陽の中で思い巡らす迷い雪
カーテンの裾から 日差しがこぼれていました 傘はいらないなと思い外に出ると 何やら虫のように白いものが 空からフワフワと落ちてきました 良く見るとそれは雪 天気なのに雪降る状態です いずれにしろ傘は 必要なさそうだったので そのまま外へ出て 雪を眺めながら歩いたのですが 陽の中を落ちてくる雪は 明るさに戸惑い 思いめぐらすように 風に吹かれ横に滑ったり 上に舞い上がったりと なかなか地上に届きません 時折は肩に落ちる 害の少ない雪を乗っけたまま いつもの道を急ぎました