風のささやき

シャツをまた湿らす涎や半夏生

おんぶ紐で前に抱きかかえ
出かけたのですが
顔が痒いのか眠いのか

時々顔を僕のシャツにこすりつけます
それだけならいいのですが
それと一緒に大量の涎もくっつけてくれます

汗をかいているわけでもないのに
シャツの涎をつけられた部分は
しっとりと濡れてきます

肌の上に直接シャツを着ていたので
やられたなと思いつつも
まあ元気な証拠と気にしないようにして
買物を続けていました