主の居ぬ破れ蜘蛛の巣三日の月
お酒を飲んで夜遅くなった帰り 人も少なくなったホームで 電車が来るのを待っていました 手持ち無沙汰で 辺りに視線を泳がせていたら 破れかけた蜘蛛の巣が目に止まりました 良く見ると蜘蛛の姿もなく 大分前から捨てられた状態になっていたのでしょう そこに捕まる間抜けな虫はおらず ただ三日月だけが捕らえられていました
お酒を飲んで夜遅くなった帰り 人も少なくなったホームで 電車が来るのを待っていました 手持ち無沙汰で 辺りに視線を泳がせていたら 破れかけた蜘蛛の巣が目に止まりました 良く見ると蜘蛛の姿もなく 大分前から捨てられた状態になっていたのでしょう そこに捕まる間抜けな虫はおらず ただ三日月だけが捕らえられていました