていました

その電車を見送る僕の腕の中には
子供を抱いていた温もりと
春のおだやかな日差しの
感触とが残っていました