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ついに、オヤジ専用ページを作ってしまいました
是非ご覧下さい
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■■■ ひげオヤジの言いたい放題 ■■■
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【 18MEA 】
18MEAはメチルエイコサン酸という髪特有の脂肪酸やん。
刺激や紫外線に弱く、1回のパーマで約半分、カラーリングでは約80%が失われると言われとる。
紫外線や薬剤などの刺激で18MEAが失われると、キューティクルがめくれたり、はがれたりする原因になってまう。
キューティクルの一番外側に存在しとって、水をはじき、髪同士が絡み付くのを防いでくれとる。あと髪の滑りをよくしてくれて、柔らかな感触とさらさらした動きも与えてくれる。
そして、皮脂を髪の根元から毛先まで運ぶ大事な役割があんねん
せやけど、一度剥がれたら再生しないのが18MEA。
自己再生出来へんねんから、外部から与えなしゃあないやん。
毎日のケアで補ってあげる事で、髪本来のツヤが戻る訳やね
一般に言うと表示名称はポリクオタニウム-33もしくは羊毛由来のラノリン脂肪酸として、脂肪酸・分岐脂肪酸。構造が似てるのがオレイン酸、パルミチン酸も良く似とるらしい。
洗い流さないトリートメントオイルで言えば、アボカド油、ココナッツ油、オリーブ油、椿油などなど、18MEAが発見される以前から髪に良い言われとったのは納得
子供の髪をスプレーヤーで濡らす時、毛髪の表面が弾いてなかなか濡れへん。以前は、疎水の強いエピキューティクルと言われとったけど、F-layerはエピキューティクルではなく、別物と認識されとる。
この弾く成分こそが18MEAやねん。18MEAはパーマやカラーなどの科学的要因、強い紫外線、粗悪なシャンプー等でも、失われると言われとる。
ダメージ毛はこの18MEAが剥離されとるから、乱反射が起きて見た目キレイに見えへん。
しかも弾力が無くハリも無し
トリートメントで18MEAを付与したら、損傷してる毛髪表面の疎水性と潤滑性が向上する。無くてはならないアイテム
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【 毛髪ダメージ 】
毛髪のダメージはキューティクルの剥離から始まんねん
キューティクルが紫外線やコーミング、ドライヤーの熱などの物理的な要因、
そしてパーマやカラーでの科学的要因から起こるわけやん。
これらの複合的な要因によって、キューティクル内のエンドキューティクルを構成しとるタンパク質が壊れ始め、その結果、エンドキューティクルに多数のボイドが開くわけやん。
タンパク質の流出でボイドが多くなったキューティクルはコーミングや施術で簡単に剥離するようになんねん。同時にキューティクル間のCMCも壊れて流出。
キューティクルのバリア機能が低下したら、毛髪内部のコルテックスにもダメージ拡大してくる。
最初のターゲットになんのが、コルテックスを繋ぎ止めとったCMCの流出、
そして、コルテックス内部のマクロフィブリル間マトリックスは、エンドキューティクルと同じ壊れやすいタンパク質で出来とる。
更にダメージが進行したら、被害はケラチンにも拡大
まず、非結晶性ケラチンであるマトリックスケラチン(ミクロフィブリル間マトリックス)がダメージし、タンパク質の流出が起こり髪の強度やコシの低下。さらに進行しビビリ状態までいくと、結晶性ケラチンのミクロフィブリルまで分解されて、毛髪は切れてまう。
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【 内部修復の方向 】
ダメージした毛髪を薬剤・処理剤を使って修復するには、ダメージを受ける順番とは逆の方法がベストちゃう。修復は、元通りにする事がベストやけど無理なものは無理
ダメージ毛を元通りに修復って無理やん
壊れた構造は元通りには無理 
せやから、機能面で髪を健康な状態に近付ける。
これに集中するねん 
ダメージ毛の場合、最初にしたいのがダメージホールを埋める事。
ダメージホールの補修に低分子のPPTでは役不足。
毛髪は高分子のケラチン、中・低分子のタンパク質やアミノ酸、オイル成分で構成されとる。
このコンプレックスをダメージホールで作らなあかん。
家の壁の穴で考えたら、小さい穴やったら、低分子の粘土で充分塞ぐことが出来る。
せやけど大きい穴は、なんとか塞げたとしても強度がないため、風が吹き最初小さい穴やっても、少しづつ穴が広がり、いつかボロボロと崩れる
崩れたら修復せなアカン
今度は藁に粘土を練り込む。これをする事で強度は著しく向上する。
大きい穴でも問題無い。
これが低分子・中分子・高分子の自然界の役割
これで安心やと思っとたら、今度は雨が降ってきた
強度が上がり風には強くなったが、雨には弱い
なんせ雨は染み込んできよる。
これを防ぐのが、油・オイルやね
毛髪修復も、高分子・中分子・低分子のコンプレックスにオイルを染み込ませておくことで、少しでも長持ちさすための工夫をすんねん 
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【 ビビリ修復 】
びびり修復に無くてはならない物、一つ挙げるとしたら、還元剤 
美容室やから、還元剤、絶対あるやん。
最悪チオでええやん  
これを減力させりゃええやん
変性しとる毛髪はギュッと細胞が固まって身動きがとられへんねん。
もちろんシステインの残基同士が科学変化を起こしとるからシステイン酸が増えとる訳やん。
本来は毛髪内部でシスチンとして居るべきやけど、結合する相手が不在。
ここでケラチンが大活躍
相手不在のシステイン残基とケラチン処理剤を結合させたったら、新たな結合が出来んねん。
要は、還元剤を使う事により、毛髪内のタンパク質を一度緩めといた上で、PPT処理をしてあげる。
ハイダメージ毛は、シスチン含量がとにかく少なくなって、システイン酸が増加しとるから、ケラチン等を外部から補給させ、共有結合で補強することが、効果的やと思うで
理屈で言うたら、毛髪内部に残ったシスチン結合を還元させといて、システイン残基(SH)を作って、シスチン結合を有する高分子加水分解ケラチンを反応させて、毛髪と加水分解ケラチン間にシスチン結合を作らせんねん。
これをさすことで毛髪の弾性、強度、格段に上がんねん
ただケラチン付与させて結合させるだけやのうて、結合をより強固にしたいから単品使用は無し。
フィブリル架橋効果のヘマチン、網目構造のキトサン、グルタミン酸のコムギ、グリシン・アラニン・セリンのシルクその他イロイロ。
ケラチンでは、
非結晶性のマトリックスケラチン2種類
結晶性フィブリルケラチン2種類
強度を持たせたり、逆の柔軟性を与えたり、用途に合わせて使用
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【 アイロンの設定温度と実際の髪の温度 】
・アイロン設定温度180℃ ⇒ 髪の表面温度 約120℃
・160℃ ⇒ 約110℃
・140℃ ⇒ 約100℃
・120℃ ⇒ 約90℃
スルーの回数や速さで温度はかわってくんで。あくまで目安程度に
参考までに・・・
80℃〜90℃でCMCのガラス転移点
110℃〜120℃でケラチン自体にガラス転移点などと言われとる。
この転移点を頭に入れて施術をする。
140℃になったら毛髪から炭酸やメタン、硫化水素などのガス(気体)が発生し、縮毛矯正やデジの失敗の多くは熱が原因。
高温で髪を処理すると焦げて解けてまうけど、厳密には237℃で最終的なミクロフィブリルの変性点
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【 くせ毛 】
一般的にはクセ毛は遺伝と言われとるけど、詳細な原因はハッキリ解ってないやん。
食生活の変化でも、クセ毛に成るとも言われとるけど、立証するデータ無いやん
今現在、解明されてるのは・・・・
●毛胞部の歪み
クセ毛の毛胞部は、直毛の毛胞部に比べたら大きく曲がっとる。
毛髪は毛胞部の形に沿って、角化されるわけやん。毛胞が歪んどったら毛髪が頭皮表面に出て来る時に曲がらなしゃあないやん。クセの強弱もこの毛胞部の歪みによって決まんねん。
●毛髪の構造による歪み
毛髪の約90%はコルテックスやん。
このコルテックスに油に馴染みやすい『パラ』と、水に馴染みやすい『オルソ』の2種類がバイラテルラ構造を形成しとる。
人毛の場合は『パラ』が少し多く、このバランスが崩れると毛髪が歪みクセ毛になんねん
梅雨時に毛髪が膨らんでボリュームが出るのは、『オルソ』が水分を多く吸収した結果やね。
ようは、毛胞が形成される時に異常が発生して、毛根部が曲がるのがクセ毛の一番の要因やね。
毛根部の形、変形さすの無理やん。
坊主にした所で直せる訳ないやん
出生時、子供の時はクセ毛やったのに、成長とともに直毛に。
この場合は幼児期の毛胞はまだ不完全で、毛髪も柔らかいやん。
成長するために、毛髪よりも必要な部分が先に進化をとげ、それらが終了後、毛胞部に栄養が届いて活性化し、毛胞部の形が整うわけやね。
それから毛母が活性化し、キューティクル等が密になって毛髪が硬くなる事で直毛になったと考えられるんちゃう
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【 水洗後のPH 】
シャンプー台で水で還元剤を、極力もしくは完全に洗い流したとして、水のpHは7前後やから、洗い流した直後は7近くに落ちとるはず。
せやけど5分もしないうちにどんどん元のパーマ1剤のpHに引っ張られてまう。
これが怖いとこやねん
5分後は7.3前後 10分後は7.5前後 15分後は8.2前後
20分後で8.6前後 25分後で9.2前後
言いたい事はわかるやろ
後は自分で考え 
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【 シリコーン 】
感触向上には、シリコーンかカチオンポリマーこれに勝る物あるか
ノンシリコン商品、多々あるけどポリマー系はしっかり入っとるやん。
シリコンは嫌うけど、ポリマーはええんかい。ちゃうやん
内部補修を各処理剤でいっといて、外部にシリコーンもしくはポリマー。
シリコン、アカンアカン言うけど、いつの時代のこと言うてんねん
今のシリコーンは年々開発が進んどるから、
毛穴が詰まるとか、頭皮のアレルギーとか何年前の話やねん。
今の原料よう出来てますやん
アモジメチコンをエマルジョン化してジメチコンと混合する手法で、アモジメチコンを架橋の役割で、さらに質感向上するわけやん
シリル化のpptで言うたら、ポリペプタイドにシリコンぶち込んでる訳ちゃうけど、熱を加えることで脱水縮合が起こって分子量が大きくなって吸着して抜けづらくなるわけやん。
何で大きくなるか言うたら、熱処理をする事で隣り合うシラノール基中の水酸基(OH)同士が脱水縮合を形成し高分子化して皮膜形成して艶、光沢がでんねん。
そこに更により取れづらく、よりきれいに皮膜形成させる為にシリコーン等を更に付与して持続力をあげるために、するわけやん。
質感だけ求めんねやったら、高重合のジメチコンでコーティングこれで充分出るやん。
せやけど、ジメチコンだけの質感は求めて無いねん。
シリコン残留があるからパーマの掛りがわるい、カラーの入りが悪い。
確かに弊害あるかもしれへんけど、ごくわずかちゃうか
後日当て直ししたらあたるし、色も入る。
当て直し迄の間も、今迄どおりのシャンプー、トリート、オイル使う訳やし。
シリコンが犯人か
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【 シリコン除去 】
シリコン除去剤ドナイカナ
改善出来てんやったらええんちゃう。
シリコンだけ除去出来たらええねんけど、一緒に髪に必要な脂質も抜けてバサバサ、キシキシなるやん。それがシリコン除去出来てると思ってバサバサ、キシキシなったと思うてんやったら御自由に。
シリコン対策として、毛髪を中性〜アルカリでの処理で改善があるとも書いとる。
パーマやカラーはアルカリ側での施術が多いから、ビルドアップ状態でも、さほど気にせんでええんちゃうか
カラー剤内のシリコンやカチオンポリマーは、コンディショニング効果があるわけやん。
せやけど毛髪表面の高吸着というか、残留させて感触を向上させてるわけやん。
アミノ変性シリコーンや高重合シリコーンもどんどん進化しとる。
ポリオキシチレン系や炭化水素油(水添ポリイソブデン)等も極力ビルドアップせえへんように作られとるやん。
キューティクルが剥がれかけ、ささくれ、めくれ、この状態ならジメチコンを付与するだけで、キューティクルの保護、剥がれづらくする点でも有効やん。
傷んだ髪は親水化すると言うやん、これはパーマ・カラー特にカラー施術でキューティクル最表層の脂肪酸層であるF−layerは簡単に消失。
それでシステイン酸、ようはアニオン部が生成、さらにA−layer(A層)が露出することによって今度はノニオン部が生成する。
結果ダメージ毛は、親水化するなどといわれる訳やね。
このアニオン部の補修にはカチオン性成分が有効。
シリコーン付与だけよりも、このF−Layerの剥離によりカチオン性を持った原料は吸着性が高いやん。
プラスとマイナス。
強度を保つ為に付与するケラチンにおいても表面という意味では、アルキル化のものよりもカチオン化やで
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【 S100A3 】
毛髪内で一番最初にダメージすんのが、キューティクルやん
キューティクルのなかでもエンドキューティクル
一番内側の水をたくさん吸って、髪のみずみずしく保つ役目をしとる細胞。
この中にS100A3存在しとる。
ケラチン含有量はほとんど無いため、非常に弱い細胞で(パーマ、カラー)すぐ壊れ、パサパサ、ゴワゴワの原因。
S100A3にケラチン、シルク、コラーゲン等のタンパク質、CMC脂質を付与しても、多少向上はあってもやっぱり歯が立てへん
ケラチン質ちゃうのに、なんぼケラチンつけてもアカン。
S100A3の特効薬は資生○さんが特許取ってますわ
ツ○キにも入っとるけど極微量、せやけど入ってる以上は表示できる。
修復できんのか
わしはゴッソリいれる
こやつと固形化したケラチンを尿素30%
で溶解したアルファ型ケラチンのミックス、この組み合わせ最高 
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【 SS結合の再結合率 】
2剤処理後のSS結合の再結合率は75%やで
残りの25%はSH残基として残んねん
パーマでの痛みはこれが犯人ちゃう
SH残基を少しでも残さんように、クリープを用いて二次的結合をあげるわけやん
エアーやホットは良しとして、コールドも矯正もシッカリしやんとね 
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【 カラー毛、ダメージ毛は圧倒的なカルシウム量 】 新着UP 
ライオンさんが言うとりますわ
カラー毛、ダメージ毛のキシミ・パサツキ・ゴワツキは、毛髪の感触を悪化させる「金属イオン」の影響。カラーとかでダメージした髪は、各種「金属イオン」の中でもカルシウムの量が異常に多いねん 痛みの激しい毛先ほど多くなんねん。カルシウムの吸着が多ければ、髪も硬くなんねん。
日本の水道水中のカルシウム濃度は5〜30ppm
これがあかんねん
ダメージ毛は親水化しとるから、水道水中のカルシウムがその部分にイオン結合しよんねん。カルシウムはいらんから、いらん物は除去したらええねん。
要は何で除去するかや
酸でする
酸で結合を解離し除去。
酸の中でも弱酸性で安定性の高いヒドロキシ酸。
ヒドロキシ酸の中でもグリコール酸、これが高い効果がある。
ゴワゴワの感触を低減させ、なめらかさを向上。、「グリコール酸」配合のトリートメントを「ダメージ毛」に7回繰り返したら、“カルシウム”量は「ノーマル毛」の値まで改善されることが分かっとるらしい。
グリコール酸はケミカルピーリングに多く配合されとる。
古角質をはがし取ったり、にきびの殺菌・・・
毛髪のカルシウム除去にもええですわ
ライオンさんの特許では、質重量0.05〜3%が効果的
3%〜は逆効果、余計に髪を傷めるらしい
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【 S君 羊毛ケラチン? 】
ケラチンPPT 羊の毛から加水分解して非結晶性のマトリックスケラチン(ガンマ型)を採取。
その残りを尿素やSLS(ラウリル硫酸塩)・ラウラミのプロピオン酸Naなどの界面活性剤で溶解した結晶性フィブリルケラチン(アルファー型)。
マトリックス系3種
●ガンマケラトース
●エタノール溶剤の末端NH2を4級アンモニウム化し、アルキル化も併せ持つ炭素
の12番目のヤシ油脂肪酸を科学修飾させ、毛髪に留まり易く誘導体にした
ラウリルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン。
●アルキル化を持たないヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン。
フィブリル系2種
●アニオン界面活性剤のラウラミノプロピオン酸Naで溶解した
トリメチルカチオン化アルファーケラトース。
●尿素・SLS(ラウリル硫酸塩)で溶解したアルファーケラトース。
ここでのラウリルは、固形化したケラチンを溶解するのに必要。水で解けずらい
ケラチンは、髪にとっては流出しずらい。修復・吸着と言う意味でも優れてる。
髪に塗布後疎水結合が進み、熱や湿熱を利用してケラチンが吸着してしまえば、
水と一緒にSLSは流れる。
同じく尿素は髪の中に残り水分蒸発を抑制。
全然問題無し
高分子ケラチンはこの5種類
低分子ケラチンはヒートだけ。この低分子も無くてはならない一つ
それぞれに特徴あんで
邪魔くさいから、もう書くのやめ
経験 ・学習 、自分の目 と手 で確認を 
単品で使うより、色々な処理剤と組み合わせる事でもっとようなるで
ヘマチン必須やで
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【 石川さん 臭素酸と過水ですか? 】
臭素酸ナトリウム(ブロム酸ソーダ)NaBrO3 PH7前後 分子数151 ブロム酸濃度6%〜6.2%
過酸化水素水H2O2 PH3前後 分子数34 過水濃度 1.5%〜2.2%
◎臭素酸ナトリウム
臭素酸は飲むとフロムガスが発生して死んでしまうほど強烈な物質
せやけど髪や肌に付いてもアレルギー反応無し
やからメーカー側からしたら安全性が高い
ブロム酸は7分×2回とか10分×2回。過水は5分で終了。
ブロム酸のほうが濃度が濃いのに時間がかかる。
濃度は濃く分子数がでかいのもあるが、構造式にも訳があんで
ブロムの場合は切れたSS結合3個と臭素酸塩1分子が反応。臭素酸塩がSH基のHを奪ってSSを再結合。同時に臭素酸塩は臭化ナトリウムNaBrに変化する。
NaBr(臭化ナトリウム)と水分子(O3)3個に分かれて奪ったHが6個、NaBrが手放したOが3個は反応して水に変わる。H×6個・O×3個な訳やからH2Oが3個。
水素を奪ってSSを再結合させるためにH(水素)とO(酸素)が喧嘩してんねん
水素3人対酸素1人
酸素の方が分子数(16)が大きいから結局はやっつけんねんけど、1対3やから時間がかかんねん
★ブロムの注意点★
臭素酸塩はPHが中性以上で安定。中性以上では仕事せえへん。
2剤処理前には酸リンできっちり酸性までもっていけへんとSS結合の再結合が出来へんで。H(水素)を奪い中和が出来へん。中和が出来へんとSH基がそのまま残留。残留したら1剤のチオやシスのオーバータイムが進行する。
これが混合ジスルフィド。
SH残基が日に日に酸化システイン酸の異常酸化物を生成。
◎過酸化水素水
過酸化水素水がSH基のHを奪いSSを再結合。同時に奪ったHと反応して水分子が2個。奪ったHが2個。H2O2が1分子出来るから時間が早い。1対1で喧嘩が出来んねん
★過酸化水素水の注意点★
ブロムの逆で酸性で安定。アルカリ時に不安定。
2剤処理前に毛髪がアルカリの状態で塗布してまうと、H2O2が働きすぎてしまい過度に酸化。
焼き魚でいうと強火で焼いてしまって回りが焦げて中は半生状態
これもシステイン酸生成の元。
髪が痛んでアルカリに傾いてる時(ホームカラー)残留過水させると、どんどん焦げんで
後処理はしっかりとね
還元終了時点でのSHを2剤処理でHをいかにうまく、奪ってあげるか。パーマは1剤だけでもかかるやん。2剤無しでも。
せやけどダメージは日に日に増加
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友人・知人が聞いてくるので、この場をかりて・・・
【 納得 ・唖然 ・愕然 】
今迄、色々な処理剤,還元剤その他もろもろ使うてみて、それなりに納得はしたけど、自分が知らへんだけで他店ではものすごい物、使うてんちゃうか
っと思ったらなんか腹立ってくるし イライラしてくる
いろいろ探しとったらあんねんな〜 これが
日本は広いの〜
ものすごい社長、先生に出会えたわけですわ
もう〜すごいとしか言いようないですわ
まさしく納得 ・唖然 ・愕然
日々勉強 ・日々進歩・進化中 
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【伸ばしたいけど伸びへんねん】
ものすごい癖、伸ばしたいけど伸びへん
オルソ・パラのバランスを考えてもアカ〜ン
色々なメーカーの強いと言われる薬剤どれも弱い 
薬事法ギリギリ言うけど意味がわからん
ギリギリはベースの話やん
スペックだけ見たら確かに良さげ。 でも内容成分みたら保護剤・保湿剤配合。
今の薬事法の縛りだと、何かを配合すれば必ず減力。
どうしても一剤放置の時間がかかる
強い薬剤で短時間で流したい
理想は極力配合成分の少ない物。
ケラチン、コラーゲン、ヒアルロン酸、リピジュア・シリコーン。
はっきり言うて、いらんし邪魔
でも、ものすごい社長と出会い、処理剤・その他もろもろ、取引させて頂いています
チオ・ジチオ・モノエタ・キレート剤・セタノールのみのモノエタバージョン
どない こういうの理想
そして大好き
これに処理剤を好みで添加。
強い癖にはしっかり前処理して強い薬剤で短時間、自分の中ではこれが理想
だらだら軟化さすのはイライラすんねん
これでも伸びないかな と思ったら液体の最終兵器を投入 
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【徳島君!せっかくあんねんやったら使いこなそうぜ!!】
大活躍のヘマチン
動物の血液中に含まれる『ヘモグロビン』を基に科学的処理されたポリフィリン誘導体
本来の『ヘマチン』は、『グロビン』と結合して血液の主成分である『ヘモグロビン』を形成。
そして髪の主成分である『ケラチン』が血液の『グロビン』とよう似とる
せやから、『ヘマチン』を髪につけたら『ケラチン』と結合すんねん。結合した結果、擬似的に髪の成分を作り痛んだ髪を補修してくれんねん。
単品使用では、髪を修復する力あらへんで〜
せやけど、他の処理剤と併用したら強固な結合すんで〜
化学式で書いたら、C34H33FeN4O5 真ん中に鉄(Fe)を持ってる。
これが特徴
この鉄(Fe)が大活躍
★鉄はチオを封鎖する。
縮毛矯正1剤を塗布前、毛先に原液使用。ストッパーの役割。
チオは、鉄が大っ嫌いやねん
★消臭効果もあんで
鉄は銅や亜鉛と並ぶ二価金属イオンの1種。還元剤のメルカプタン臭の消臭効果 
★カラーの前処理としては、けっして表面には残したらアカンのやけど、グロスフィリン(鉄)の特性上、毛髪内にとどまりやすくメラニンの回りに鉄があると、2剤の過水による酸化分解で活性酸素を促進し、過酸化酸素の分解を早めてくれメラニン分解を促進。
せやから、カラーに限っては前処理は有りやねん。
せやけど、カラー剤を塗布する毛髪表面にヘマチンがあると酸化重合を起こし色が入らへんねん
ポイントは毛髪表面の残さない事やね
★カラーの乳化時にヘマチン(薄くてええで)を使用すると、カラーの酸化重合を大きくし抜けずらくなるために、褪色防止。
★架橋効果。
パーマ2剤前、後処理でS−S結合を早く強固に再結合。
鉄による触媒効果で2剤(酸化剤)の結合力を高める働きがある。
後処理では、原液使用で揉み込んでお流し(メルカプタン臭消去目的+再度再結合の強化)。
ヘマチンは基本骨格の中にビニル基を持ち、これがポリフィリン誘導体と言われる所。また鉄(Fe)を有するという特徴のほか、グロビンタンパクのヒスチジン残基も併せ持つのが大きな特徴
グロビンタンパクから切り離されたヘマチンは、毛髪ケラチン中のヒスチジンと結合。
さらに、ポリフィリン内に存在するビニル基とケラチンタンパクのシステインが結合するため毛髪に強く付着する。ヘマチンの基本骨格はダメージ部分の脆弱部(ぜいじゃくぶ)に吸着するから、他のたんぱく処理剤と上手く手をとり毛髪を修復してくれんねん 
選ぶポイントはヘマチンの鉄は水と比べると比重が重から、製品にした場合には水が上、ヘマチンが下に沈殿すんのが普通やん。
まったく分離せえへん商品があったら、活性剤の濃度は濃いと思うで。
ドロっとしとったり、粘度がついとったり、振ったら泡だらけとか。
活性剤の量が多かったら弊害あるやん。
髪に残したい物まで洗い流してまう可能性あるやん。
もちろんオススメあんで
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【パーマ施術での損傷の原因】
●毛髪からタンパク質やアミノ酸が必要以上に流失。
●1剤のチオグリコール酸が毛髪内で残留。
1剤のオーバータイムや酸化不足でおこる。混合ジスルフィド。
混合ジスルフィド・・・オーバータイムにより酸化剤が効かず中和できない。症状として長時間のチオ残臭、パーマのかかりにくい髪になる。
●2剤処理時に酸化しすぎてしまい毛髪内にシステイン酸を生成してしまう。
システイン酸・・・2剤後の長時間放置等で過剰に酸化された場合に生成される異常酸化物。毛髪のゴワつき・パサつき・脱色・褐色。
●後処理が不適切なためアルカリ除去しきれずランチオニンを生成。
ランチオニン・・・シスチンが硫黄原子を1つ失うことで生成。強アルカリのパーマ剤・カラー剤での施術時に毛髪内のSS結合が変化して生成される。混合ジスルフィド同様パーマのかかりが悪くなる。
こんな所でどうでしょうか
ついでに、 PPTの科学修飾
カチオン化・・・ペプタイドの末端アミノ基を4級アンモニウムカチオン化する事で痛んだ毛髪への吸着性を高める。毛髪に柔軟性を与え、帯電を防止。
アシル化・・・ペプタイドに各種脂肪酸を縮合させた物。シャンプーの洗浄剤に使用されとる。
エステル化・・・ペプタイドの端末カルボキシル基をエステル化。通常はアルコールで可溶化。
アルキル化・・・油性成分を結合させること。アルキル化したPPTは油性成分と結合することで、毛髪への吸着性が高まり艶と柔軟性を付与する。
シリル化・・・加水分解したポリペプタイドに3−グリシドキシプロピルメチルジヒドロキシシランを付加するもの。ようはケイ素(Si)の骨格を付与すること。ヒートアクティブ効果とは熱処理によりこのシランによるシラノール基同士が
高分子化・皮膜形成し、ツヤ・光沢を付与する。熱を加えると分子量が大きくなり、吸着性も高まる。
シリコーンレジン化・・・親水性物質と親油性物質といったような単純な組み合わせではなく、3種類の機能を融合させた化合物で、他に類を見ない特徴を兼ね備えた多機能性ハイブリッドポリマー。加水分解タンパク
質・疎水基・シリコーンと性質の異なる3種類の部位を分子内に持つ。この性質により例えば毛髪
処理剤に利用した場合、親油性である毛髪表面には疎水基とシリコーン部分が、パーマやブリー
チで損傷することにより、親水性になった毛髪表面には加水分解タンパク質の部分が吸着するというような、高い親和性や密着性を発揮し、効果的に毛髪を保護することが出来る。
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『Y君 低分子ケラチンどないかな〜』
低分子ケラチンと高分子ケラチンの違いは、疎水性の違いちゃうかな〜。
ケラチンは科学加工して低分子化したら、シスチンのジスフィルド結合を還元してもうて、架橋構造が無くなって水への溶解性が高まんねん。
中間処理時にウェーブ率上げよう思て使うたらアカンで
使わへんほうがウェーブ率ええねん
ダレるだけやで
ようは毛髪内の側鎖で一番強い結合が、徐々に低分子化が進みもろくなんねん。
高分子ケラチンはその点、心配いらんからええで 
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【こだわってる 全然こだわってへんねん 】
ここ最近「こだわってるね〜」連ちゃんで言われた
お客さんから言われたんやったら「そんな事やいですよ〜」一言で終了。
せやけど美容師から言われた
考えてもうた
こだわってるか、こだわって無いか言うたらこだわって無い
メーカーの還元剤、処理剤使用しててバージン毛の黒髪、問題無いねんけどダメージ毛がとにかく多いねん。そんなダメージ毛太刀打ち出来へんねん
健康毛に少しでも強度・質感・水分量近づけたいねん
そのためには毛髪の事勉強せなアカンし処理剤・PPTの特徴も勉強するし、ども場面での投与が効果的なのかも勉強すんで
毛髪を治療できる唯一の職業やで
来店時よりダメージさせず、少しでも修復させたいねん
当たり前の事してるだけやで
せやから「こだわってるか・こだわってないか」言うたらこだわってないねん
はっきり言わしてもうたらどこで妥協するかちゃうか
自己満足の世界やし
上には上の美容師おんで
くやしいやん ちょっとでも近ずきたいから勉強が必要やねん
一発でダメージ毛が修復できるPPT欲しいけど、そんな原料今の所あれへんやん
せやけど色々な原料を組み合わせて失われたものを付与して、より健康毛のような質感に戻す。これに現時点では全力投球 
こだわって無いねん 
普通やねん
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【 ヌルヌル 】
1剤お流しの時ヌルヌル
質感よくするためほとんどのパーマ剤にはシリコン類、保湿類、もしくは被膜形成できる成分が配合されとるからヌルヌル
カラー剤もそうやん。
シリコン類は薬剤の中やまたはアルカリを含む薬剤塗布前には必要あらへんし、入ってたらその時の手触りツヤ感は出んねんけど、数日後のダメージは使わへんかったときのダメージに比べ数倍大きくなるわけやん。
シリコンが絶対的に悪い言うてるんちゃうで
シリコンはあくまでも最後に使う物やん
矯正剤には保護目的でPPTや質感を重視するのであれば保湿剤が配合されろる。
せやからスペック通りでは無く、どんどん弱くなっとる。
コラーゲン・ケラチン・ヒアルロン酸などなど、
はっきりいって矯正剤には邪魔なわけやねん
今の薬事法の縛りでは何かを配合してしまえば必ず減力してまうねん。
必要な添加剤はこっちで投与するから、なるべくシンプルな薬剤が好みですわ。
探せばあんで。
強い薬剤は減力すりゃええねん
弱い薬剤を強くは出来へんやん
あと、こっそり入ってる共重合体液
たとえば塩化ジメチル共重合体液(表示名称:ポリクオタニウムー7)・アンモニウムとアクリルアミドの共重合体。
アクリルアミドこれちょっとだけ構造変えたらネイルのエナメルの基材。
シリコン悪く言っといてどっちが髪に悪いねん
シリコンやないと髪に残せないPPTもあるやん、それは別物
あとはジメチルシロキサン、メチルシロキサンなども共重合体液でこのような原料がパーマや矯正剤に添加されているとヌルヌルしよんねん。
このようなもの質感・手触りよくて好きやねん 
せやけど毛髪保護して薬剤塗布、中間で処理、そして最後にこれらを使うなら理に適ってると思うねん。これらの原料を最大限効果的に働かせることが出来て、すごく質感上がるし後にダメージにつながることないやん。
最後に使おうぜ、最後に 
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【 チオとシス 】
システインはカール形成が弱いなんていわれてるけど、それはごもっとも
でも実際にはシステインだけの還元剤ではほとんどカールは付けへんやん
システインの特徴として製造後時間と共に結晶化すんねん。
そこでそれを防ぐため安定剤というか、結晶を起こさせへんために薬事法上1%までチオグリコール酸の配合が認められとんねん。
シスの有効成分見てみ。
必ずチオグリコール酸配合されとるやん
せやからシスに配合しているチオグリコール酸の1%でカールをつけてるようなもんやで。
シスは傷まない
そんな事ないやろ
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【 ビビリ毛 】
ビビリも色々なパターンが考えられんねん。
強い薬剤によるもの
熱が加わって起きるもの。
または、使う2剤によって起きてしまった過酸化などなど・・・・・
パーマ時においても2剤処理の不適切で再結合が不完全やったら、SH残基として残ってまう。これが何らかの要因によってダメージを受けたらSH残基として毛髪内に残り酸化と共に構造が変わってしまう。徐々にシステイン酸の増加に繋がり、異常酸化物の生成に。
これが俗に言うランチオニン
強いアルカリ剤を使用して熱によるダメージも加わり硫黄の原子が一つ失踪。
硫黄の原子が単体のため本来側鎖として存在するシスチン結合の役目を果たせず髪の強度は極端に落ちてまう。
疎水の強い硫黄の原子が一つ足りないため親水性に変わり、水を吸いやすくなってしまい、水に濡れるだけで引っ張るとゴムのように伸びる。
パーマ1剤による還元作用が起きない毛髪に
還元剤により緩ませるSS結合は存在しない。
せやからこのような毛髪では物理上パーマはかからへんやん
この状態でのパーマ施術はそれこそ致命傷
ただ髪を傷めるだけ
完全に側鎖であるSSが存在しない。
強度のブリーチ毛や強い熱変性により起こる。
こうなると通常のPPTを使用したトリートメントでは回復は出来ない 
そこで失った硫黄の原子Sを擬似的に毛髪内に。
しかし毎日の洗髪により徐々にSは失われていく
そこで還元剤を使ったトリートメント 
少しでも長持ちする工夫は施術次第。
毛髪内にはさまざまな結合が存在すんねん
パーマはその中の一番強固なシスチン、頑固な硫黄の結合に作用させんねんけど、傷んだ髪はこのSSが減少、せやからパーマ1剤の還元剤が作用するわけあらへんやん
SSが減少している髪にいくら良質なケラチンを投与しても毛髪内に留めることは難しく、還元剤のSH基を利用してSHを増やし、毛髪内でこのSHとケラチンのシスチンと結合、その後2剤処理においてSHのHを取ってあげる。
もうわかるやろ
薬剤によるダメージを受けた毛髪の内部はシステイン酸やランチオニンのどによる異常な酸化物が生成されてまう。本来S-Sとして存在しとかなあかんのにSHのままS-Sになれず毛髪内に存在しとんねん。
このSHがダメージを加速してしまう原因になっていることが多いねん。
なぜ還元処理か言うたら変性してしまった髪は細胞が身動きがとれへん状態
システインの残基同士が化学変化をを起こしシステイン酸が増えとんちゃうか。
要するに髪の内部で本来は、シスチンとして存在しとかなあかんのに結合する相手がおれへんねん。
ケラチンの有用性という意味ではこの相手の見つからないでウロウロしているシステイン残基とケラチン処理剤を結合させてあげらられば新たな結合を持つことが出来んねん。
結合をより強固にするためケラチン以外のヘマチンでったり、他のPPTも必要やで
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【 】
市販のシャンプー剤に入っていて髪の毛に良く無い物
極論で言うたら、よー無い物を入れるメーカーはおらへん思うで
市販品は効果を強く表現してまうから、髪に残りやすいポリマーを利用することが多くなる。
これは最初はええけど、何週間も使用しているうちに
髪ががさついたりバサバサするように、表面に付きすぎたら、パーマやカラーの施術を妨害するようになってくる。
また、ポリマーは根元のような新生毛に付着しやすいから根元だけが脂っぽくなって、パーマがかけにくいっていうトラブルも発生。
そこまで分かっときゃ、施術前に取りゃええやんけ
その後施術せえや
けっして悪いものでは無いと思うで
お薬やから状態が合わなければ悪いことをするというもあると解釈せなあかん
アミノ酸系の優しいシャンプー剤もかゆくなる人もおったら、石鹸系でフケがでる人もおるやん
頭皮の脂汚れがひどい人には洗浄力の強いラウレス硫酸系やオレフィン硫酸系の洗浄剤が合ってると思うで
ちなみに
ラウリルとかラウレスとかいう化学用語は炭素数12という意味で、ヤシ油系のものやと考えたらええねん。硫酸系というのは洗剤の油成分に硫酸基がついているものやから、危険物の硫酸とは違う物質じゃ。
硫酸ナトリウムって
これは温泉に行かれると効果効能の成分にとして書いとる。
市販の入浴剤の主剤や
ラウリル硫酸がアカン言う人もおるけど、今では市販のシャンプーには主剤では使われないものやけど、みんなが良く使てるのが歯磨き この主洗浄成分やねん。
もし、「危ない 」って今でも言うてる人に会うたら、歯を何で磨いているのか聞いてみたらええねん 普通の歯磨きで歯を何十年も磨いている人に「危ない 」って言われるのもおかしな話やで。
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【 両親媒性脂質 】
高いか安いかは使い側の価値観。
安いと思うで
CMC自体の組成は
セラミド55%
エステルを含むコレステロール25%
遊離脂肪酸20%
これに限りなく作られてる商品。
CUCMC/COCMCの中で55%を占めるのはセラミド。
パーマやカラーなどの薬剤に非常に弱いからCMC内のセラミドが奪われて、ラメラ液晶を崩壊。
セラミドに関しては水・お湯・油にもまったく溶解せえへんらしい。
セラミド配合商品。
液体の物では0.01%配合が精一杯。
クリーム状でも1%が限度。
やから効果も薄いんちゃうか。
こいつは違うで
ニッコウケミカルズのセラミド2・3・6Uを極限まで配合。
そのため硬い
硬いくらいが丁度ええねん
脂質の定義は常温で固体やから。
使い方は使い手しだいで幅広。
他のどんな商品よりラメラ構造をより強固の構築できると思う。
他社製品いろいろ使うたけどほんまにラメラ作れんの
作れたとしても強固な構築はそれでは無理でしょう
ジメチコン0.5%配合。
この量くらいやったら全然問題なし
付けて流しきったらもったいない
チェンジリンスで起こす
全然有り
コスト無視で作ったこの商品サイコー 
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【 システアミン 】
分子数が小さい
バカ言ってんじゃねえど〜
通常システアミン配合のカーリング剤は
システアミン塩酸塩(システアミンHCL)やねんから
システアミンに塩酸塩が付いとんねん。
システアミンだけやったら確かに分子数は76やねん。
せやけどシステアミンHClの分子数は112になんねんから小さいか〜
システインと同等ちゃうか〜。
システアミン塩酸塩(HCl) |
NH2-CH2CH2ーSH・HCl |
システアミン |
NH2-CH2CH2-SH |
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【 大好きです 皮膜 】
良く被膜は良うないってごちゃごちゃ言うとるけど、ツヤの無い傷んだ髪の質感をトリートメントで上げる際には被膜形成は必要ちゃうか
リピジュアもそうペリセアもそうやねん
なんで被膜形成が必要か
良う考えてみ。
傷んだ髪をトリートメントなどで質感上げるのに何が必要か
被膜形成して人工的に補わなければ質感は絶対に上がってけぇへん、ケラチンだって文献の効果は被膜形成になんねん・・・・・・
シリコンが代表例やねんけど、確かにシリコンを大量に添加したトリートメント剤は髪に対して弊害は生まれるけど、使い方次第ではテクスチャーの向上には欠かせないのが現実論。
使い方やで
ひと言で被膜って言っても大きな意味があんのが当然やし、
ケラチン・キトサン
最近では
ペリセア・リピジュア
で髪の内部を修復するってなんか矛盾してへんか
実際に理論だって考えてみても被膜を作ってあげるしか方法はないねんから
毛先にツヤのない髪ってキューティクルがあれへんやん
でもキューティクルは自分で再生できへんし、何らかの方法で人為的に付与しなければツヤは戻ってけえへん
それが
ケラチンやったり
キトサンやったり
ペリセア・リピジュアやったり
これみんな最終的に被膜でコーティング。
大好きです 被膜。
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【 脂質の定義は常温で固体 】
両親媒性脂質にも融点があんねん。
使うてる両親媒性脂質の融点は約50℃。
この融点よりー10℃低い温度まで髪の温度を上げたったら、
浸透し髪が冷えたとき脂質が固まり髪に吸着すんねん。
これも大手メーカーの立派な文献ですわ
この脂質がアルキル化されたPPTの吸着を促進するし、結果的に壊れてしまったCMCを補ってあげることが出きんねん
ただ付けて流すよりも脂質を融点近くまで上げてあげ浸透させる。
これパルッキーやないとでけへんか
一台はあんねんけど。。
縮毛矯正剤もセタノールベースなわけやん。
常温で放置するよりも40℃とか50℃に髪の温度を上げたったら時間短縮すんねん。
ようは脂質やねんから脂質の融点前後で初めて浸透性が出てきよんねん。
言うたら低温のまま使用しても反応時間が長くなるだけやど
脂質により融点がちゃうけど
セタノール
ステアリルアルコール
オクチルドデカノール あたりはほぼ50℃〜60℃付近。
せやから髪の温度を40℃前後まで上げたったら、パルッキーやのうても時間は短縮すんねん
40℃言うたら体温よりちょっとだけ高い温度まで上げればええねん。
スチーマーを1分間髪に噴射すれば一瞬でも50℃以上になるわけやから
両親媒性脂質を有効に活用するには、熱で脂質やPPTを溶媒すればええねん
パルッキーやのうても全然出来んねん
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【 バッファー酸リンス 】
酸リンスを使う場面
まず前処理ダメージ毛でアルカリ残量や金属石鹸の皮膜除去。
PHを急に下げんのは収斂作用が起こり、毛髪に負担がかかりすぎるのでアカン。
施術前やからPH落しすぎたら、その後の薬剤やPPTに影響すんで。
せやから気つけなアカンのは酸濃度、酸濃度やで
ひつこいようやけど酸濃度 
酸リンスをPHコントロールだけやと考えとったら、後日じわじわダメージが進行すんで
酸には色々あるけど、酸リンスの酸が
アルカリにどのくらい耐えられるかがポイントやねん
アルカリが髪に進入してきても、
跳ね除ける事が出来るのがバッファー効果のある酸リンス。
せっかく施術後にPHを等電点近くに持っていっても、
ちょっとのアルカリで酸が消えてもうたら酸リンスの意味があれへん
多少のアルカリ要因を跳ね除ける酸リンス、これが理想やねん
しかも酸性側にもアルカリ側いも働き髪を極力等電点引き戻す事ができんねん 
薬剤のPH調整にも使用。
これもかなりお気に入り
なんぼええ処理剤使うても最後のPHコントロールがおろそかやったら
ええ仕事は出来へんで
すげ〜、気に入ったぜ バッファー酸リンス
単にPHを下げるんやったら、クエン酸を買うて200ccの水に対して3本指でチョロリひとつまみ、これでpH4.5位になんねん。
それでええんちゃう、ごっつ安うつくで
せやけど後処理はキッチリ・カンペキにやろ〜ぜ
後日のダメージじわじわ来んで
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【 気に入ったぜ・シスアミ 】
pH8.9
水
システアミンHC
エタノール
トリデセスー20
香料
ペンテト酸5Na
.これだけ。
保湿系、保護系無し。
こういうのが好っきやねん 
まず、形状は無色透明の液体です。
今までのシステアミン、白く濁っている物しか見たことないけど、このシスアミは無色透明。
原料として発売されているシステアミン塩酸塩は元々無職透明やねんけど、白く濁ってるのしか見たことないねん。
初めて見たときは軽く衝撃
これには理由があって、システアミン塩酸塩の臭いの問題。
マスキング効果で臭いを押さえている訳やねん香料で。
でも、香料だけ添加したとしても乳化というか液体を安定させることができず、分離したり香料だけ固まり小さな塵のような固形物が出てきよんねん。
これを防ぐため皆カチオンなどの界面活性剤を香料とほぼ同量添加します。
それで白く濁ってしまうわけやねん。
せやけどこれ無色透明。サロンのシスアミ確認してみ
絶対白色しとると思うで。
残臭の問題、今までのシスアミで一番無し。
さらにシステアミン濃度が5
5やで5
現実こんなんがあんねん。。
製造元がパーマネントウェーブ協会に加盟しとったら、こうはいかんやろ
このシスアミを酸リンスでPH調整したりPPTとか両親媒性脂質入れたり、尿素誘導体で割ったり、使い方が幅広い。
やはり、技術者が今までの経験と知識をもとにお客様の髪質に合わせて調整する方がはるかに仕上がりが良えし、シスアミのええとこ、最大限ひきだしとる 
気にいっとる
エエワー 
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【 前処理 】
パーマもカラーの前処理も、基本は施術によるダメージを最小限にするために使用。
特にキューティクルの保護
ただし、せっかくするんやったら、きれいに染めたいし、褪色の防止などの効果も欲しい
ウエーブのかかりを良くしたいとプラスアルファを求める。
発色に関してはほとんどのPPTは発色を抑える働きすんで
せやから、カラーの場合は付けすぎに注意せなあかん 
アルキル化タイプは発色を邪魔あんまりせえへんけど、多く使うたら邪魔すんで
過酸化水素によってカラーが重合するときに、染料中間体のジアミン類はプラスの電気を持ってるから、お互いが結合して大きくなってまう。
プラス電気はマイナス電気と引き合うと思う。
せやからPPTの多くはマイナスやから、染料中間体同士が結合して大きくなる反応を邪魔してまう。PPTはマイナスの電気がすくないものが邪魔せえへんけど、低分子はマイナスが多くて邪魔をしてまう。
高分子も低分子よりは少ないけどマイナスを持ってる。
混合するとPPT同士でプラス・マイナスを打ち消しあうので混ぜたほうが邪魔をせえへんと思うで。
せやからアルキル化であれば邪魔をしにくいと思うで。
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【 白髪が生えてくるとかゆくなる 】
かゆかったら爪たててゴリゴリ掻いたらええやん
白髪が生えてくるとかゆくなるのではのうて、痒くなるところから白髪が生えてくんねん。
毛根の血行が悪うなって細胞が死んねん。
そうなると、サイトカインという危険報告物質がでて「痒み」を感じさせんねん
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【 代表的なアルカリ剤 】
アンモニアNH3分子数17
弱いアルカリで揮発性が高い毛髪内部に残ってもそれほど長く残る事は無いので毛髪のダメージが少ないが揮発性がある為刺激臭が強い。
通常ウェーブ剤には0.7?0.85%程度使用されている。
分子量(粒の大きさ)が小さく、低濃度でPHが上がる。
膨潤率は非常に高いが時間経過とともに弱くなるのが特徴。
モノエタノールアミンC2H5ONH2(61)
有機アミンといわれる不揮発性物質、微臭がある(弱いアンモニア臭)。
アルカリ性の強さはアンモニアより強く皮膚刺激はアンモニアより強い。
膨潤率は高いがアルカリ残留しやすい。
トリエタノールアミン(C2H5O)3N(149)
アンモニア、モノエタノールアミンより弱い有機アミンで一般化粧水にも使われる無刺激性のアルカリ、分子が大きくウェーブ剤に配合された場合作用が緩和される。
ノンアルカリ、低アルカリに注意が必要やで。
炭酸アンモン(NH4)CO3(96)や重炭酸アンモン(NH4)H.CO3(79)などのアルカリ剤を使用しているケースが多いねん。
こいつらアンモニアと炭酸ガスの結合した白色粉末水溶液にするとPH7.6?7.8の微アルカリ性を示しPHの低いウェーブ効率の高いウェーブ剤が出来よんねん。
せやけど、時間経過とともにPHが高くなり膨潤力が上がる。
癖毛用のウェーブ剤とか、ダメージ毛用矯正剤にに適してとる。
癖毛は、基本的に乾燥性やから薬剤の浸透が悪く膨潤率が低い為、低PH高膨潤のウェーブ剤が適しているという観点から配合されとるケースがあんねん。
ダメージ毛用とうたわれてる矯正剤も同じやで。
低PH、低アルカリだからと油断しとったら、サロンにいる間は良くてもお客様がお家に帰ってから時間とともに膨潤が進んで、ダメージに繋がってしまうというケースも想定されるやん。
せやから後処理もそれに合わせてせなあかんやん。
自分の所で使用するパーマ1剤の特性、または配合されている還元剤、アルカリ剤、知っとかんと後処理の使用がないやん
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【 一般的な還元剤 】
チオグリコール酸アンモニウム
還元力は強く揮発性が高く刺激臭がある。
(注)放置中キャップを外したた時、アンモニアが揮発してしまうのでテストカールでウェーブが弱いときなどは、さらに1剤を塗布する処理が必要。
しかし、施術後の残留アルカリ度は低いので、アルカリ残留による後日のダメージは少ない。
チオグリコール酸モノエタノールアミン
揮発性が低く刺激臭が少ない。
チオグリコール酸アンモニウムに比べ、アルカリ性がやや強く残留アルカリ度が高い。
システイン
膨潤度が低く還元力は弱いため髪が傷まないと思われている。
これは異臭も少なく、毛髪自体の損傷も低いため手触りも良い。
しかし粘性が高いため毛髪に残留する可能性が高い。
L-システイン、DLシステイン、アセチルシステイン等がある。
還元剤の特徴としてすべてSH基を持ってる。化学式で表すと

チオグリコール酸 |
HOOC−CH2−SH |
分子量:92 |
システイン |
HOOC−CH(NH2)−CH2−SH |
分子量:121 |
システアミン |
NH2−CH2CH2−SH |
分子量:76 |
チオ乳酸 |
CH3−CH(SH)−COOH |
分子量:106 |
システアミンだけは特殊構造。
(2−メルカプトエチルアミン)/塩酸塩の事で、分子内にアミノ基とチオール基を持つ特長ある化合物。処理剤を上手く活用する上で還元剤を絡めた施術は必要不可欠。
要するに、還元剤の定義はS-S結合を切断する上で
SH−HS、S-Sの間にH(水素を与え。還元終了した時点ではS-SにHが付いた状態(SH-HS)の事。
また、2剤により再結合させる上でSについたHを奪うという事ですわ。
「配合成分」を見て、最低限どんな特徴があるパーマ剤なのか分かったら、
施術の工程も、前処理、後処理、ダメージの進行性などの違いなどを把握しとったら幅が広がるやん 
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【 ストップ・ストッパー 】
ヘマチンでは還元しすぎた髪が元に戻ることねえど〜
でもそう思い込んでんちゃうか〜
縮毛矯正1剤を塗布し、毛先をビビらせたくないって時
原液を使用すれば軟化も止まんねん。
チオは鉄が大嫌いなんやねん
せやけど、還元反応は止まっても過膨潤までは止められへんど〜
ストッパー商品もある。
これは、ほぼ酸リンス・クリーム状の
チオグリコール酸は、pHが低くなればそれだけ反応は鈍くなんねん。
せやから1剤塗布前に毛先などに塗布しておくもの。
他店で、還元しすぎてしまってオーバータイムを起こしてしまとっる毛髪には意味が無い。
また還元不足、軟化不足が起きてしまう。
オーバータイム起こしてボッワっとなっとる毛髪 やっぱり還元剤必要やねん
そんな毛髪なおしたいねん
なおさなアカンねん 
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【ケラチン依存症 】
修復剤としてのPPTは、ケラチンがすべてみたいな事言うてアホちゃうか
ケラチンだけやったら毛髪の修復でけへんやん
なんぼええ高価な高分子ケラチン単体で使用しても、毛髪の強度言うほど上がっとるか
手触りも良くなっとるか
なってんのやったらそれでええんちゃうか
ダメージ修復に高分子ケラチンは必要やと思うで 
特にランチオニンのダメージを起こしている毛髪には非常に有効やと思う
せやけどケラチンだけやったら絶対に修復効果は望めへんやん
ケラチン
キトサン
シリコーン
シルク
両親媒性脂質その他にもろもろを適所に効果的に使うて、やっと手触り、強度も出てくるもんちゃうか
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【?】
カラーの開発者、メーカーはどのようにカラーの色ほ決めてるか考えたとき、ダメージの少ない中身の詰まった良い髪における発色を基本としてると思う。
せやから、親水・疎水のバランスが取れた髪であれば、メーカーの狙った色に染まると思う。
前処理はバランスのとれた髪にする作業やで
髪にはPPT・CMC・NMFなどの低分子などのバランスが大切で、ダメージした髪をメーカーが狙った色に発色させる為には、PPTもオイルも低分子の保湿成分も必要やと思うで
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