松葉蟹で有名な丹後半島より、松葉蟹をはじめ海産物、自家製こだわり干物をお届けします。一般商店、お土産店、量販店とは違い水産仲買人ですので漁港で目利きした魚を直接お届けします。すべての魚を売るのでは無く当店が気に入った魚のみ販売します。なぜなら魚は時期、魚体、漁法、取り扱いでぜんぜん違うからです。魚政のモットーは心に残る本物の味です。

魚政の蟹レポート特集

順番校正はめちゃくちゃです。お許しください(^^)

魚政の蟹レポート 4 湯がき編

  1. 身詰まりの良い活きている松葉蟹を真水で〆ます。
    活けの蟹を〆て湯がかないと蟹本来の旨味がある味になりません。又、熱湯に活けのまま入れると足を蟹自身が外してしまうので、商品になりません。
  2. 籠に入れ、重石をします。かに味噌が暴れないようにする為です。単に湯がくだけではありません。
  3. 釜に入れ、湯がきます。たくさん一度に湯がくと蟹の旨味が湯の中にはいり、その旨味を又蟹が吸収し、益々美味しくなります。少しだけ湯がいてもこの味は出せません。もちろん網野産の天然塩のみで、味付けしております。蟹本来の旨味に丹後風味を更につけてお届けしております。
  4. 美味しく湯がき上がりました。冷蔵庫で最低半日程冷まします。かに味噌が更に美味しくなる様固めてからお届けする為です。

    以上のような理由から湯で松葉蟹は魚政で湯がいた蟹をお薦めします。

魚政 蟹湯で職人 谷次 郁也(通称、郁さん)です。

蟹を湯がいている時には一時も釜の前から離れません。蟹の大きさ、量、身詰まり等で沸騰するまでの時間、沸騰してからの時間が微妙に違う為です。もちろん蟹の獲れる時期でも湯がく時間帯は違ってきます。上記の理由で釜の前から離れる訳にはいけません。メール等しながら湯で上がりを待っているのはご愛嬌です(^^)

魚政の蟹レポート 3 水槽編

蟹が少しでも生息地と同じ状態でいられるよう水槽には最新の設備がしてありますが毎日水槽から蟹を上げ水槽内のゴミ、汚物を掃除しています。酪農でも家畜の寝床を清潔にしてやるといいと言われますが蟹でも同じ事が言えると思います。又一匹一匹弱ってないか、指が落ちてないか、腐れは無いか等調べるためにも上げています。少しでもロスを少なくする為です。蟹をいい状態でお届けする為に4機の蟹水槽すべて(時には数百匹)蟹の期間11月から3月まで5ヶ月間毎日休み無く続きます。

魚政の蟹レポート  番外編

蟹が脱皮している所の画像です。めったにお目にかかれませんが、うまい事遭遇しました(^^)下は、脱皮後の画像です。弱弱しいのがお解りの事と思います。

魚政の蟹レポート 2 船について

丹後の船は、天候が悪く中々思うように漁がきませんんが、となりの津居山港では順調に水揚げがあります。船の大きさがひとまわり位大きく、少し模様が悪いときに大きく差がでます。(目安として波の高さが1.5m〜2.0m位は、丹後の船は操業できませんが、津居山の船は大丈夫です。3m位あると津居山の船でもダメみたいです。)同じ所で操業しているので蟹には、問題がありませんが、丹後の漁師さんは水揚げが少なく、一番の稼ぎ時と言うのに、本当に可哀想です。

魚政の蟹レポート 1 取り扱いについて

津居山港で今日はたくさん揚がり。仕入れてきました。

まずは、冷蔵庫に入れ蟹の体温を冷やします。蟹は、水温0℃から5℃位に生息してますので、まずその温度帯まで、冷やしてやります。良い蟹を仕入れるのですが、更にここで良い蟹と悪い蟹を選別します。又、いきなり水槽に入れたら死ぬ蟹もあるからです。このようにして少しでもロスを少なく、状態のいい蟹をお届けする為です。