OB仲間の鳥見のたより

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鳥見のたより(2009年10月〜12月)

丹沢周辺探鳥行
丹沢
[12/29 丹沢湖] 上田、大塚
クマタカが神尾田と玄倉の中間の辺り、南から北へゆっくりと飛んでいくのを 観察できました。
[12/26 宮ケ瀬、札掛]
 上野N、大場、川島(武)、高野T

宮ケ瀬の早戸川林道でベニマシコ、ウソ、ノスリなどを観察後、札掛に移動。 クマタカが遠くの木にとまっているのを見つけたが、カラスにちょっかい を出されて飛び立つ。その直後に車の前にヤマドリのオスが現れるという幸運 に恵まれた。

[12/20 札掛、宮ケ瀬] 高野T&S
札掛の養魚場で木の枝で休むムササビを、塩水林道で丹沢では珍しく白い 毛のカモシカを観察。早戸川林道ではオオタカ、ミヤマホオジロ。
[12/19 丹沢湖] 高野T&S
世附川でクマタカ2羽がディスプレイ飛行、中川温泉よりの湖面でヤマセミ2羽、 ハイタカを3回のほかミサゴ、野生化したカナダガン2羽も観察。

[12/27 横浜・寺家] 高野S
ふるさと村を歩き回り42種を観察。久しぶりにイカルチドリが 出て、オオタカが電波塔に陣取り、ビンズイ(4羽の少群)、タヒバリ ルリビタキ、ジョウビタキ、ツグミ、シメ、カシラダカ、アオジなど 一通りの冬鳥は真近で見られました。

[12/24 八国山] 奥村
柿の実をついばむムクドリの群れの中に アオゲラが混じっていました。 虫の他に柿の実も食べるのにビックリです。

[12/20 逗子・二子山] 上野N
長柄交差点から林道入口までの空が開けている間でオオタカ、ツミ、ノスリ(写真)と ミサゴ、トビ、ハイタカのタカ類6種が出ました。ツミ1羽の他は全て複数でした。
主な冬の鳥はルリビタキ、ジョウビタキ、ツグミ、キクイタダキ、アオジ、 シメ、カケスなど。

[12/20 三番瀬] 大場
昨日から来ているというコクガン一羽と、ヒメハマシギ若♀と思われる シギを見ました。
[12/6 三番瀬] 大場
潮が高すぎシギチは殆ど居ませんでしたが、シノリガモのメス型 とビロードキンクロが各一羽いました。

[12/6 鎌倉周辺] 上野N
好天のなか稲村ガ崎海岸と、鎌倉駅から鎌倉宮・獅子舞経由で天園を越え、 散在が池公園まで歩きました。海岸ではカンムリカイツブリ、イソヒヨドリ(写真)と ミサゴなど、鎌倉宮の手前でトビに混じりノスリ1羽、谷戸でルリビタキ♀、 散在が池にオシドリ12羽など、34種を観察。

[12/4 アメリカヒドリ] 川原林
大和市鶴間の「泉の森公園」の池にアメリカヒドリ♂1羽がいました。 小さな池ですが、冬季水鳥はカイツブリ、バン、オオバン、カルガモ、 マガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ が必ず見られ、一昨年はヨシガモも越冬しました。

朝日池
[11/28-29 朝日池]
 上野N、大場、川島(武)、川島(俊)

新潟県の朝日池、鳥屋野潟、福島潟の3ヶ所を廻りました。 朝日池ではハクガン31羽、シジュウカラガン(亜種ヒメシジュウカラガンと のこと)1羽、ヒシクイやマガンのほかコミミズクも。
鳥屋野潟ではトラフズク5羽。 福島潟でもヒシクイの小群に混じって飛ぶ1羽のハクガンなど、今回はガン類4種、 カモ類8種、タカ類5種、ミミズク類2種などで合計53種を見ることが出来ました。

[11/21 東村山・八国山] 奥村
久し振の八国山は、まだ冬鳥には早いようですが、木々が色付き始め 枝にふつうの鳥のようにとまるコゲラや、駅に戻る途中、真上を低空で通過する オオタカに出会いました。タカは、カメラを構えたときは八国山の手前辺りまで 遠ざかり3〜4回旋回。
[11/23 東村山・八国山] 奥村
今日の八国山は、オオタカの飛翔は空振り。見た鳥は、 ハクセキレイ、キセキレイ、ジョウビタキ、カルガモ、ヒヨドリ、コサギ、モズ メジロ、アオゲラ、コゲラ、コジュケイ声、キジバト、シジュウカラ

白子鳩
[11/22 シラコバト] 大場
シラコバトを求めてあちこち走り回り、 10/31は利根川運河や江戸川、北越谷・岩槻を、 11/8は東武動物公園の周りを探しましたが全く駄目。 そこで今日は東武動物公園の中でバードドーム(檻)に出入りして餌を食べる シラコバトにやっと会えました。動物園で野生のシラコバトとは・・

[11/21 横浜・舞岡公園] 上野N
午前中、横浜の舞岡公園に行ってみました。ヤマシギ・アオシギ・ アリスイで知られますが、まだ冬鳥は数が少なく、ジョウビタキ1、 カシラダカ2、シメ1、アオジ1(他に声)程度。写真屋情報では、 アリスイは昨日見られたとか。
カイツブリ・カルガモ・コジュケイ・キジバト・カワセミ・コゲラ・キセキレイ・ ハクセキレイ・ヒヨドリ・モズ・ジョウビタキ・ウグイス・ヤマガラ・シジュウカラ・メジロ・ ホオジロ・カシラダカ・アオジ・シメ・スズメ・ハシボソガラス・ハシブトガラス (22種)

[11/15 境川遊水地] 上野N
カモ類を見に行きましたが、まだマガモ30、カルガモ、コガモ20、ヒドリガモ2 程度でしたが。その他の水鳥はカワウ、バン、オオバン、カイツブリ、コサギ、 アオサギ、イカルチドリ、イソシギなど。イカルチドリは10羽以上が集まって いました。チョウゲンボウも近くを飛んだのですが、物すごく高くまで飛んだ ところでやっとシャッターが切れました。

[11/12-14 佐渡のトキ]
S42卒同期12人で、近辻道子さん案内のもと、新穂の10羽や 羽茂の2羽等、少なくとも15羽を観察出来ました。 これは我々の到着20分前に飛び立った相川の1羽を除き、 島内で所在が確認されているほぼ全ての個体です。 特に昨年放鳥の羽茂の#6(殿下)と#11(イケメン)は、夕暮と 早朝に2羽仲良く採餌する姿をゆっくり観察できたほか、 夜明けと共に塒を飛び立つ姿も見ることができました。
詳しくは[同期旅行2009・佐渡]参照。

[11/8 蕪栗沼] 真柳
各駅停車の車窓から既に雁行が見られ、改札口を出ると雁の声が降り注いで来ました。 今日のマガンは主に沼の西側の乾田で採餌。ヒシクイは沼の中で休息。オオハクチョウは白鳥地区や「冬水田んぼ」で採餌。
カモやキジバトは警戒心が非常に強く、近寄らせてくれません。
この日の最高気温17.5度。冬支度の体はすっかり汗をかいてしまいました。
瀬峰駅07:00>蕪栗沼>切伏沼>14:10田尻駅
カイツブリ、ダイサギ、アオサギ、マガン、ヒシクイ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、ミコアイサ、トビ、ノスリ、チュウヒ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、キジ、オオバン、タゲリ、ハマシギ、ツルシギ、キジバト、カワセミ、アカゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、アカハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(51種)

[11/7-8 丹沢登山]  上野N
ヤビツ峠から塔の岳に登り尊仏山荘に一泊。鍋割山経由で大倉に下りました。 天候も紅葉もまずまずで、鳥は、鍋割山でゴジュウカラの群を見たほか、 ルリビタキを何度も見たのと、シカが多数居て山小屋の後ろに大きな角の♂が 一頭寝そべっていました。
(出た鳥) オオタカ・ノスリ・キジバト・アオゲラ・アカゲラ・コゲラ・ハクセキレイ・ヒヨドリ・ルリビタキ・ウグイス・エナガ・コガラ・ヒガラ・ヤマガラ・シジュウカラ・ゴジュウカラ・メジロ・ホオジロ・アオジ・ウソ・イカル・カケス・ハシボソガラス・ハシブトガラス(24種)

ジョウビタキ
11/7 ジョウビタキの枝?渡り 高野T
我が家(中野区)のベランダから見えるTVアンテナは、ジョウビタキのお気に入り。 ヒッヒッと鳴いているのを観察していると、突然ツツーとアンテナ上を横走りに 先のほうに移動。
突然だったので1枚だけ撮れたのがこの写真。
早くて肉眼では分かりませんでしたが、うまくバランスをとりながら脚を動かしているようです。

冬鳥到来
ジョウビタキ
10/22 日比 静岡市の自宅の庭で♂。
10/22 高野T 中野区の自宅で。写真の♂は24に窓から。
10/24 上野N 箱根矢倉岳の麓で少なくとも6羽(下写真)
10/24 高野S 自宅(横浜・鴨志田)の庭先&ふるさと村のピラカンサスに♀

シメ
10/24 高野S 横浜市寺家ふるさと村のヒマラヤスギのテッペンでシメ♂がキチッキチッと鳴いていました。
ツグミ
10/29夕刻 高野T 中野区の自宅上空で声。11/7ようやく居ついたようで姿も。
11/7 寺家ふるさと村の冬鳥 高野S
冬鳥も賑やかになってきており、コガモ、アオジ、ジョウビタキ、シメに加え、 今朝の探鳥では、マガモ、ビンズイ、シロハラ、カシラダカが姿を見せました。

[10/24 箱根・矢倉岳] 上野N
麓の村に今冬の初めてのジョウビタキと小川でカワガラスを観察。 山頂で11時頃から渡り残りのタカを待ったものの、下り坂の天候に 1時間ほどで下山。
アオサギ・キジバト・コゲラ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・ヒヨドリ・モズ・カワガラス・ジョウビタキ・ウグイス・エナガ・ヤマガラ・シジュウカラ・メジロ・ホオジロ・カワラヒワ・イカル・スズメ・カケス・ハシブトガラス (21種+ガビチョウ)

[10/19 佐渡のトキ] 近辻(道)
新穂地区では昨年放鳥のNo.01,No.09が居ついていましたが、これに 第2回放鳥の鳥たちが加わり、次第に群れで塒をとることが多くなって きています。

[10/18 ムクドリの塒入り] 奥村
今日17時頃、自宅(小平市)近くの竹薮に帰還する ムクドリの群れです。頭上を通過する時は迫力満点です。 窓を開けていると夜遅くまで騒いでいる声が聞こえます。

[10/17 奥多摩・川苔山] 真柳
季節柄確認種は留鳥だけ。山栗や団栗が実り、カケスが大騒ぎ。 カモシカの親子も10m強の距離でばったり遭遇。久しぶりにヤマドリの雌を目撃。
鳩ノ巣駅(H320m)07:20→川苔山(H363m)→15:30川井駅(H260m)
トビ、ヤマドリ、キジバト、コゲラ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、 ガビチョウ、ウグイス、エナガ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、 スズメ、カケス、ハシブトガラス 以上19種

[10/11 高麗山] 上野N
支部の探鳥会で大磯駅近くの高麗山へ。 ミサゴ、トビ、オオタカ、サシバ、ノスリ、ハヤブサのタカ6種を記録。 エゾビタキやカケスも見られました。

舳倉
[10/3-5 舳倉島] 大場
本邦2回目というマミジロノビタキが30m程先の松に短時間留ったところに遭遇。 英国人のCooper夫婦が一週間ほど前に発見したそうです。 更に海岸の岩場でチャキンチョウ♀型を真近で観察、ツメナガホオジロが番で居ました。やや時期尚早で観察出来たのは58種。

[10/4 神代植物公園でサシバの渡り] 大塚
バードハウス展の担当で行った際に、好運にもサシバの渡りを観ることができました。 雨天が続いた後の久々の青空で、9:50分頃にかなりの高空をおよそ50羽が南西方向に 向かって渡って行きました。奥多摩地区は別として、都内の平地でこれほどのサシバ の群れは珍しいです。 とっさの出来事でカメラを取り出す間もなかったのはとても残念でした。

[10/1 青梅・吉野梅郷] 井上H
奥多摩支部のタカ渡りの定点観測に参加し、3時間ほどの観察でサシバ60、ハチクマ5〜10のほかに、 オオタカが1羽横切りました。
梅園から二俣尾駅に向かう途中の橋から 多摩川を見下ろすと トビに驚いたカワセミ、カケスと オシドリ♀(写真)が飛び出しました。

[10/1 東京・中野] 高野T
久しぶりの青空に誘われて江古田の森公園に行くとエゾビタキが2羽。
最近は哲学堂近くの妙正寺川にもときどきカワセミが現れます。

鳥見のたより(2009年 7月〜 9月)

[9/30 佐渡・トキ放鳥] 近辻(道)
29日の第二回目の放鳥以来、早朝から定点観察に出ています。 初日は加茂湖でしたが、放鳥トキは一度も見られず、昨年放鳥の No1と9が豆粒位の大きさで飛んだ姿を一度だけみました。 この日放鳥されたトキは、2005年生まれ♂(No19)と2008年生まれ♂(No28)の2羽が 飛び立ちました。
今回はマーカーでのペイントは初列風切羽の3枚だけで、 換羽の時期で抜けたのが多く、個体の確認が非常に難しいです。
9/30も朝5時から17:30まで実家(新穂)の屋上で定点観察。 11羽もケージ から飛び立ち、残り7羽になりました。
(写真は放鳥トキ:酒川善一さん9/30撮影)

伊良湖岬
[9/26-27 伊良湖岬] 上野N、大場、川島(武、川島(俊
26日は早朝6:40にハチクマが3羽飛んだが、次に現れたのは8時に サシバ30ほど。その後12時頃までほとんど途切れずサシバが渡り、 その間にハチクマ、ノスリ、オオタカ、ツミが渡って行き、 地付きのハヤブサとミサゴと、計8種のタカを観察できました。
午後は、汐川干潟方面に向かい、途中馬草海岸に寄り、かなり遠方 のポールの上で羽繕いをしているオオアジサシ1羽をようやく発見。
汐川干潟と近くの通称貯木場でシギチを探しましたが、数も種類も少なく、 ケリ15羽ほど、ダイゼン、トウネン、ハマシギ、メダイチドリ、 タカブシギ、キアシシギ、イソシギ、ソリハシシギ、セイタカシギの10種。 カモが飛来しており、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、 ヒドリガモ、オナガガモを記録しました。
翌27日は、馬草海岸のオオアジサシ、汐川のシギチとカモを見たあと、 三番瀬にヒメハマシギの情報に、船橋まで行きましたが見られませんでした。 (写真:ハチクマ、サシバ=上野、ケリ、オオアジサシ=大場)

[9/25 中軽井沢] 井上H
星野温泉近くの友人の別荘に泊まった朝9時半 青空の中にノスリ4羽が舞い始め、 その中の2羽が急接近して空中でぶつかりそうになりました。 撮った写真をみると一寸意味深の感じでした。(写真左下)
夕方 梢のてっぺんにエゾビタキも姿を見せました。

[モズの高鳴き]
10/3 鎌倉市岡本。(上野)
9/23 平塚23日に高麗山、花水川。(上野)
9/20朝6:30頃、西鎌倉を散歩中に聞きました。(園部)
9/20 逗子市の二子山で聞きました。(上野)
9/20 甲斐大泉高原で盛んに鳴いていました。(高野)

[9/23 八柱霊園] 上野(晶)
墓参に行ったところ、早くもエゾビタキが(3羽以上)来ていました。 またこの日、市川の自宅を出た途端にチョウゲンボウが目の前を横切りました。

hitaki
[9/20二子山,9/23高麗山] 上野N
二子山(逗子市)は快晴でタカ類は、オオタカ、ハチクマ、サシバ、ノスリ、トビを観察しました。 ハチクマは頂上に着いた時に頭の上を飛んで行きました。
高麗山は頂上の展望台の上で9:30から1時間半粘りましたが、サシバが1羽飛んだだけで、 どうやら山の左右を飛ぶ個体が多いようです。高麗山は大磯の照ヶ崎に通うアオバトの 群が次々に飛んでいき、キビタキ♂♀、エゾビタキ、コサメビタキも観察でき、モズがかなりの数来ていました。

THAI
[9/19-20 タイ] 真柳
出張の週末、古い鳥友カモン夫妻とカオヤイNP近くのサブサダオ、サケラットに。 雨季でも天候に恵まれ、のんびりとした鳥見で見た鳥は43種。 アカモズやメボソは冬鳥の走り。サケラットのシマハッカンは少なくも5個体以上を近距離で見れました。写真は雄ですが、雌もなかなかに美しい鳥です。
観察種(SabSadao, Sakaerat:9/19-20):
チャバネサシバ、セキショクヤケイ、シマハッカン、ベニバト、ダルマインコ、ヒメカッコウ、オニクロバンケンモドキ、オオコノハズク、インドコキンメフクロウ、オオハリオアマツバメ、インドカンムリアマツバメ、ミドリハチクイ、チャガシラハチクイ、インドブッポウソウ、セグロコゲラ、コモンアカゲラ、ズアカミユビゲラ、クロカンムリコゲラ、コチャバネヤブヒバリ、オニサンショウクイ、ヒイロサンショウクイ、オオモズサンショウクイ、コシジロヒヨドリ、キビタイヒヨドリ、メジロヒヨドリ、アカモズ、セアオモズ、クロノビタキ、マミハウチワドリ、メボソムシクイ、コサメビタキ、マミジロオウギビタキ、チャバラゴジュウカラ、アカハシゴジュウカラ、ハシブトハナドリ、セアカハナドリ、キバラタイヨウチョウ、ムラサキタイヨウチョウ、ズグロコウライウグイス、カケス、ヘキサン、チャイロオナガ、ハシブトガラス (43種)
他にHOTEL周辺や空港で:
コサギ、スキハシコウ、セイタカシギ、チョウショウバト、オニカッコウ、アジアヤシツバメ、ヒマアマツバメ、シキチョウ、イエスズメ、スズメ、カバイロハッカ、オオハッカ(12種)

HoneyBuzzard
[9/19 白樺峠]  高野(凱&澄)
好天が続いたためかサシバのピークは過ぎたようで、ハチクマの姿が目立ち ましたが、ノスリやオオタカ、ツミと、ここでは珍しいクマタカも近くを飛 んでくれました。でも下界は晴れでも峠は曇りがちで、青空バックで撮れたのは ハチクマだけ。
途中で観察を切り上げて、タカの行き先と思われる野麦峠に行ったところ、 案の定、到着直後にハチクマ1、サシバ2が稜線を舞っていました。

[9/13 白樺峠] 上野(晶)
2年連続夫婦で白樺峠へ。大雨の翌日の快晴=これ以上無い条件と思ったのですが、 ハチクマとサシバ、それにオオタカ?合わせて20羽ぐらいが渡っていっただけでした。

[9/11-13 八戸-苫小牧-大洗航路] 上野N,大場,川島(武)
この時期だけのミズナギドリ類に期待したものの、唯一のハイライトは 下北半島沖で見た1000羽を超えるオオミズナギドリの大群くらい。 観察できた海鳥は12種のみでした。
オオミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、ハイ イロヒレアシシギ、アカエリヒレアシシギ、トウゾクカモメ、セグロカモメ、 オオセグロカモメ、ウミネコ、ミツユビカモメ、アジサシ、ウミスズメ 

[9/6 船橋海浜公園] 上野N
朝6:50現地着時は満潮でシギは少なく、8時頃に干潟が現れると 、ミユビとハマシギ、メダイチが現れ、特にミユビは100羽ほど。
数が多かったのは トウネン250程度で、その他のシギチは数羽の単位で、大型シギはオオソリだけ。 矢張り今夏はかなり少ないようでした。
出たシギチは、メダイチドリ・ダイゼン・キョウジョシギ・トウネン・ハマシギ・オバシギ・ミユビシギ・キアシシギ・ソリハシシギ・オオソリハシシギの10種

[9/5 鎌倉市岡本] 上野N
月1度の家周辺の鳥見。特筆はオオタカで,、トビが3羽飛んでいる 後ろから真っすぐに現れ、そのまま上空を横切っていきました。  オオタカは午後に行った久里浜の植物園でも見、タカの移動が始ま ったようです。
カワウ・コサギ・アオサギ・カルガモ・トビ・オオタカ・イソシギ・ キジバト・カワセミ・アオゲラ・コゲラ・ツバメ・ハクセキレイ・ヒヨドリ・ イソヒヨドリ・シジュウカラ・メジロ・カワラヒワ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラス ・ハシブトガラス(22種)

[8/23 神奈川県内のシギチ]
 上野N,大場
  海老名の休耕田でコチドリ15、ムナグロ30±、タカブシギ3を見たのち、 相模川の相模大堰と寒川堰でコチドリ、キアシシギ、イソシギとアマサギ を含めたサギ類を観察。
馬入水辺の楽校でこの時期には珍しいカンムリカイツブリ夏羽1(写真) を見ましたが、シギチは最後の多摩川河口でもキアシ3、ソリハシ1、イソ1だけ というさびしさでした。 大場氏とは8/30の支部の東京湾シギチ・ツアーに参加し、三番瀬や谷津干潟などを まわりましたが、シギチの数は少なめでした。

[8/23 小櫃川河口] 真柳
素直なシギ・チ達が出てくれましたが、アジサシ類は全く見られず。若ハヤブサがカワウを襲いましたが失敗。 葦原にはツバメが沢山入っています。照りつける太陽の下、手や顔は真っ赤。
カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ、キジ、シロチドリ、メダイチドリ、ムナグロ、トウネン、アオアシシギ、キアシシギ、イソシギ、ソリハシシギ、ウミネコ、キジバト、カワセミ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、オオヨシキリ、セッカ、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (36種。7:15-12:35)

[8/13,16 玉川上水の蝶]
延べ4時間クサギの花の下でねばり、ようやくナガサキアゲハが来てくれました。 加えてツマグロヒョウモン・アカボシゴマダラと温暖化で北上する南方の蝶3種 のそろい踏みでした。 奥村

[8/7〜11 道北] 高野(凱&澄)
利尻礼文サロベツと道北を回りました。繁殖が遅めのエゾ・シマ・マキノのセンニュウ3種やアカエリカイツブリの子連れには出会えましたが、道北ならではのツメナガセキレイは1度だけ。でもシマリス、イタチ(移入)、オオアシトガリネズミ(死体)、キタキツネなどの獣は間近で観察できました。

[8/6 フィリピン・マキリン山] 真柳
雨季のフィリピンへ2回目の出張。地元ガイドとマニラから1時間強のマキリン山へ。 森林,草原,渓流,水田と多様な環境の中、時折のスコールと強風の天候でしたが、何とか32種を確認。初見は18種にのぼりました。 カンムリバンケンモドキはキジ雄顔の真っ黒なオナガ、アオオビカワセミは紺色のお腹のカワセミ。メガネムクドリは英名のハゲムクドリのほうがピッタリ。
ヨシゴイ、フィリピンクマタカ、フィリピンヒメハヤブサ、マミジロクイナ、ツバメチドリ、タカブシギ、ベニバト、チョウショウバト、ハイガシラヒメカッコウ、カンムリバンケンモドキ、ムジアナツバメ、シロハラアナツバメ、コビトアナツバメ、セレベスハリオアマツバメ、アオオビカワセミ、ナンヨウショウビン、ハリオハチクイ、リュウキュウツバメ、コシアカツバメ、カッコウサンショウクイ、オニナキサンショウクイ、チャムネヒヨドリ、マミジロシキチョウ、オニセッカ、フィリピンモズヒタキ、ゴシキハナドリ、シロハラハナドリ、スズメ、ハッカチョウ、メガネムクドリ、ヤハズカンムリオウチュウ、モリツバメ (32種)

スイス
[7/9 スイス・サースフェー] 小高
7/6出発で10日間ほどスイスを回ってきました。 サースフェーのレンクフルー展望台での氷河見学後、下る山道でアイベックス(現地名スタインボック)が観光客が少なくなった夕方、 お花畑の斜面に現われました。
♂成獣で人を恐れる様子はなく、その距離約20m。マーモットも同じ斜面で何家族も見か けましたが、こちらも警戒心はまるでなし。トガリネズミの死体も見ました。

[7/24夜〜26 三宅島]
上野N、石川、大場、川島(武)、高野T
川島(俊)さんの案内で、島内を巡りました。時季的にはやや遅く、多くの鳥 がヒナを連れていましたが、ウチヤマセンニュウ、イイジマムシクイをはじめ 固有種・固有亜種のほとんどを観察できました。
写真は大場撮影:左上よりアカコッコ、カラスバト、イイジマムシクイ、ウチヤマセンニュウ。 詳しくは、「OB探鳥2009」参照。

[7/12 箱根・金時山] 上野N
金時山に登ってきました。引っ越してから神奈川県内で見た鳥を記録していますが、今日はカッコウが加わりました。時期が少々遅く、観察したのは21種でした。
キジバト、カッコウ、ホトトギス、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、コルリ、ヤブサメ、ウグイス、キビタキ、ヤマガラ、ジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、カケス、ハシブトガラス  番外:ガビチョウ、ソウシチョウ

海燕
[7/3 銚子の海鳥観察] 大場
イルカクルーズ船を貸切っての海鳥観察に乗せてもらいました。 濃霧などで欠航が続き、三度目の正直で船は出ました。 一番の目的のアシナガウミツバメ(6/15頃から観察されているとの事) は11:20迄に5回見ました。
他にミズナギドリ類、クロアシアホウドリ、フルマカモメ、腰の白くない クロウミツバメや尾羽の凹部の形状の違うウミツバメも何度か見、イルカも 多数(60頭ほど)出ました。

鳥見のたより(2009年 4月〜 6月)

[6/25 銚子方面] 上野N、大場
濃霧で予定していた船が出ず、近くの飯岡漁港へ。 コアジサシ、アジサシ、クロハラアジサシの他にベニアジサシも1羽見ることが出来ました。
その後利根川流域のコジュリン公園で、コジュリン、オオセッカ、セッカ、オオヨシキリ、コヨシキリなどの葦原の鳥を見ました。

[6/19-20 夜の奥多摩・日原谷] 真柳
夜の山へ行きたくなり、日原谷へ。 天の川や双眼鏡の視野の無数の星々を楽しみ、哺乳類はタヌキ、サル、シカ。 もちろんフクロウ、ヨタカ、トラツグミ等の夜鳥も。 ただし、期待したコノハズクは聞けませんでした。
6/19 18;40東日原BS(H620m)->大ダワ分レ(H1090m)->(6/20) 8:45東日原BS
トビ、アオバト、ジュウイチ、ホトトギス、フクロウ、ヨタカ、アカゲラ、コゲラ、イワツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、カワガラス、ミソサザイ、トラツグミ、アカハラ、ヤブサメ、ウグイス、エゾムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、イカル、スズメ、カケス、ハシブトガラス(29種)

[6/19 ガビチョウ] 奥村
孫を連れて多摩動物園に行くと、園内のいたるところでガビチョウの声。 目の前の植え込みの中でうろちょろしていた2羽が歩道に出てきました。

[6/13,14 霧が峰,大泉,清里,北富士]
 高野(凱&澄)
甲斐大泉の八蝗山荘を基点に周辺を2人でまわりました。
13日早朝、蓼ノ海の林道でカモシカに遭遇。霧が峰では期待したレンゲツツジは 咲き始めで鳥はノビタキ、ホオアカ、ビンズイばかり。
長坂のオオムラサキもまだ早いのか飛んでいない。 清里の大門川沿いの林では、2箇所でノジコの囀りを聞くが、葉陰にとまるので姿は 飛んだ瞬間だけ。クロツグミやアオバトも鳴くが、ガビチョウ1羽の囀りも。
翌朝八蝗山荘周辺を探鳥。カッコウ、ホトトギスのほか、すぐ裏の林でジュウイチが 鳴くが、霧と茂った葉で探しあぐねているうちに移動してしまう。
昨年アカゲラが営巣した、山荘の庭のカラマツの穴を今年はコムクドリが利用中。 穴の中から聞こえるヒナの声に応えて、2羽でせっせと餌を運んでいた。
帰りに北富士演習場で、コヨシキリとオオジシギをしっかり見て、今回の〆とした。

[6/14 鎌倉市岡本] 上野N
5:10から約2時間、恒例の近所の鳥見。 今日の収穫は柏尾川の護岸堤防にいたアオバト♂。その前に大船観音の峰続き の林から声が聞こえました。この付近で見たのは初めて。
ほかに、大きすぎる魚を捕まえて困っているカワセミと、今年初めての子連れ のカルガモが撮れました。
カワウ・アオサギ・カルガモ・トビ・キジバト・アオバト・ アオゲラ・コゲラ・カワセミ・ハクセキレイ・ヒヨドリ・ツバメ・ウグイス・ シジュウカラ・メジロ・カワラヒワ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラス・ ハシブトガラス (20種)

[6/7-10 中国・大連] 真柳
大連への出張。100年前に榎本佳樹歩兵大尉がノガンやアカカシチョウゲンボウ を観察した面影はなく、毎朝5時前に起床し歩き回りましたが、観察種は11種。
キジ、ウミネコ、ツバメ、コシアカツバメ、シロガシラ、 イソヒヨドリ、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、コウライウグイス、 カササギ (11種)

[6/6-7 白馬山麓バードソン] 上野N
「アジアクラブ」のメンバーとして、7年連続で白馬山麓を探鳥地に参加。 午前4時に探鳥開始、朝食前に宿周辺で低山帯森林の鳥のノジコなどを観察。 食後姫川ダムでオシドリ、カワアイサ♀2、イソシギなどを見、栂池高原に移動。 トケン4種、コルリ、コマドリ、ルリビタキ、メボソ、ミソサザイなどをゲット、 スキー場の草原でホオアカ、コムクドリなどを追加して麓に下り昼食。その後再び 八方尾根に上り、カヤクグリとビンズイを追加。ケーブルカーの中から飛ぶハチクマ を見たり、窓からクロジの囀りを聞いて終了の午後4時までに68種を記録。

[まだ続く、都市部の渡り]
ハジロクロハラアジサシ 5/31午後3時ごろ、石神井公園ボート池 に1羽現れました。2〜3分の間でしたが、身体が上下とも黒、翼が半分黒の 夏羽で、モダンな配色でした。やがて石神井川下流方面に消えました。
今月は、コアジサシも出、ツミはまだ居るようです。(小高)
ホトトギス 6/2夜9:30、中野区上高田の自宅付近で、上空を ホトトギスが鳴きながら移動して行きました。(高野T)
コメボソムシクイ 6/3朝9:30頃、中野区の江古田の森公園で、 ジジロジジロジジロと囀っていました。(高野T)

[5/30-31 丹沢] 高野T
支部の札掛探鳥会に上野Nと川島(武)両氏も参加され、オオアカゲラ、ツミ、 ヤマドリなどが観察されましたが、アカショウビンは鳴きませんでした。
[5/19,23 丹沢] 高野T
今週末の探鳥会の下見に丹沢へ2回行きました。
19日:ヤビツ峠周辺を歩き、オオルリ、キビタキ、ツツドリなどを 観察しましたが、例年2〜3箇所でさえずりを聞くコルリの声が無かった のが意外でした。
23日:秦野に引越した上田(秀)氏とともに 朝5:30頃現地到着直後に、今日一番の目的のアカショウビンの声。今年も 来てくれたかと嬉しくなりましたが、数回鳴いただけで、そのまま昼まで 聞けませんでした。
ツツドリ、ホトトギス、ジュウイチ、アオバト、クロツグミなどに加え、 この標高(550m)では珍しいコガラやキクイタダキもよく囀っていました。 クマタカが塩水川の上空を一度舞い、更にシカを2回、イノシシを1回見ました。
前夜上田氏宅近くで、2羽のアオバズクが鳴いていました。

丹頂
[5/25 佐渡にタンチョウ(続報)] 近辻M
近さんが「佐渡にきてほしい。必ずくるはず」と期待していたタンチョウ。 野鳥の会の人が確認した5月16日の前日から、地元農家の人は観察。 人を恐れず威嚇さえし、今日はしつこいカメラマンに向かって 田の泥を嘴ですくい?吐き飛ばしていました。
[5/16 佐渡にタンチョウ]  近辻(道)
予定では近さんと北海道をあとにする日、タンチョウの成鳥がきている との連絡で出かけ、小一時間ほど観察。その合間にハヤブサのハンティング も見られ、近さんのことを考えて見ていました。
午後から「近さんが北海道から連れてきたのかも」という友と 再び出かけると、車のすぐ前を横切って飛びました。
私が初めて撮った鳥の写真です。

葦五位
[5/23 印旛沼]  大場
4/29に続き、北印旛沼に行ってみました。シギ類の姿は既になく、 ヨシゴイが多数来ていました。擬態の雰囲気は何とか出ているようです。

[5/23 逗子二子山] 上野N
朝5:30から3時間かけて麓の林道を往復、予定通り、サンコウチョウは♂♀ペアと、♀1の姿と別に1羽の声を聞きました。
シルエットしか写らず、右は去年同じ場所でのもの。
オオルリも1ペアの他、声を2ヶ所で。ガビチョウをここで初めて観察。
カルガモ・トビ・コジュケイ・キジバト・ホトトギス・カワセミ・コゲラ・ツバメ・キセキレイ・ヒヨドリ・ヤブサメ・ウグイス・センダイムシクイ・キビタキ・オオルリ・サンコウチョウ・エナガ・ヤマガラ・シジュウカラ・メジロ・ホオジロ・カワラヒワ・スズメ・ハシボソガラス・ハシブトガラス (25種+外ガビチョウ)

[5/23 大福山] 真柳
再び房総大福山へ。 5/4のメンバーの他、サンコウチョウ、ツツドリ、ホトトギスが出てくれました。 残念ながらいずれも声だけです。
サンコウチョウはキビタキ、カケス、モズの真似ではない筈。 ヤマガラやシジュウカラは、お腹が空いたと騒ぐ子供たちに悪戦苦闘。
[5/4 大福山] 真柳
養老渓谷・大福山(290m)を久しぶりに訪れました。 夏鳥は、センダイムシクイを始めヤブサメ、オオルリ、キビタキなどの囀りを堪能。ガビチョウの声が聞こえないのもいまや特筆すべきかも。
5月4日 養老渓谷駅(標高100m)07:35>大福山(290m)>14:20月崎駅(標高80m)
カワウ、アオサギ、トビ、サシバ、コジュケイ、バン、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(31種)
このほかに小湊鉄道の車窓より: ダイサギ、コサギ、カルガモ、キジ、チュウシャクシギ、ジシギsp.

[ホトトギス類の初認]
ツツドリ  5/14 山梨県 鳥沢の扇山で(川原林)
カッコウ  5/21 山梨県 瑞牆山(川原林)
ジュウイチ 5/23 丹沢唐沢林道(高野T)
ホトトギス 5/18 19時ごろ逗子二子山近くの我が家で(川島)
ホトトギス 6/2 21:30頃中野区上高田の我が家上空から声(高野)
写真のツツドリは2007年6月天売島で高野撮影

背高鴫
[5/19 セイタカシギ] 岩瀬
つくばエクスプレス・"流山おおたかの森"駅近くの調整池に、今年もセイタ カシギが飛来。5/1には5羽でしたが、先日は2羽(うち1羽は若鳥)。

舳倉
[5/15-16 舳倉島] 大場
川島groupで舳倉島へ。海が荒れ僅か28時間の滞在中に、 シマノジコとシマゴマを見ることができたほか、オジロビタキの雄、 ムギマキやコルリなど、チームでの観察数は68種でした。

[5/8〜11 天売島] (石川,井上),高野T
今年の渡りは遅れ気味のようで、チョウセンメジロ、マミチャジナイ、 ムギマキ、キマユムシクイ、コホオアカなどがちらほら。
それでも、10日には道端で食事に夢中の鳥を踏み潰しそうなほど 島中マヒワだらけ。11日朝には、マミチャジナイの囀りも聞けました。
ノゴマ、ケイマフリ、そして60万羽といわれるウトウなどの、 天売ならではの鳥たちはじっくり楽しめました。

ツグミ類の渡去前の囀り

マミチャジナイ囀り 5/11朝6:00頃 天売島の厳島神社で、 チュリーチチーチュルーと囀っていました。(高野T)
シロハラ?囀り 4/19朝 鎌倉建長寺で、アカハラに似てやや歯切れの悪い囀り。 姿は確認できませんでしたがシロハラだと思います。シメやカケスもまだいます。(高野T)
ツグミ囀り 4/14 昼休みに日比谷公園でツグミが囀っていました。渡去も間近でしょうか。(真柳)

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行く鳥、来る鳥
シメ・ツグミ・ルリビタキ・アオジ(囀)・クロジ・アカハラ
 4/21四国の金比羅宮の境内での冬鳥です。(上野N)
シメ 5/10 大磯町高麗山に少数残留。(上野N)
シメ 5/12 中野区の哲学堂にまだ居ました。(高野T,加藤)
センダイムシクイ 4/18 駒場東大前(上野N)
オオルリ 4/18の18:00頃、鎌倉建長寺で今年初めて囀りを聞く。翌19日朝、 同じ場所で姿と、半僧坊、覚園寺にてそれぞれオオルリの囀り。(高野T)
センダイムシクイ、ヤブサメ 4/19朝、鎌倉覚園寺で囀りを聞く。(高野T)
センダイムシクイ 4/19、練馬区城北公園(加藤H)
キビタキ 4/19、秦野市頭高山(川原林)
キビタキ、オオルリ、センダイムシクイ、ヤブサメ、ツバメ
 4/21四国の金比羅宮の境内での夏鳥です。(上野N)
オオルリ、キビタキ、センダイムシクイ 4/24八王子・小宮公園。(加藤H)
キビタキ4/29、センダイムシクイ5/1、中野・哲学堂(高野T)
キビタキ5/14、10時頃:新宿戸山公園・箱根山(高野T)

青鳩
[5/10 照ヶ崎のアオバト] 上野N
探鳥会の前(6:00-30)に大磯・照ヶ崎へ海水を飲みに来るアオバトを見に行きました。
観察している人の話では、最初のピークは日の出と同時に主に♂が現れて6:30頃まで、次は8:30頃から午前中を中心に夕方近くまで♀の飛来が続くそうです。
これは営巣地の丹沢での抱卵行動と関係するとか。
探鳥地の高麗山ではオオルリとキビタキなどを観察。シメがまだ少数残っていました。

[5/2-4 飛島] 大場
川島(俊)さん達と飛島へ。イスカの食い違っている嘴が良く撮れました。マミジロキビタキも良い絵になりました。カラフトムシクイもヨーロッパビンズイも特徴が出ていると思います。

[5/1 三宝寺] 小高・真柳
青空、爽風の三宝寺池。偶然出会い、二人で探鳥。オオルリ、キビタキの囀りと姿に大満足。キビタキの囀りにはコジュケイも入っていました。他にセンダイムシクイ(囀)。
ツミの雌をじっくり見ることもできました。 冬鳥はツグミ、アカハラ、シメなど。

[4/29 印旛 北浦 波崎 銚子] 上野N,大場,川島(俊)
印旛沼では名物のサンカノゴイ(声)、夏羽のムナグロの群(70〜80)、 波崎海岸でミユビシギ約50の群、銚子漁港でハイイロヒレアシシギ(夏羽 が混じる約50)など、62種を観察。
シギチ14種の他、コアジサシ、オオヨシキリ、セッカ、コジュリンなどの夏鳥、 クロガモ、ヨシガモなどカモ類9種とオオセグロ、セグロ、シロ、ウミネコなど のカモメ類、ウミウとヒメウ、小鳥ではツグミなどが居残り組でした。

[4/26 東京湾シギチ・ツアー] 上野N
神奈川支部の探鳥会に行きました。
シギチはミヤコドリ・コチドリ・シロチドリ・メダイチ ドリ・ムナグロ・ダイゼン・キョウジョシギ・トウネン・ハマシギ・コオ バシギ・オバシギ・アオアシシギ・キアシシギ・イソシギ・オオソリハシ シギ・オグロシギ・チュウシャクシギ・タシギ・セイタカシギの19種。
カモはマガモ・コガモ・オナガガモ・ヒドリガモ・ハシビロガモ・ホシハジロ ・キンクロハジロ・スズガモがまだ居残っていました。

[4/24 キジの縄張り争い] 加藤H
八王子・小宮公園の雑木林の外縁に鳴きながら現れたキジが2羽、テリトリーを主張しあってました。日が射した時にオオルリが盛んに鳴き、姿も見れました。♂若が4/10からしばらくいたそうです。ほかに夏鳥はセンダイムシクイとキビタキのちょい鳴きが聞こえた程度。

[4/4 自宅周辺のBW] 上野N
朝2時間ほど掛けて家の周辺の鳥を観察。特筆物はハヤブサとチョウゲンボウ。 ハヤブサは柏尾川の橋の上から。冬鳥の居残りが見られた一方、夏鳥はまだ ツバメだけ。
カワウ・コサギ・アオサギ・カルガモ・コガモ・トビ・ハヤブサ・チョウゲンボウ・イソシギ・キジバト・カワセミ・アオゲラ・コゲラ・ツバメ・ハクセキレイ・ヒヨドリ・ツグミ・ウグイス・シジュウカラ・メジロ・アオジ・カワラヒワ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラス・ハシブトガラス(26種)

鳥見のたより(2009年1月〜3月)

ツバメの初認
イワツバメ
3/11 高麗神社付近(日高市):谷口T
3/15 二子山(葉山町):上野N
3/21 秦野駅周辺:上野N,大場,高野T
ツバメ
3/4  皇居お堀 :小高
3/21 大磯駅付近:上野N,大場
3/21 丹沢湖:上野N,大場,高野T
3/21 市川市内 :上野A
3/22 大船駅付近:上野N
3/26 大柏川(市川市):岡山(旺)
3/26 石神井川(練馬区):加藤H)

[3/28 ハシジロアビ] 大場
上野さんと同じ日に別行動で銚子に行き、長崎鼻近くの海岸の沖に浮かぶ ハシジロアビと思われる鳥を見ました。

[3/28,29 銚子と城ヶ島] 上野N
神栖市の神之池でカモ類:カル、コガモ30±、ヒドリ20±、オカヨシ50±、キンクロ10羽、ミコアイサ♀。波崎港ではハジロカイツブリ約100のほとんどが夏羽で、港にはまだ多くのクロガモも。銚子港にはまだ多くのカモメ類が居ましたが、ホイグリン系1羽の他は、カナダらしく見える1羽だけで、ほかはセグロ、オオセグロ、ワシ若、シロ、ユリ、ウミネコ、カモメ。43種を観察。
29日は神奈川支部の探鳥会に参加。沖合いをウトウが1羽飛び、多数のウミウとヒメウが7羽残っていました。崖の上にはハヤブサの成鳥も。

[3/8-26 ベルギー出張ついでの鳥見]  真柳
滞在中、郊外にあるオフィスの窓からはカササギやモリバトの姿。また ブリュッセル郊外と列車で30分ほどのメシェレン湖を各1日探鳥。 特に印象的だったのは、メシェレン保護区でのガンの群れで、耕地で シジュウカラガン、カオジロガン、エジプトガンが採餌し、ツクシガモ などのカモが休息や採餌しています。四方からガンの声が聞こえ、 合間にチフチャフやミソサザイの囀りが混じる中を歩きました。
確認種は70種(2009/03/08-26 ベルギー)
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、シュバシコウ、コブハクチョウ、シジュウカラガン、カオジロガン、エジプトガン、ツクシガモ、オシドリ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、コガモ、マガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、アカハシハジロ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヨーロッパチュウヒ、ノスリ、チョウゲンボウ、キジ、バン、オオバン、タゲリ、セグロカモメ、カモメ、ニシセグロカモメ、ユリカモメ、ヒメモリバト、モリバト、シラコバト、モリフクロウ、トラフズク、カワセミ、オオアカゲラ、ヨーロッパアオゲラ、ヒバリ、キセキレイ、ハクセキレイ、ミソサザイ、ヨーロッパカヤクグリ、ヨーロッパコマドリ、ノビタキ、クロウタドリ、ノハラツグミ、ワキアカツグミ、ウタツグミ、チフチャフ、エナガ、ハシブトガラ、コガラ、シジュウカラ、アオガラ、ゴジュウカラ、タンシキバシリ、オオジュリン、ズアオアトリ、アトリ、アオカワラヒワ、イエスズメ、ホシムクドリ、カケス、カササギ、ニシコクマルガラス、ハシボソガラス以上68種 (番外オオホンセイインコ、ホンセイインコ)

[3/25 アメリカヒドリ] 大場
早朝に三浦半島の毘沙門湾に行き、ヒドリガモが50羽ほどに混じる アメリカヒドリを観察しました。頭上の白が鮮明で、顔の緑色は 太陽の角度によって色が見え、なかなか綺麗でした。

野原鶫
[3/22 野原鶫(京都府)] 大場
丹沢湖探鳥の後、夜行バスで宇治まで行き、見て来ました。 目的地には7時前に到着、予報どおり小雨でしたが、程なく枯れ枝 で羽繕い中の姿を発見。 この場所と、近くの草地、葦原、水辺を定期的に行き来している ようでした。

[3/21 丹沢湖] 上野,大場,高野,川島(俊)
春の息吹が感じられる快晴の一日、1年ぶりに丹沢湖に行きました。 目的のクマタカとヤマセミは見ることが出来ましたが、前者はかなり遠く上空を 飛翔、後者は川面を高速で飛び、写真はだめでした。 オシドリやカワアイサは 数は少ないながら残っておりましたが、冬鳥の姿は少なく、フサザクラやキブシ などの春の花と、冬眠から目覚めたルリタテハやクジャクチョウなどの蝶を 楽しみました。
観察した鳥:カワウ・ダイサギ・オシドリ約20、カルガモ4・キンクロハジロ3・カワアイサ(2?) ・トビ・ハイタカ・クマタカ・オオバン・キジバト・ヤマセミ・コゲラ・ツバメ(今年初認)・キセキレイ・セグロセキレイ・ヒヨドリ・カワガラス・ミソサザイ・カヤクグリ・ジョウビタキ・ウグイス・エナガ・ヤマガラ・シジュウカラ・ホオジロ・アオジ・カワラヒワ・ウソ・シメ・カケス・ハシブトガラス(32種)

[3/21 オジロビタキ] 上野(晶)
松戸の旧徳川家庭園にオジロビタキという話を聞き、 八柱霊園への墓参のついでに寄りました。 去年八柱で一冬過ごしたのと同様に♀でしたが、別個体(去年の方が可愛い) のようです。
八柱ではビンズイ、シロハラ、エナガ、囀るウグイス等を観察しました。

[3/18-21 奥村]
ようやく咲き始めた近所の寒緋桜の花にメジロやヒヨドリが。 メジロはヒヨに追い払われていました。

薄灰色宙飛
[3/12 薄灰色宙飛(千葉県)] 大場
2/7に初めて見、その後2/8,15,3/6,14の4日間、延べ26時間現地に 居ましたが会えず、通うこと6回でやっと撮れました。 一度畔に下りた後、1〜2mのところをゆったりと羽ばたき ながら畑の上をかなたへ飛び去りました。

[3/12 オオカワラヒワ?] 高野T
武蔵野公園(小金井市)でこの冬、カワラヒワの100羽以上の群が 居付いていたことを思い出し、確認しに行きました。
案の定、三列風切の白さが目立つ個体が多く、亜種オオカワラヒワ のようです。
このカワラヒワもシメの群も北帰行に備えて地面での餌探しに 夢中でしたが、近くに早咲きの桜が5本ほど満開で、ヒヨドリや メジロが来てはにぎやかに蜜を吸っていました。
やはり日本の春は桜ですね。

小川駒鳥
[3/10 目白鴨] 大場
車で仙台へ行く途中、聞いていた栃木県の池に寄り道をして目白鴨 を見てきました。 1000羽程のカモの多くが寝ている中から探すのに約一時間掛かり、 最後は白色の下尾筒を頼りに見つけました。

[3/8 イカルの群] 奥村 小金井公園の隣の寺の駐車場に、 30羽ほどのイカルの群れが来ていました。黄色い嘴が鮮やかでした。

銚子
[3/7 波崎,銚子,浮島]
上野N,小高,石川,大場,川島(俊),高野

カモメ類やタカ類を中心に見て廻りました。 カモメは数が少なくなっていて、目的のカナダカモメもモンゴルカモメも それらしい鳥は居たものの確認できず。
最後に行った浮島での、並んでとまるコチョウゲンボウの♂♀、塒入りで10羽あまり 集まったチュウヒ、そして葦原の上を舞うハイイロチュウヒ♂が圧巻でした。
観察した鳥:カイツブリ,ハジロカイツブリ,アカエリカイツブリ,カンムリカイツブリ, カワウ,ウミウ,ヒメウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ, オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,キンクロハジロ, スズガモ,クロガモ,シノリガモ,ミサゴ,トビ,ハイイロチュウヒ,チュウヒ, コチョウゲンボウ,チョウゲンボウ,キジ,オオバン,タゲリ,エリマキシギ, ユリカモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,シロカモメ, カモメ,ウミネコ,キジバト,カワセミ,ヒバリ,ハクセキレイ,タヒバリ, ヒヨドリ,モズ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ, シロハラ,ツグミ,オオジュリン,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス, ハシブトガラス

[3/8 緋&黄連雀] 小高
春風に誘われて荒川の秋ヶ瀬に行きました。 20羽ほどのヒレンジャクに4〜5羽のキレンジャクの群が来ていました。 それが林の中で一人佇んでいたら、周囲10メートル程に集まって来て、 中には2mぐらいまで近寄り、10分以上も取り囲まれ・・・。 鳥を見てあんなにドキドキしたのは初めてです。
[3/8 緋&黄連雀] 高野(澄)
町田市三輪町の寺境内でキレンジャク3羽ほど含むヒレンジャクの 14羽の群れを観察できました。周囲の大木にヤドリギが着生、群れで 移動しながら実をついばみ、液状の糞を垂れていました。 3/4頃からきているそうです。
このあたりはオオタカとツミが常住、夏はアオバズクが来、冬は ノスリが居着いている自然が残る場所です。
[3/7 緋連雀] 上野(晶)
前橋の大室公園でヒレンジャクを見てきました。(写真)
大きな池があり、広い芝生で犬と子供が大勢遊んでいるような環境 ですが、周辺に林を残してあります。

大木葉
[3/2 オオコノハズク] 高野T
近くに行ったので大木葉木菟を見てきました。 行き帰りに計10分ほどの観察でしたが、3時過ぎに行った時は赤い目を薄く 明けていました。 ギャラリーは15人ほどだけで、一時より落ちついたのでしょう。
1988年頃まで毎冬新宿御苑の木に来ていた時は、ギャラリーは居ても1〜2人 でしたが。

[3/1 葛西臨海公園] 上野N
鎌倉稲門会行事の案内で探鳥。カモ類は減っていましたがタカ類が当りで、 ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、ハヤブサの5種。 また水路に200羽ほどのハジロカイツブリの群がいて、一斉に潜ったり 移動したりするのが見られ、喜ばれました。 カンムリカイツブリ・ホシハジロ・スズガモ・ジョウビタキ・アカハラ など30種を記録。

[2/27,28 オガワコマドリ、オオコノハ] 大場
2/27にオオコノハズクを、2/28にオガワコマドリを見て来ました。 大木葉木菟は早朝出勤前に小雨降る中を都内の神社境内で。 小川駒鳥は神奈川県下の遊水地の芦原で、かなりの速さで 動き回っていました。

[2/25〜28 函館] 石川T
函館に行き、Pacific Seabird Group の皆さんと大間航路を往復しました。 コウミスズメやハシジロアビ、コクガンなど見ましたが、彼らの方が すばやく種類を言い当てるので参りました。 アラスカの若い研究者を居酒屋に誘い盛り上がりました。 詳しくは タニシの「奮闘記・番外編」 参照。

銚子
[2/21〜23 八戸ー苫小牧航路]
 上野N,大場,川島(俊)

行きは吹雪の中の出港でしたが、船も意外に揺れずミツユビカモメ、 ハシブトウミガラス、エトロフウミスズメ、フルマカモメ、ハイイロウミツバメ 、コウミスズメなどこの時期の一通りの海鳥が揃いました。
2日目は北大演習林とウトナイ湖で、ハシブトガラ、キバシリ、アトリ、オオワシ、 オジロワシなどを観察した他、エゾシカやキツネ、タヌキ、エゾリスも。
帰りの船ではシノリガモ、ビロードキンクロ、コアホウドリ、シロエリオオハム なども観察できました。

[2/19 皇居のお堀] 大場
クビワキンクロの若鳥?を見て来ました。 他にはヨシガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、カイツブリなどが少数居る だけの静かなお堀で、水に潜っては餌を取っていました。 (クビワキンクロとキンクロの交雑では?との見解があります: 管理人注)

シメ
[2/18 野川公園にシメの群] 高野T
小金井市の野川公園でシメの群に会いました。50羽くらいずつ数箇所の 林床に降りて採餌しているので、数えるのは困難でしたが少なくとも200羽 は居たと思います。中にイカルも1〜2羽混じっていました。
[2/20 野川公園のシメ] 山田H
午後天候が回復したので野川公園にでかけました。 20〜30羽のシメの群れに何回も出会い、合計すると100羽以上ですね。 芝生や地面に降りて盛んに何かつまんでいました。人が現れると 木の枝に避難し、また降りての繰り返しでしたが、太陽の光を浴びた 群れにも出会い十分に姿を観察できました。

[2/17 佐渡の朱鷺] 近辻
毎日観察していた06(殿下♂)が、11(イケメン♂)のいる川茂(赤泊)に行 ってしまいました。06はネグラに入っても安心できる個体ではなく、 夜半でも移動することがあるようです。 私もその昔、月明かりでトキが飛ぶのを見たことがあります。
また、トキファンクラブに 「筏のる鳥のらぬ鳥」という文を投稿しました。

トキの写真は2/3に酒川善一さん撮影の#06"殿下"。
俳句はS44年卒の酒井(藤塚)直子さん作。

[2/16 不忍池] 岩瀬
科学博物館のボランティア活動で小学生相手の探鳥会をやりました。エサやり禁止 でオナガガモが激減して、いまはキンクロハジロが優勢です。
コスズガモが1羽、弁天堂近くに来ています。またスズメのアルビノが1羽。 今冬はアトリの群れが上野の山にも20羽程います。 (写真は2006.1.大場撮影のコスズガモ)

[2/14 練馬・城北公園] 加藤H
我が家の近くの都立城北公園でオオアカハラ(亜種)と思われる、頭が黒っぽい 鳥が越冬してます。
またここでは6年ぶりといわれてるアトリの20羽ほどの群れもいついています。

[2/14 舞岡公園のヤマシギ] 大場
1/12に見られなかったヤマシギをやっと見て来ました。 100m以上離れた茂みの中で、眼は開けているものの嘴は羽の中、 頭の黒い横斑がプロミナでやっと分かる程度でした(写真右)。 写真左はアオゲラ。

[2/2 中野・哲学堂公園] 高野T
梅に鶯ならぬ目白の写真を撮りに行くと、早咲きの"冬至"という品種の 白梅が満開で、メジロが蜜を吸っていました。
ツィーという声にシロハラかと思って探すと、(オオ?)アカハラが出てきました。

[2/1 鎌倉市岡本] 上野N
体調が回復したので近所で鳥見。住宅の上を飛ぶノスリ、 幅20mそこそこの柏尾川上空のミサゴ(ここでは2回目)、 イソヒヨドリ♀など、計20種を観察しました。

[1/31 東久留米] 大場
珍しく越冬している緋水鶏を見て来ました。雨が小降りになってから出掛け11時前に着き待っていたところ、12時20分頃葦の中から出て来て、13頃までに3回ほど姿を現わしました。胸足共に図鑑ほど赤くない様で冬羽でしょうか。

[佐渡鳥だより・小紅鶸&朱鷺] 近辻
1/30、加茂湖畔でコベニヒワを見ました。ネコの額ほどの狭いヨシ原や後背地 で、2羽のベニヒワ♀と採餌や休息など行動を共にしていました。 飛ぶと明らかに白っぽく見えます。腰、背、脇腹も白く、近くにいる褐色味の あるベニヒワと比較し、判別できました。
(1/31、トキ情報) 羽茂の06(殿下)を観察できました。 我々の他にNHKが見ていました。環境省の人の言によると、無着色の06の 生殖羽への羽色の変化が始まっていないので、その瞬間を狙っているの だそうです。その後、国仲平野に3個体を観察に行きました。07(紀子さん) は無着色。09(Qちゃん)と13(かずみ)は生殖羽着色濃度3割程度でした。

[1/28 井の頭公園] 高野T
弁天池で3羽のカワセミが鳴きながら飛び回っていました。 他に水源近くにも1羽。ヒヨ、シジュウカラ、キジバトなど、 鳥達はペアで行動している姿が目立ちます。春が近いのですね。
カメラは持っていなかったので、写真は昨11/19野川(三鷹市) でのもの。

[1/24〜25 銚子,大洗,涸沼,浮島]  小高、石川、大場、川島(俊)
24日は風雨が強く、カモメ類の群飛は見られたものの、目的の カナダカモメは発見できず。大洗海岸でカラスがノスリ を追い回していました。
25日は快晴で、浮島でねぐらに帰る鷹類を待ち、チュウヒ、 ハイイロチュウヒなど20羽近くが日没前頃から集まり始め、 10羽前後の小さな鷹柱が見られたのには感激でした。

[1/17 行徳探鳥会] 近辻、真柳ほか
今年の新年のOB探鳥会は行徳で行なわれ、佐渡や宝塚、静岡などから 16名の参加がありました。
詳しくは、「OB探鳥2009」参照。

[1/16 中野区の公園] 高野
久しぶりに江古田の森公園に行くと、林の中でひっそりと餌を探すモズを 見ました。昨10/4に近くで観察して以来姿を見なかったのですが、 あるいはずっとこの付近に居たのかもしれません。ライバル不在で、鳴く 必要もないのでしょう。
哲学堂公園では30羽以上のツグミが、トウネズミモチの実に群がって いました。

[1/14 井の頭でイカル] 高野T
昼過ぎに井之頭公園を歩いていると、キーコーキーの声。耳を澄ますとキョッキョッと地鳴きも。探すと梢に1羽のイカル がとまり、鳴いていました。
石神井公園でも昨12/31に3羽のイカルを小高さんが観察したそうです。
餌がもらえず鴨が少なくなった井之頭では、最近10羽あまりのゴイサギが小島 のブッシュで休んでいます。

[1/4,12 八国山緑地] 奥村
東村山の八国山緑地はオオタカやトラツグミが見られるので時々歩いています。 シメ(1/4)やルリビタキ(1/12)のスナップが撮れました。

[1/11 横浜の公園] 上野Nほか
小高,石川,井上,大場の各氏と舞岡公園と横浜自然観察の森に行きました。 お目当てのアオシギ1羽が見やすい場所に出ていて、近くにタシギも1羽。
午後からの観察の森は、風も強くなり鳥は少なく、コジュケイの 姿(2+4)が見られたのが収穫。
カルガモ・キンクロハジロ・トビ・オオタカ?・ノスリ・ハヤブサ?・コジュケイ ・タシギ・アオシギ・キジバト・アリスイ・アオゲラ・コゲラ・ハクセキレイ・ ヒヨドリ・モズ・ジョウビタキ・アカハラ・シロハラ・ツグミ・ウグイス・エナガ ・ヤマガラ・シジュウカラ・メジロ・ホオジロ・アオジ・カワラヒワ・シメ・ スズメ・ムクドリ・ハシブトガラス(32種)

[1/10 石神井の白鳥] 真柳
TVや新聞で報道されたボート池のオオハクチョウです。 今朝は200人以上のギャラリーを集めていました。

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[1/3 酒匂川] 上野N
川沿いの堤防を、富士・箱根・丹沢の山々を眺めながら、栢山から河口迄歩き 、カモ10種、カモメ5種など計48種を観察しました。  河川敷の葦原ではオオジュリンやカシラダカ程度でした。

2009年元旦。カミさんとニューイャーカウントをしました。 トキを見るのはトップテン内を念願したものの。なんとファイナルの53番目。 このトキNo.06は“デンカ”と呼ばれていて、秋篠宮殿下が放鳥された個体 で、私がお尻を押し飛び立ちのアシストをしました。 雪降る夕暮れ時、田圃での採餌を終え、民家裏のシイノキのネグラに戻りました。
昨年8/4に飛来したコウノトリは、新年を佐渡で迎え越冬模様。雪の田園で 静かに佇む姿に瑞鳥の気品を感じました。トキとのツーショット見たいものです。
大晦日に国仲平野で観察したマガン群(90羽程)は、すでに真野湾の海上ネグラ に帰ってしまったらしく、から振り。その代わり、湾の漁港で2羽のコクガン成鳥 2と遭遇。水際で、ヒドリガモ雄と遊弋してました。
  観察日時:2009年1月1日 10:50〜16:50(所要5時間)
  天気:雪時々晴れ間  探鳥地:加茂湖・国仲平野・真野湾・羽茂(木戸)
(観察種):
トビ・ヒヨドリ・ホオジロ・ハシブトガラス・ミコアイサ・コガモ・カルガモ・ ツグミ・セグロカモメ・ハシボソガラス・カワアイサ・ウミネコ・イソヒヨドリ・ ハクセキレイ・チョウゲンボウ・ハイイロチュウヒ・セグロセキレイ・キンクロ ハジロ・マガモ・ホシハジロ・カモメ・オオセギロカモメ・ホオジロガモ・ スズメ・カシラダカ・カワラヒワ・ハジロカイツブリ・アオサギ・スズガモ・ ノスリ・カイツブリ・オナガガモ・オオバン・イソシギ・ウミアイサ・ユリカモメ・ ヒドリガモ・カワウ・コサギ・オカヨシガモ・カンムリカイツブリ・モズ・カケス・ シジュウカラ・キジバト・ダイサギ・コウノトリ・ハイタカ・コクガン・シノリガモ ・ウミウ・アカエリカイツブリ・トキ(53種)

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