風のささやき

木枯やおねしょ冷たし目覚める子

外には風が吹き
寒々しい音をたてていました

僕は肌寒さを感じながら
隣で寝ている子供から
暖を取りながら
いつの間にか寝てしまいました

気がつくと夜中に
一人の子供が起きて
冷たいと言っています
どうやらおねしょをしてしまった様子

風邪をひかないようにと
服や濡れたシーツを取り変えて
寝かせると
眠かったのでしょう
直ぐに眠りにつきました

寒かったのでしょうか
今度は僕の方にすり寄ってきて
暖を取っていました