白鳥神社―朝日長者之社―


[Asahichoja no Yashiro]

白鳥神社の境内社。白鳥神社は欽明天皇の代に、浅井藤彦 が、郷里の近江国浅井郡千代ノ松原から、氏神白鳥神社の分霊 を勧進して創建、後に讃岐太田郷(現大川郡(の白鳥神社から も、分霊を勧進したと伝えられる。

浅井長治は藤彦から数えて十七代目となるが、都で行方不明 となっていた皇子を探し当てた勲功により、帝より朝日長者の 称号を賜り、その後長者の家は益々富み栄えたと言われてい る。

朝日長者社の創建は、享保元年(1716)と伝えられている。

『玖珠川歴史散歩』、玖珠郡史談会編、葦書房(1991.2.10発行)
『九重風物誌』、九重の自然を守る会製作、(株)梓書院(1978.9.1発行)

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