風のささやき

鼻たらし逃げる子速し初夏の空

風邪の割には元気一杯の子供たちをつれて
公園へと遊びに行きました

乳母車から解き放つと
蜘蛛の子を散らすように駆け出す二人
各々の遊びたいところに走って行くので
どちらを追いかけようか迷ってしまいます

まだ風邪が治っていないせいもあり
くしゃみをすると勢い余って
鼻水も出てくるので
それを拭いてやろうと追いかけると

遊びだと思っているのか
面白がって駆け出す子供たち

その逃げ回る背中が
初夏の明るい空の下で
躍動していました