時止める術を見せてや夜半の雪
この正月は雪の降る秋田で過ごしました ほぼ毎日雪が降り あたり一面が銀色の雪景色 子供たちも大喜びでしたが 外に出ると直ぐに寒いと言って 家の中に入って来ました 都会の子供だなと ちょっとそのひ弱さが 心配になりました もっとも風が強く雪と混ざると 大人の自分でも逃げたくなったので 仕方がないのでしょうが その夜のことでした 寒さに目覚めトイレにでかける途中 窓の外を眺めると オレンジの街灯の下に 静かに降り積もる雪 その風景は昔から続き これからもずっと同じであるようで まるで時間が止まっているように見えました