OB仲間の鳥見のたより

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鳥見のたより(2008年10月〜12月)

[12/28 丹沢山麓]上野N,大場,高野
今年最後の鳥見。まず宮ヶ瀬から早戸川林道を金沢橋まで往復。昼食後、札掛方面への林道の途中で車を止めて周辺を歩きました。
今年は特別な鳥は見られなかったものの、50羽ほどのアトリの群、10羽程度ずつのマヒワの群のほか、カヤクグリやアカゲラなど以下の鳥を観察できました。
(観察種): カイツブリ・カワウ・アオサギ・マガモ・カルガモ・トビ・△ミサゴ?(一瞬上空通過)・オオバン・キジバト・アカゲラ・コゲラ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・ヒヨドリ・カワガラス・ミソサザイ・カヤクグリ・ルリビタキ・ジョウビタキ・シロハラ・ツグミ・ウグイス・エナガ・コガラ・ヒガラ・ヤマガラ・シジュウカラ・メジロ・ホオジロ・アオジ・アトリ・カワラヒワ・マヒワ・ベニマシコ(声)・ウソ・イカル・ハシブトガラス (以上38種+ガビチョウ)

[12/24 皇居周辺の冬鳥] 井上H
馬場先濠にカワアイサ♂、ミコアイサ♂2,♀1登場。 半蔵濠のホオジロガモ(エクリプス)は同じ場所にいました。 背中まで白い部分が広がりましたが1年目の若鳥なのでしょうか。 東御苑でコゲラ♂の頭の後ろに赤い斑が見えました。

[12/23 銚子のカモメ] 上野N
志村(英雄)氏を先生にカモメの若鳥の識別の勉強に行きました。カナダカモメは10羽以上見ましたが(多くが若鳥)個体差があり、一人では2〜3羽なら分かるかなという程度でした。

[12/21 舞岡公園] 大場
クイナが見られると聞き、未だ暗い6:15から待つこと1時間半。2日通ってやっと姿を見せてくれました。
ほかにこの冬も来てくれたアオシギ1、アリスイ2など。

[12/14 和白干潟と多々良川(福岡)] 上野(晶)
博多出張ついでに、各2時間ほどの探鳥で、ツクシガモと クロツラヘラサギをしっかり見、ハヤブサ、ミサゴ、 ミヤコドリ、ハジロカイツブリ、マガン、ツリスガラ(一瞬)などを観察。

[12/13 鎌倉市岡本周辺] 上野N
久し振りにダイサギが上空を通過(アオサギとコサギ はいつも居る)、トビが15〜16羽でタカ柱、コガモが やっと10羽に、11/3に7羽観察したジョウビタキが1羽のみ、 アオジが来、家の周りでは珍しいシメを見たなど。

北陸
[12/4〜7 北陸探鳥行] 上野N,大場,高野,川島(俊)
朝日池、河北潟、片野鴨池、琵琶湖湖北などをまわりました。 期待したのハクガンは2日前に去った後でしたが、サカツラガン2、 シジュウカラガン1、オジロワシなどを朝日池で、アカハシハジロ1、 ヘラサギ4、オオワシを琵琶湖で、ケリ、タゲリ(白化型1も)を 河北潟と琵琶湖畔で観察。
初日と最終日は晴れましたが、2日目は強風とみぞれの悪天候の中 河北潟周辺で54種を観察するなど、充実した4日間でした。
(観察種): オオハムsp,カイツブリ,ハジロカイツブリ,ミミカイツブリ,アカエリカイツブリ, カンムリカイツブリ,カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,ヘラサギ, シジュウカラガン,コクガン,マガン,ヒシクイ,サカツラガン,オオハクチョウ, コハクチョウ,オシドリ,マガモ,カルガモ,コガモ,トモエガモ,ヨシガモ, オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,アカハシハジロ, ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,ホオジロガモ,ミコアイサ,カワアイサ, ミサゴ,トビ,オジロワシ,オオワシ,オオタカ,ノスリ,ハイイロチュウヒ, チュウヒ,ハヤブサ,チョウゲンボウ,キジ,バン,オオバン,イカルチドリ, ケリ,タゲリ,ハマシギ,ユリカモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,カモメ, ウミネコ,キジバト,カワセミ,アオゲラ,アカゲラ,コゲラ,ヒバリ,ハクセキレイ, セグロセキレイ,タヒバリ,ヒヨドリ,モズ,ミソサザイ,ジョウビタキ, シロハラ,ツグミ,ウグイス,エナガ,ヒガラ,ヤマガラ,シジュウカラ,メジロ, ホオジロ,ミヤマホオジロ,オオジュリン,カワラヒワ,ベニマシコ,シメ, スズメ,ムクドリ,オナガ,コクマルガラス,ミヤマガラス,ハシボソガラス, ハシブトガラス(91種)

[12/1 霞ヶ関CC] 井上H
はじめに林の中でオオタカ♂(左)を観察。
その後背中が少し茶色の♀?が池の中のカルガモを追って出現。ハシブトガラスよりも大きく眉斑の白もはっきりしており 幼鳥ではなく メスだと思います。
[11月の皇居周辺の冬鳥] 井上H
11/11 ツグミ、アカハラ、シロハラ、キセキレイが今期初認。 濠には到着済のキンクロ、ハシビロ、ヒドリガモのほか、ヨシガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ。
11/26半蔵濠に珍客ホオジロガモのメス型。桜田濠と日比谷濠にミコアイサ。

[11/30 東京湾野鳥公園] 大場
サンカノゴイが来ていると聞き、電話で確かめてから車で行って見ました。家族連れを含め10人ほどが公園に来ていて、サンカノゴイは葦原の中やその縁をゆっくり移動していて直ぐに見れました。

[11/24午前 舞岡公園] 上野N
毎年来るヤマシギやアオシギはまだのようですが、アリスイは既にいました。
ツグミ(7羽で飛ぶ群も)、アカハラ、ジョウビタキ、 シメ、アオジ、ウソ、タシギなど、冬の鳥が揃って来たようです。

[11月 内牧公園(春日部市)のアトリなど] 石川(敏男)
初めての便りです。野鳥の会埼玉県支部の幹事役で内牧公園周辺で 探鳥会を年3回担当するなどしている、二代目タニシです。
アトリ:11/15 10:00頃、屋敷林の欅の大木に約100羽のアトリが飛来、 休息するのを確認。その後群れは分散し11/22の探鳥会では桜枝に 冬羽個体1羽を観察。
ビンズイ:11/15 9:00過ぎ、耕作放棄地の堆肥の虫を啄ばんでは 近くの電線とを往復しているセグロセキレイとビンズイ数羽を目撃。
11/24午後、内牧地区に接する屋敷林や鬱蒼とした林が残る所で、 送電線に約200羽のアトリの群れがとまっていました。 天気は今にも降りそうな曇り空。
他に、オオタカ、マガモ、カルガモ、コガモ、モズ、ジョウビタキ、 シメ、ツグミ、アオジ、ホオジロ、シジュウカラ
[WebMasterより]下記の上野さんの記事や、光が丘公園での50〜100羽の アトリの群れなど、今年はアトリの当たり年のようです。

[11/9 アトリの大群] 上野N
大磯の高麗山で3つぐらいの計500羽ほどの群が山の上を飛び交い、 生憎曇り空で色が見えずなかなか確認できなかったところ、一斉に 頂上付近の樹木の枝に止まったのを麓から望遠鏡で見てやっとアトリ と確認しました。
ほかにこの日見た冬の鳥は、アトリのほか、ジョウビタキ、シメ、モズ、 アオジ、カケス、シロハラ、カシラダカなどでした。 
[自宅周辺(鎌倉市岡本)での鳥の初認]
11/18:アオジ、 11/20:マガモ♂+ツグミ 移動中か、その後は見られません
11/22:コガモ♂5+ユリカモメ30。家の前の柏尾川には例年遅くに現れます。

[ジョウビタキの初認情報]
 10/17  神奈川県松田市  ♀1 高野T(別項参照)
 10/18  静岡県静岡市   ♂1 日比
 10/23朝 神奈川県鎌倉市津 声  園部
 10/26  神奈川県鎌倉霊園 ♀1 上野N
 10/28朝 中野区上高田   声  高野T
 10/29昼 善福寺公園     ♀1 井上H
 10/30朝 練馬区石神井   声  真柳
 10/30朝 亀戸天神(江東区) ♀1 今村孝
 11/02  練馬区桜台の自宅 ♂1  加藤H
 11/03  鎌倉市岡本 7回観察、姿確認は♂2,♀2 上野N
 11/03  昭和記念公園(立川市)♂1 奥村
 11/06  練馬区石神井   ♀1  小高
 11/24朝 中野区上高田 ♀1 今年はまだ居ます 高野T

[11/4 霞ヶ関CC(川越市)] 井上H
ジョウビタキ♂を今シーズン初、モズは♂♀揃って顔を出しました。 他に 冬鳥が色々到着しビンズイ、アオジ、カシラダカ、シメ、 キセキレイが初認でした。
コガモも20羽程来ており 冬羽に替わった♂も。  締めくくりは 池のカモを狙ったのか頭上すれすれを 横切ったオオタカ。

[11/2〜3 甲斐大泉・八蝗山荘周辺] 高野
冬支度に訪れた大泉高原。冬鳥はマヒワの数十羽の群れが飛び回って いた他は、ジョウビタキ程度。
いつも山荘の周りに居るアカゲラに加え今回はアオゲラ(写真)が目立ちました。 ほかにアカハラ、キクイタダキ、ゴジュウカラ、カラ4種、ウソ、イカル、 カケスなど。また、子連れの6頭の雌鹿の群れと、遠くで雄鹿の鳴き声も数回。

[11/1-2 伊豆沼] 上野N
支部探鳥会で、奥松島・伊豆沼・蕪栗沼へ行きました。 沢山のマガンと、ヒシクイ、ハクガン、シジュウカラガンを見ましたが、 情報のあるカリガネとサカツラガンは見つかりませんでした。 ほかにトモエガモ、ハイイロチュウヒ、エリマキシギ、ツルシギ、ミヤマガラス など会の記録は76種、自身で69種観察。 

[石神井公園近況] 小高
鳥たちも10月末あたりから、増えてきているようで、観察種は 9月20種、10月29種。オオバン、ヒドリガモが数日滞在。
モズは10月末頃から時折ボート池北岸の住宅地を 巡回している模様で、今朝も鳴声を聞きました。 例年は、三宝寺池西岸台地の林、北岸の梅林、畑際の林などに 居るのですが、今年はその辺りではまだ見ません。刈り込みなど の整備で、餌がなくなっているのかも知れません。
ジョウビタキはこの秋、石神井界隈では私は未確認。

[11/1〜2 佐渡] 真柳
佐渡でのトキへの関心は非常に高く、情報が次々寄せられ、 トキが島民の皆さんに愛されていることが良くわかりました。 集まった情報に乗り、近辻さんに連れて行っていただくという 申し訳ないような鳥見でした。 おかげさまで #6(殿下),#9(Qちゃん),#11(愛称失念),#15(蜜柑ちゃん) を見ることが出来ました。
その他には初見種となるコウノトリ、今季初認の冬鳥の数々など。
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミウ、ヒメウ、アマサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、コウノトリ、トキ、マガン、オオハクチョウ、コハクチョウ、オシドリ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、ノスリ、キジ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ウグイス、シジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アトリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (48種) (近辻さんはこの他に、ハヤブサ、メジロなど)

[佐渡鳥だより 10/28] 近辻
今朝、佐渡南部で水のある刈田で採餌中のトキ1羽を観察。06番"殿下"と呼称 している個体で、約50m離れた県道を通過する車に動じることなく、のびのびと 小一時間採餌行動をとっていました。その地区の人たちのアイドルになってい ました。
国仲平野では、数日前から滞在中のコハクチョウ13羽の群中にマガン成鳥1。 離れた刈田にはコウノトリも。22羽のタゲリの群れの飛翔も見られました。
[佐渡鳥だより 10/24] 近辻
9/25のトキ試験放鳥から一ヶ月。10羽中8個体の所在行動状況が把握されています。個体番号10♂と03♀の行方が依然不明です。そのペア、人知れずどこかにひっそりと駆け落ちでもしてくれていると良いのですが.....。
マガンは、今月初めに早くも7羽が飛来。今日、13羽(成鳥7.幼鳥6)とヒシクイ(成鳥1)の14羽のガン群に出会いました。加茂湖には、5月下旬頃から居ついた1羽のオオヒシクイ成鳥(亜種)が滞在中で今日も見ました。南下途中に立ち寄ったコハクチョウも今朝13羽(成鳥6,幼鳥7)の一群が刈田で休息していました。
チョウゲンボウは、いつもは雌型ばかりのところ、今秋は一羽の雄が定着。国府川にはオオバンも来ました。
ミヤマガラスも300羽くらい渡来。群中に2羽のコクマルガラス(暗色型)も。 例のコウノトリも健在です。国府川、排水路、耕地でその優美でりりしい姿が毎日観察されています。

[10/17 ジョウビタキ到来] 高野T
神奈川県松田町の酒匂川土手でヒッヒの声に、ジョウビタキ♀を今季 初めて観察。立て札の上から急に舞い降りて茂みに入り姿を消したので、 撮影は失敗。妙な行動だと思い周りを見ると、すぐ脇にそびえ建つ工場の 屋根にチョウゲンボウが。 間もなくチョウゲンボウもカラスに追われて飛び去りました。
この少し前に、やはりカラス3羽に追われながら上流方向に飛ぶオオタカ(若?) も見ました。

[10/15 昼飛ぶコウモリ] 高野T
昼間(午前10:30〜40)しかも薄日が差す中、哲学堂公園(中野区)で 1頭のアブラコウモリが飛び回っていました。最初は妙正寺川の上を ヒラヒラと舞っていましたが、やがて20m以上ある林の梢の上を飛び回り、 約10分後に姿を消した。
この川沿いには夕刻アブラコウモリがよく見られますが昼間の観察は初めて。
またカケスが繰返し鳴く声を聞き、捜しましたが、カラスの群れ に追われたか、姿は確認出来ませんでした。

[10/12 北本自然観察公園(埼玉)] 上野A
ヤマガラがエゴの実を林の中に隠しに行くのが可愛いかった(逆光写真)ほか、 コサメビタキをチラッと見ました。
ナガサキアゲハを見つけ、職員の方によると数年前から定着、クロコノマチョウまでいるそうです。

[10/9〜11 佐久、軽井沢] 高野T,加藤H
佐久の東電貯水池で、ヒドリガモ、オナガガモ、マガモ、コガモ、キンクロハジロと オオバン、アオサギ、ダイサギなどと、遠くを舞うミサゴ。
信濃追分の加藤山荘周辺で観察した鳥:
トビ、アオゲラ、コゲラ、セグロ&ハクセキレイ、モズ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ、エナガ、ゴジュウカラ、ホオジロ、イカル、カケス、ブト&ボソガラス、ガビチョウ

[10/7〜10 鈴鹿市白子] 真柳
出張ついでの鳥見。刈取り後の水田と河口で、あちこちで鳴くモズと、今季 初めてのヒドリガモに秋深しの感。ハクとセグロセキレイが並んで飛んでいて、 ちょっと気になりました。
カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、トビ、ケリ、キアシシギ、イソシギ、ユリカモメ、ウミネコ、キジバト、カワセミ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、イソヒヨドリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(29種)

[2008年秋の市街地での渡り]
9/21朝、三宝寺池でエゾビタキ1。真柳
10/1、江古田の森公園(中野区)でキビタキ♀型1。高野
10/3,4、江古田の森公園でモズ♂1(写真)。高野
 (中野ではモズは旅鳥で、5日にはもう居ませんでした)
10/4朝 三宝寺でオオルリ♀1、コサメビタキ1、カケス2、ツミ1など。真柳

[9/28 高麗山(平塚市)] 上野N
渡り前の夏鳥として、キビタキ♀型3、エゾビタキ3、 コサメビタキ数羽、コシアカツバメ1を観察。 丹沢から照ケ崎に向かうアオバトが数羽ずつの群で通過していきました。
[10/5 再び高麗山] 上野N
先週のポイントでは、ヒタキ類は見られず。 期待したタカの渡りは8:30-10:00の観察で サシバ1羽のみ、他にヒヨドリの30〜50の群、トビ、オオタカ、ノスリ、 アオバト、アマツバメ、イワツバメなど計20種を観察。

鳥見のたより(2008年 7月〜 9月)

[9/25 トキ放鳥:新潟県佐渡] 小高・石川ほか

近辻宏帰さんの長年の夢が現実となり、2008年9月25日に佐渡市新穂で、 秋篠宮殿下ご夫妻らの手で、10羽のトキが野外に放たれました。
放鳥 左は、来賓による放鳥の模様。
放鳥されたトキには、足輪のほかにペイントでマーキングしてある。
また数羽のトキは背に衛星で位置を特定するALGOSシステムのためのアンテナ付き の装置を背負っている。

鴻ノ鳥 [8/6〜 佐渡にコウノトリ] 近辻
国仲平野の新穂地区に野生のコウノトリが来ています。 トキの野生化放鳥の祝いに来てくれたのでしょうか。
能登半島に居たものが姿を消した翌日に現れ、放鳥日現在 まだ滞在中です。

[9/21 海老名市] 上野N、大場
市内地の僅か数枚の水の張った休耕田にアメリカウズラシギ、ヒバリシギ、 コチドリ、タシギが見られ、そのほかにシラサギ類3種が居ました。(大場撮影)

[9/14 アカボシゴマダラ(蝶)] 奥村
アカボシゴマダラの写真を撮りに玉川上水を歩きました。 食草のエノキの若木に産卵中と思われる♀を撮ることができました。 翅を広げた瞬間はデジカメのシャッターのタイムラグでなかなか撮れませんでした。
アカボシゴマダラは台湾、奄美大島などに生息する南国の蝶ですが 温暖化のせいか、玉川上水でも増えてます。 アカボシが増えたせいか、在来のゴマダラチョウ(写真の一番右)は数が少ない。

[9/7 茨城県利根町] 上野
コキアシシギが来ていると聞き、大場さんと行きましたが既に抜けた後のようで、 シギチはコチドリ・オジロトウネン・ヒバリシギ・タカブシギ・タシギの5種のみ、 あとはシラサギ3種とアオサギ程度でした。

[8/23-24 タイ Kaeng Krachan] 真柳
出張ついでの鳥見。タイです。
2週間の出張中の休日に、カモンさんたちにケンクラチャンへ連れて行ってもらいました。途中Samut Sakhonの沼で、ジャワアカガシラサギの白い金色、コウヨウジャク2種の濃い金色がまぶしいほど朝日に輝いていました。
雨季は特に果実が豊富で、写真のゴシキドリやヒヨドリ類など様々な鳥が集まります。 葉の中を動く小さな黄色い影は、ヤブサメをもう少し丸くしたような体型の可愛いらしいPiculet インドミツユビコゲラ。でも小さすぎて写真はなし。
2日間で69種の姿を見ることが出来ました。
8月23−24日 (Kaeng Krachan & Samut Sakhon) : カイツブリ、アジアコビトウ、ムラサキサギ、チュウサギ、コサギ、ジャワアカガシラサギ、ゴイサギ、ナンキンオシ、モモグロヒメハヤブサ、セキショクヤケイ、ミヤマハッカン、ドウバネレンカク、セイタカシギ、ツバメチドリ、インドトサカゲリ、ムナグロ、タカブシギ、キジバト、キンバト、チャバラクロバンケンモドキ、バンケン、アジアヤシアマツバメ、インドカンムリアマツバメ、ヤマキヌバネドリ、カワセミ、アオショウビン、インドブッポウソウ、ブッポウソウ、ミミアオゴシキドリ、インドミツユビコゲラ、キエリアオゲラ、タケアオゲラ、コガネゲラ、ガマヒロハシ、ツバメ、イワミセキレイ、キセキレイ、ヒタキサンショウクイ、エボシヒヨドリ、コシジロヒヨドリ、キビタイヒヨドリ、ミミジロヒヨドリ、シロハラカンムリヒヨドリ、カンムリオリーブヒヨドリ、オオヒメコノハドリ、キビタイコノハドリ、ムナフムシクイチメドリ、ヒメクビワガビチョウ、クビワガビチョウ、アオハウチワドリ、マミハウチワドリ、オナガサイホウチョウ、センダイムシクイ、ハイナンヒメアオヒタキ、カワリサンコウチョウ、ムナオビオウギビタキ、ホオアカコバシタイヨウチョウ、キンパラ、キンイロコウヨウジャク、コウヨウジャク、ホオジロムクドリ、インドハッカ、オオハッカ、オウチュウ、ヒメオウチュウ、カンムリオウチュウ、カザリオウチュウ、ハイイロモリツバメ、クロラケットオナガ。
上記以外に弊社工場で:カノコバト、チョウショウバト、シキチョウ、ヒムネハナドリモドキ、セアカスズメ、スズメ。

大嘴鴫
[8/19,23 シベリア大嘴鴫] 大場
東京港野鳥公園に来ていると聞き、8/19に見に行ってきました。見た目には嘴がかなり太く感じられ、遠くに居ても識別し易く感じました。 8/23に上野さんたちと再度訪問、まだ居てくれました。

[8/1-9 北海道] 高野T&S
十勝岳・アポイ岳などに弟と一緒に登り、十勝・日高方面をまわったあと、 帰りに根室に行き、珍しく霧の無いフレシマや落石、そして風連湖の周辺を 高田君の案内で廻ってきました。
鳥や花には時期的に遅かったものの、ナキウサギ、エゾシカ、キタキツネ、 エゾリス、シマリスなどの獣達に会えましたし、ヒグマが間近に 居る雰囲気を絶えず感じながらの旅でした。
鳥もギンザンマシコ、オジロワシや、子連れのタンチョウなどの主だった 種類にはちゃんと出会えました。

[8/4〜8 中国深セン]  真柳
出張ついでの鳥見。ホテルのすぐ裏が南山(336m)で、朝の散歩に期待 したものの、ノロノロの台風9号で、3日以上荒天が続きました。 強風などで鳥見どころではなく、ホテルと会社の往復でした。
カノコバト、オオバンケン、ヒメアマツバメ、ハクセキレイ、 コウラウン、シロガシラ、シジュウカラ、スズメ、ハッカチョウ 以上9種

[7/25-27 八戸と苫小牧航路] 上野ほか
小高、上野、石川、大場と東京支部の川島氏とで、八戸周辺(この日だけ奥村参加)と、八戸−苫小牧・苫小牧−大洗航路の探鳥旅行に行きました。
八戸では、仏沼でオオセッカ、オオジュリン、コジュリン、コヨシキリ、ホオアカなどの草原の鳥やここで繁殖するチュウヒ、小川原湖で子連れのカンムリカイツブリ、オオバンなどこの日は41種を観察。
苫小牧までの約7時間のフェリーからの鳥見。クロアシ&コアホウドリ、フルマカモメ、オオミズナギドリ、ハイイロ&ハシボソミズナギドリなどの常連と、オオ・クロ・トウゾクカモメの3種と、数百頭というイルカの大群などが出ました。
大洗航路では、オオトウゾクカモメをすぐ近くから観察したほか、ハイイロと アカエリヒレアシシギが10〜100羽の群で飛ぶ姿を度々観察しました。

[7/15-17 山形県米沢市]  真柳
出張ついでの鳥見。市内を流れる松川(最上川)の河川敷を中心に早朝散歩。 都市鳥メインですが、ホオアカ(給餌行動?)、ハリオアマツバメ(3羽群飛) 等が出てくるところが、さすがです。
カルガモ、キジ、イカルチドリ、キジバト、ハリオアマツバメ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、シジュウカラ、ホオジロ、ホオアカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、以上20種

[7/15-16 八ヶ岳山麓] 高野T
甲斐大泉の八蝗山荘(標高1300m)に泊まり、近くの山に登ってきました。 7月半ばというのにカッコウ、ホトトギス、ジュウイチ、ツツドリと トケン4種がそれぞれ盛んに鳴き交わしていました。
驚いたのは、ジュウイチージュウイチーピピピピという声に近づくと、 同じ方向からキビタキの囀りも。しかも声が重ならずに交互に鳴いて います。なんと声の主はキビタキで、警戒音まで入れた見事な鳴き 真似に、完全にだまされました。
本物のジュウイチは標高1800m付近で、2羽がすぐ近くにとまって 合唱していましたが、林の向こうで近づけず、姿は見えませんでした。
カッコウもあちこちで鳴き、2〜3羽で飛び回っていましたが、 まだ繁殖するつもりでしょうか? キビタキもまだあちこちで囀っており、写真はジュウイチ真似っ子とは 別の個体です。

道北探鳥
[7/3-9 北海道東北部] 大場
東京支部川島さん他のお供で、北海道の旭岳、十勝川、然別湖、 川湯、知床、野付、紋別、サロベツなどを駆け足で回りました。 シマエナガやコムクドリが出なかったものの、全般的には順調で、 チームで107種、私自身は97種を確認。船の上から知床のヒグマを 4度遠望しました

鳥見のたより(2008年 4月〜 6月)

[6/20 稲城市] 井上H
同期の山川さん紹介のチョウゲンボウを見に行きました。 現地にいた方によると、例年通り本年も3巣でヒナを孵したが  情報が流れた途端、最大50名以上のカメラマンが殺到し追い回し たので 2家族はヒナの教育途中で何処かへ移動したそうです。 最後のヒナはまだ橋げた下の空洞から顔を覗かせていました。

斑チュウヒ
[4/21〜6/19 天売島] 井上H、石川
今年も天売島暮らしを終えて無事帰ってきました。 今年のハイライトはなんと言っても写真上の鳥、マダラチュウヒ(4/30)でしょう。図鑑には「まれな旅鳥」と書かれており、天売島では1992.11.5に記録があると聞いています。4月30日の朝、島の北部を東から西に横切って行きました。
続きは「たにしの奮島記2008」参照。
[井上Hより追加です]
オジロワシ:5月上旬から1ケ月、成鳥と幼鳥の2羽が滞在。 ウミネコ等を捕食している様ですが 島ではハシブトガラスや ハヤブサに追い回されて大変そう。

[6/12 石神井] 小高
本日5時頃、三宝寺池にササゴイが現れました。 中の島で聞きなれない声がし、やがてボート池に飛んで行きました。 遠く飛ぶ姿しか見られませんでしたが、野鳥の声のCDで確かめたところ、 ササゴイの声でした。
なお、この1週間ほどコアジサシが1羽滞在しています。
[7/2 石神井] 真柳
22:25 ボート池でササゴイ飛翔声。その後、石神井川でも1声。

[6/21-22 丹沢札掛] 上野ほか
上野N、大場、高野T、川島(俊)の4名で札掛周辺を探鳥。 天気予報が最悪だった割には曇り時々小雨だったので、この時期にしては 結構な鳥見が出来ました。
主目的のオオコノハズクは残念でしたが、アカショウビンの声を心行くまで 聞くことが出来、一瞬でしたがヤマドリの姿も見ることが出来ました。
またクロツグミやオオルリ、アオバト、ツツドリなどもふんだんに鳴いて おり、山の鳥を楽しめました。ただ悪天候のため写真はオオルリ程度。
カワウ,トビ,クマタカ,コジュケイ,ヤマドリ,キジバト,アオバト, ツツドリ,ホトトギス,アカショウビン,アオゲラ,コゲラ,ツバメ, キセキレイ,ヒヨドリ,カワガラス,ミソサザイ,トラツグミ,クロツグミ, アカハラ,ウグイス,センダイムシクイ,キクイタダキ,キビタキ, オオルリ,サンコウチョウ,ヒガラ,ヤマガラ,シジュウカラ,メジロ, ホオジロ,カワラヒワ,イカル,カケス,ハシブトガラス(以上35種) [番外:ガビチョウ,ニホンシカ]

[6/16-19 宮城県大衡村]  真柳
出張ついでの鳥見。毎朝2時間ほどホテル前の水田地帯を中心に、 鳥見を楽しむことが出来ました。
ゴイサギ、チュウサギ、カルガモ、キジ、イカルチドリ、 ウミネコ、キジバト、ホトトギス、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、 ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ヤブサメ、ウグイス、 オオヨシキリ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、 スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 以上29種

[6/13-15 青森の十二湖] 上野A(晶)
同好会の月山合宿以来41年ぶりにアカショウビンと再会、ブッポウソウや オオルリ、キビタキ、おまけに直下型地震にも出会い、なかなか充実した 旅でした。

[6/5〜9 台湾] 奥村,岩瀬,高野T
同期7名での旅行会で台湾の最南端・懇丁から、官田のレンカク保護区、阿里山、烏来温泉などをまわりました。クロガシラ、ヤマムスメなどの固有種を含め多くの鳥を観察できました。
鳥の写真や行動記録は、[同期旅行]の頁へ

[6/8 白馬] 上野N
毎年白馬山麓で行なっている、「学生バードソン」行事に参加して、 栂池高原や八方尾根を12時間で廻りました。
主な種はクマタカ、オオジシギ、ジュウイチ、アカショウビン、オオアカゲラ、 マミジロ、ノジコなど。久し振りに早朝の野鳥のコーラスを堪能しました。

[6/7 三番瀬] 大場
三番瀬で樺太青脚鴫を見ました。 かなり遠い為写真は今一つですが何とか撮れました。嘴はソリハシシギ程 ではないものの上反りで、基部は太めでした。動きは速く気を抜くと直ぐ 見失いそうなほど時には早足で移動していました。

[6/6,5:20-6:20am 上海] 真柳
ついでの鳥見、今度は上海で早朝にホテル近くの公園を散歩した程度。 鳥も abundant級7種のみです。
カノコバト、シロガシラ、タカサゴモズ、クロウタドリ、ダルマエナガ、シジュウカラ、スズメ

[6/1 箱根明神岳] 上野N
大雄山最乗寺から頂上に到り、下山は矢倉沢峠から仙石原へ下りました。 鳥は一番はジュウイチで、ひと鳴き3〜4声でしたが私には10年ぶりくらい。次がツツドリで、少なくとも5ヶ所で声を聞きました。3番目はコルリで10ヶ所以上で声を聞きましたが、すべて頂上近くのブッシュからでした。最後がヤブサメで、これは聴覚テストにうってつけの鳥で、近年はこの声が聞けるまでは不安を覚える鳥です。記録した鳥は以下の21種でした。
コジュケイV・ジュウイチV・ツツドリV・ホトトギスV・キセキレイ・ヒヨドリ・モズ・ミソサザイ・コルリV・ヤブサメV・ウグイス・オオルリV・ヒガラ・ヤマガラ・シジュウカラ・メジロ・ホオジロ・カワラヒワ・イカル・カケスV・ハシブトガラス、(ガビチョウ) (Vは声のみ)。

蟻浴 [6/1 蟻浴/中野区江古田] 高野T
ムクドリが片方の翼を上げたり、地面をつついて翼になすりつけたりしながら、 よろよろ歩いているので、どうしたのかと近づきました。あるいは蟻浴かも? と思った時には飛立ってしまいましたが、案の定ムクドリがいた場所にはクロ ヤマアリの巣がありました。
写真は蟻浴と気付かず、主に頭を上げたときを狙って撮ったもの。
蟻浴は、大塚氏のたよりが2006.6.に ありますが、主にカラス類で観察され、ムクドリは珍しいと思います。 (黒田長久博士の浜離宮での記録<日本鳥学会誌第14巻 第69号>があるそうですが)

[地元(西鎌倉)春の鳥だより] 園部
4/14 アオジのさえずり(今季初)、、5/3 キビタキのさえずり(通過)
5/19 ホトトギス(今季初。その後、ほぼ毎日上空を飛びまわっています)
4月頃から家の近くで、ピョーピョーというアオゲラの声を結構頻繁に聞きます。どこかで営巣しているのかもしれません。5/19の朝通勤途中、地上12-3mの電線にとまって鳴くアオゲラの姿を見ました。

[5/22〜26 天売島] 大場
今年の渡りは何時もと違いヒレンジャク等がまだ居て、ホオジロ類が少ない とのこと。私の初見の鳥はブッポウソウとエゾセンニュウの2種でした。 ホトトギスが目の前で鳴くのを見ましたが、天売島では20年振りの記録とか。 観察できたのは63種で、上記以外ではオシドリ、オジロワシ、 チョウゲンボウ、ツメナガセキレイ、マミチャジナイ、ベニヒワ等。 ほかに滞在中、シマノジコ♂とマキノセンニュウの死体が届けられました。

[5/25午前 タイ・カオヤイ] 真柳
出張合間の半日、ネイチャートレイルのツー君に連れて行ってもらいました。
初認種はタイワンセッカ。見事な繁殖羽の雄が囀る姿と、コートシップ・フライトを見ることが出来ました。
エンビオシキチョウ類を狙って蛭を潰しながら1時間ほど粘りましたが、ちらりと白黒が見えただけでした。 収穫は、じっくり見られたシマハッカン(写真)、クロヒゲゴシキドリ。

[都内の夏鳥通過]
4/27 石神井公園で、真っ昼間、オオルリ(野外舞台周辺)、キビタキ(三宝寺池北岸)、 センダイムシクイ(両方)が囀っていました。 やっと春が来たようです。 小高
4/29 9:30頃、哲学堂公園(中野区)でセンダイムシクイが囀っていました。樹冠 近くを渡り歩く影は見えましたが、その後11時頃また寄ったら声はしていません でした。 高野T
4/30朝 石神井公園で、キビタキ、センダイムシクイが盛んにさえずっていました。オオルリはダメでしたがヤブサメを聞きました。真柳
5/11昼頃 石神井公園で、霧雨の石神井川でイワツバメ30前後の群が飛んでいました。
5/31 14:25頃 自宅(練馬)上空を霧雨の中、ホトトギスが鳴いて行きました。

[5/17-22 褄黒豹紋の蛹] 奥村
鳥信ならぬ、蝶信です。
5/17 我が家のベランダの鉢植えのサボテンに ツマグロヒョウモン(蝶)の蛹が付いていて、 ベランダのパンジーが食われる原因が分かりました。
5/22 蛹が黒く変色しているのに気付き、仕事を休んで観察。 昼過ぎに羽化し、部屋の中を飛び始めたので放しました。

[5/17 二子山] 上野N
三浦半島の二子山は三光鳥が確実に見られる場所の一つ。 GoldenWeek過ぎにやって来ます。 林道のすぐ脇の例年営巣する場所で、♂♀が交代で巣に入っていましたが、 まだ卵を温めている様子はありませんでした。 他に夏鳥はサシバ、オオルリ、センダイムシクイ、ホトトギスで、 計21種でした。

[5/17 奥武蔵] 真柳
初夏の奥武蔵を歩きました。種数数は29とふるいませんでしたが、 新緑の山を存分に楽しみました。 沢道ではミソサザイ、捲道ではキビタキ、尾根道ではヒガラの囀りの絶え間 がありません。ある尾根では、ヒガラ、コガラ、ヤマガラが同時に現れ、 ちょっとビックリ。
正丸駅(H300m)6:40>正丸峠>武川岳(H1052m)>二子山>13:15芦ヶ久保駅
キジバト、ジュウイチ、ツツドリ、ホトトギス、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、コルリ、ガビチョウ、ウグイス、キクイタダキ、キビタキ、オオルリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、カケス、ハシブトガラス。以上29種

[5/15 箱根] 高野T
ノジコの囀りを撮りたいと箱根に行ったものの、去年まで居た場所にも姿は無し。
仙石高原はガビとソウシチョウの天下。でもクロツグミの囀りもいくつか。
今年初めてカッコウとホトトギスの声を聞き、先日の丹沢での他2種とあわせ杜鵑 4種が揃いました。最後にキジの雄を間近で撮影中、ケッケーンと 大きく鳴いてから藪に消えました。

[5/10〜11 丹沢札掛] 高野T
神奈川支部恒例の札掛探鳥会で、2日間冷たい雨の中を歩き 回りました。
雨のため当然鳥の囀りは少なかったものの、意外だったのは餌 が乏しいのか、クロツグミやオオルリ、キビタキなどが、道端や 河原に降りて餌を探したり、雄同士で争ったりしていたことで、 しかも多くが雄雌共に行動していました。
クロツグミもオオルリも昔に比べると少なくなったと思っていたのに、 これほど多くの数が居るとは予想外でした。 特にクロツグミは、例年姿は1回見られれば良いほうなのに、 今回は5〜6箇所で多くは雌雄で歩き回る姿が皆で見られました。 季節外れの冷たい雨が、意外な結果をもたらしたようです。
一方、クマタカなどは全く飛ばず、この20年間毎回出ていたアオバトが見 られなかったのも、特筆すべきことでしょう。

[5/3〜7 飛島]  大場
川島(俊)さん他の皆さんにお連れ戴き、飛島(山形県)に行ってきました。
初見の鳥は、1日遅れで酒田へ戻る船上からたまたま見られたコシジロアジサシ、 写真で判定できたカラフトムジセッカ、眉毛の様に長い眉斑が印象的なマミジロ、 動きの速いエゾムシクイ、そしてノジコの5種。 他に主な鳥は、ウミアイサ・チゴハヤブサ・ノゴマ・マミチャジナイ・ ムギマキ・キマユホオジロ・ベニヒワ・ハギマシコ等でした。

[5/3-6 佐渡] 上野ほか
近辻さんの案内で上野N、割田、川島(武)、金田の4名参加で島内を探鳥。
4日間で85種を観察しましたが、珍種はツメナガセキレイとオオハム夏羽程度。 1日だけ多少雨が降りましたがその他は快晴に恵まれ、気持ちの良い探鳥 旅行が出来ました。
写真のハヤブサ親鳥♀の下の白いものが2羽のヒナで、近くの樹上では♂が 見張りをしていました。

[4/27-28 八ヶ岳山麓&鉢伏山,塩尻峠] 高野T&S
甲斐大泉の八蝗山荘を拠点に、八ヶ岳周辺と塩尻峠・鉢伏山などをまわりました。 マヒワは100羽、シメ、ツグミは5〜6羽の群れで冬鳥たちが帰り支度中、 ノビタキ、オオルリ、キビタキ、サンショウクイなどの夏鳥は縄張りの 確定準備中でした。
残雪の残る標高1928mの鉢伏山山頂付近の草原では早くもヒバリやノビタキや ビンズイが囀り、塩尻峠ではアオゲラが盛大なドラミング音を響かせていたのが 印象的でした。

[4/27 シギ・チツアー] 上野N、大場
支部の日帰り探鳥会に参加して、多摩川河口、船橋海浜公園、谷津干潟、 葛西臨海公園の4ヶ所を回りました。シギチは、ミヤコドリ50±、コチ、シロチ、メダイチ、ダイゼン、キョウジョ、トウネン、ハマ数百、オバ、ミユビ、オオハシシギ3(葛西)、アオアシ、キアシ、イソ、オオソリ、ダイシャク、チュウシャク、セイタカの18種。 カモは、コ、ヒドリ、ハシビロ、ホシハジロ、キンクロ、スズ数百がまだ残っていました。 

[4/9〜19 コスタリカ] 高野T
叶内グループのツアーに同行してコスタリカに行きました。 現地ガイドの露木氏の案内で丸1週間、夜明けから日没まで鳥漬け の日々でした。
私は7年ぶり3回目で、ジャノメドリやオオハチクイモドキなど、 今回初めて出会えた鳥も多く、ケツァールなどカラフルな鳥たち に囲まれ至福の時を過ごしました。

[4/12 ツミ] 奥村
玉川上水をウォーキング中にツミ♀と出会いました。 前から鳴き声は聞いていましたが、ようやくカメラに捉えられ、 昼食をはさんで二度同じ木にとまっているのを見たので この木がお気に入りなのかもしれません。2羽いるようです。

[4/5 ウミバト] 大場
ウミバトの情報に、勇んで銚子まで行って来ました。 まだ北に帰らずに私が行くまで待っていてくれました。 港の中をゆっくり大きく移動しており、目の前にも来てくれました。 初めは幾分元気が無いように見えましたが、時々潜水して餌を取ったり 水面で頻繁に羽ばたきをしており、旅立ちの準備をしている様にも 感じられました。遠い対岸の砂浜に上がりペンギンの様な立位を取って 居たのは更に珍しい眺めの様に思いました。

[4/3 中国・北戴河] 真柳
小生は、真っ当な鳥見はなかなか。「ついでの鳥見」が続いています。
北戴河の新河、洋河、聯峰山、金山嘴を駆け足で回ってきました。 冬禽既去了、夏禽未訪。日本との共通種ばかり21種に留まりました。 写真は新河です。
カイツブリ、コサギ、カルガモ、オオタカ、ムナグロ、セグロカモメ、ユリカモメ、キジバト、ヤツガシラ、アカゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、ルリビタキ、ジョウビタキ、エナガ、シジュウカラ、カシラダカ、アトリ、スズメ、カケス、カササギ

鳥見のたより(2008年1月〜3月)

[3/19〜26、八重山諸島] 上野ほか
小高・上野・石川・井上H・大場・高野と、東京支部の川島氏 とで、与那国・西表・石垣島を廻ってきました。 オオノスリの勇姿やギンムクドリの群、何度も至近距離から見ること が出来たヤツガシラやカンムリワシなど印象に残る鳥、シーンが沢山 ありました。
ほかにサシバ、ハヤブサ、クロツラヘラサギ、ズグロミゾゴイ、 ズアカアオバト、ツメナガセキレイ、ムネアカタヒバリ、ホシムクドリ、 カラムクドリ、(ホオジロ)ハクセキレイ、(シマ)アカモズなどなど。
[OB八重山探鳥行2008]の頁参照。

[3/15 城ヶ島・舞岡公園] 大場
カンムリウミスズメを主目的に案内して頂き9時半到着後、川島(俊)さんが 直ぐに一番見つけ、12時頃に比較的近くに来た番を写すことが出来ました。 2〜3番は居たと思います。他には沖合いにオオミズナギドリが多数、 コアホウドリ、アビ類、クロサギ等でした。
その後舞岡公園(戸塚区)に行きアオシギを見、梢を動き回るオジロビタキ を見つけました。

[3/12,16 八国山] 奥村
3/12 オオタカは空振り、トラツグミは途中で出会いました。
3/16昼頃は日曜で人が多く、鳥の姿も少なかったものの、2時過ぎに 上空を低空で一直線に飛び去るオオタカを見ました。 また花にホンセイインコやメジロが来ていました。

[3/9 波崎・銚子] 上野、大場、川島(俊)
波崎新港ではカモメの数が少なく驚きましたが、銚子側防波堤には、 ユリ、セグロ、オオセグロ、ワシ、シロ、ウミネコ、カモメと一通りの カモメの中にホイグリンカモメが3羽。波崎のカモメ公園辺りでミヤコ ドリ4羽が砂浜を行き来していました。

[3/8 倉渕ダム/軽井沢] 高野T&S
倉渕ダムに行き、対岸の峰の木にとまるのを見つけた2羽の クマタカが、飛立って稜線を滑空。 やがてもう1羽加わり、3羽で旋回飛行を始めました。
イヌワシは最近ほとんど出ていないとのことで、 小鳥類もイワヒバリ、カヤクグリ、ホオジロ、カワラヒワ 程度でした。
昼過ぎに二度上峠を越えて軽井沢に出ましたが、アトリ、ノスリ などが見られた程度で、ヤドリギの多い場所を中心に探したものの 期待したレンジャクやマシコ類には会えませんでした。

[3/7 香港] 真柳
大埔、洲頭、米埔、大帽山と香港を1日で一回り。 大埔はタイカンチョウ、洲頭はコモンシャコ、大帽山はコウゲンタヒバリ狙いです。 残念ながらシャコは外れ、タヒバリは1声のみでした。その代わり、 大帽山でタイワンコウグイスの囀りを聞くことが 出来ました。
記録種は58種でした。ソリハシセイタカシギとクロツラヘラサギは米埔で撮影。

虎鶫2 [3/4 八国山] 高野T
奥村情報に基づき八国山でトラツグミとオオタカを見てきました。 オオタカは11:28に木陰から現れ、1回旋回しただけでアッという間に姿を消し、 トラツグミも昼頃に落ち葉の上を歩いていたものの、散歩の人が近づいたので 飛び去りました。
[3/2 八国山] 奥村
今日はトラツグミに大歓迎されました。
3度も出会えまして、八国山入口の住宅の庭木で 撮ってくれ〜とポーズをとっていました。
近くの遊水池では、キンクロ・マガモ・コガモ・ハシビロと一緒に バリケンが泳いでいました。

[3/1 丹沢湖]上野N,大場,高野T
目的のヤマセミは2個体を、延べ5回ほど観察しましたが、 上野さんが1回間近で見たほかはいずれも遠くでした。
タカはハイタカ,ノスリ,トビ。オシドリは朝のうちは100羽以上が 湖面を飛び回っていましたが、午後になるとほとんど居なくなりました。 またシマアジの雌と思われるカモが2羽いたものの、すぐに姿を消し 確認出来ませんでした。
小鳥類もマヒワの50羽あまりの群れに会ったくらいで、カヤクグリと ウソは声だけ、ベニマシコは全く居ませんでした。

[2/24 銚子・波崎]上野N
神奈川支部の銚子探鳥会に参加しました。  風が強く、日曜日で、漁船の水揚げがなかったためか、カモメの数は 少なめでしたが種類は沢山出ました。
ユリ、ミツユビ、カモメ、ウミネコ、セグロ、オオセグロ、シロ、ワシ、 などの常連たち。
そして、カナダ(成1,1stWin1)、アイスランド(北米亜種1stWin)、 アメリカセグロ(3rdWin,モンゴル1stWin), クロワの13種・亜種のカモメ類 の探鳥会記録以外に、私個人でtaimyrensis(ホイグリンカモメ亜種) を見つけました。これで銚子は2月に3度目。
帰路には「コジュリン公園」に寄って、トビ、ノスリ、チュウヒ、 ハイイロチュウヒ♀、チョウゲンボウ、コチョウゲンボウ♀のタカ類6種 を見ました。

頭黒鶺鴒
[2/19 頭黒?鶺鴒] 高野T
1年前にウソやアカウソを沢山見た山北町(神奈川県)を歩きました。 ウソの姿は案の定ゼロでしたが、変なセキレイに出会いました。 行動も声もスタイルもセグロセキレイですが、眉斑は痕跡程度で、 嘴の上の白色部がなく真っ黒に見える顔で、胸に縞模様があります。
背黒鶺鴒でなく頭黒鶺鴒か顔黒鶺鴒とでも呼びたくなる個体でした。
近くに居た別の個体(左下写真)は眉斑こそちゃんとありましたが、 胸の縞模様はそっくりでした。兄弟でしょうか?
その後弁当を食べている目の前にジョウビタキ♀が、見返り美人姿で とまってくれました。

[2/17 尾白ビタキ] 上野A
暮れに見つけたY霊園の尾白ビタキ、まだいました。 ピントがバックの笹にあってしまいましたが、前回より特徴がよく 出た写真が撮れました。

[2/13 皇居のアイサ] 高野T
秋葉原に行った帰りに、馬場先濠に昨年から来ているアイサを見に行きました。 好天ながら風が冷たくギャラリーも2〜3人だけで、カワアイサ♂とミコアイサ♂ 共に岸のすぐ近くまで来て泳いでいました。井上Hさんの留守中ごめんなさい。

[2/10 佐潟(新潟市)] 真柳
佐渡に行きたい気持ちを抑え、佐潟でお茶を濁し、佐渡を眺めました。 当日は時雨模様でしたが、佐潟は36年ぶり。さすがに記憶の景色とは全く 一致しません。
海岸では晴れ。海は荒海、向こうは佐渡よ。ああ行きたい。
鳥は普通種メイン。何度かノスリが出ましたが、いずれの尾も褐色でした。
JR越後赤塚駅0540>佐潟>越前浜>1350JR巻駅
カイツブリ、ウミウ、ヒメウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ヒシクイ、 オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、 ホシハジロ、ミコアイサ、ウミアイサ、カワアイサ、トビ、ハイタカ、ノスリ、 チュウヒ、キジ、オオバン、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、 キジバト、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、 ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、キクイタダキ、エナガ、ヤマガラ、 シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、 ベニマシコ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、カケス、オナガ、ミヤマガラス、 ハシボソガラス、ハシブトガラス(58種)

[2/6 周南市八代のナベヅル] 高野S(澄夫)
出張で山口県に行った際、現地の同僚の車で周南市八代の 鶴の越冬地へ行ってきました。 ちょうど肉眼でも見やすい近い田にナベヅルが4羽。
今年はナベヅルが7羽越冬しているそうで、人工孵化の2羽を 合わせて合計9羽が見られるそうです。 2月下旬に渡って行くまで農家の人も協力を惜しまず、決して エリア内には入らないとのこと。

[2/4、10、16 八国山] 奥村
2/4:前日の雪の残る東村山・八国山に行きました。 昼過ぎに上空を旋回し、上昇気流に乗って高度を上げてゆく オオタカ2羽とツミ?に出会えました。
見た鳥はルリビタキ・トラツグミ・シロハラ・エナガ・ カシラダカ・アオジ・シメなど17種でした。
2/10:再訪。オオタカ1羽の旋回とキクイタダキの群れが収穫でした。
2/16。オオタカの旋回を撮りたかったのですが失敗。 昼頃の予想に反し11時前に低空を通り過ぎる姿に気付き、 あわてていつもの広場にダッシュしたものの時既に遅し。 毎回同じ所で旋回するので良い上昇気流が出る場所なのでしょう。

[2/2-3 九十九里浜、銚子] 上野N
BirdLifeのR.Grimmett氏が半年振りに来日したので、一ノ宮海岸〜銚子に 行って来ました。
初日はカイツブリを除くカイツブリ類4種、アビとシロエリオオハム、 300ほどのクロガモの群、マダラウミスズメなど。
2日目は朝から雨風で、銚子港の建物の影からカモメを観察。基本8種のほか、 足の黄色いセグロカモメの1種であるホイグリンカモメを見ました。

[根室の冬鳥] 高田
あちこちでベニヒワは見られますが、まだ我が家の庭には来てくれません。
野付半島では、ケアシノスリ、コミミズク、ユキホオジロ、ツメナガホオジロ、 ハマヒバリ、ワタリガラスなどがいるようです。
また、12月初めに根室で見た"小喉白"は、東京のとはちょっと印象が違うようですが、 そんなボヤッとした奴でした。

[1/31 佐渡鳥見便り No.4] 近辻
国仲平野でツメナガホオジロ(5羽)見ました。 一羽のユキホオジロも一緒に。雪景色の耕地で採餌中のもの。 1971年にアラスカ・デナリ国立公園の草原で囀る夏羽個体を見ましたが、 国内(佐渡)での初見です。
「'08佐渡の鳥」1月は91種でした。

[1/30 アメリカヒドリ] 高野T
初めてM公園を訪れ、1時間ほど待たされて林と芦原を行き来する"小喉白" (下欄に写真)を見た後、池をめぐりました。ヒドリガモが多い公園で、 数羽のヨシガモと1羽のアメリカヒドリ♂も居ました。アメリカヒドリは 眼の周りが緑で、かなり灰色の頭でしたが、頬のあたりに茶色味があり、 やはりヒドリとのハイブリッドなのでしょう。
ちなみに下の2枚は昨年暮れに新潟の瓢湖で見た個体で、こちらのほうが ヒドリの血が濃いようです。

小喉白
[1/27 "小喉白"虫喰] 上野A(晶)
M公園で小喉白を見てきました。カメラの砲列を気にもせず 葦原から出てきて、10mくらいの距離で虫を探したり水を飲んだりしていました。 他にはオオジュリン、シメ、オオバン等約20種。これで駐車料金200円 ポッキリはお得。(写真は1/30,高野)

[1/24 虫喰2種] 大場
上野さんの情報をもとに、都内の公園2箇所で虫喰の珍鳥 2種を観察。
"樺太"は椿などの潅木の中をしきりに行き来し、上下左右に動 き回るので双眼鏡で追うのが大変な程でした。頭央線は仙台虫喰 より明瞭で、腰の黄色はホバリング時に綺麗に見えました。
"小喉白"は高さ2mほどの葦原で、大勢の人が見ている幅の狭い水路を挟んだ手前からゆっくり観察出来ました。

[1/19〜21 秋田県大潟村] 大場
川島(俊)さんと共に、現地の堤さんの案内で八郎潟周辺を走り回りました。
一番の目的の25羽のハクガンも、20羽余のシジュウカラガンも残念ながら 見れませんでした。大潟村にはガンとヒシクイが5〜6千羽居るとの事で、 百〜2千羽程の群を15箇所ほど案内して貰いましたが、マガンとオオヒシ クイだけでした。沼や池は全て氷結しているためガン達は牧草地の上で寝 ているそうです。
また3日目に男鹿の女川で6羽のコクガンを見ることが出来ました。 成鳥の黒と白の模様は非常に美しく品位を感じさせる鳥でした。
猛禽類は、トビ・ノスリ・ケアシノスリ3?・ハイイロチュウヒ・コチョウ ゲンボウ・チョウゲンボウ・チゴハヤブサ・ハヤブサ・オジロワシの9種。 他にカモ12種、コクマルガラスの淡色型など全部で54種でした。

[1/19 佐渡鳥たよりNo.3] 近辻
ユキホオジロ5羽がでました。30羽程のヒバリ群と共にいましたが、すぐに飛び去りました。実に33年ぶりの佐渡でのつかの間の再会でした。
高揚した気分で国仲平野、加茂湖、真野湾を探鳥し65種を記録。 マガン群は170以上が地吹雪にめげず伏臥背眠して耐えていました。 カモ類はヨシガモ・アメリカヒドリ・ビロキン・アイサ3種など17種。 カイツブリ類はカイツブリを除く4種。 ワシタカ類はケアシノスリ・オオタカなど6種。 ホオジロ類はユキホオジロを含め6種。
今年の佐渡の鳥は、1/4から本日1/19までに89種。

[1/14 小櫃川河口] 真柳,小高ほか
真柳幹事の企画による新年探鳥会は木更津の小櫃川河口で行なわれ8名が参加。 あいにくの曇り空で、冷たい北風の一日でしたが、数百羽のヨシガモの群れ に始まり、ミサゴ・ノスリ・オオタカ・チョウゲンボウ・チュウヒなどが次々 と現れ、計56種を観察と、それなりに成果のあった探鳥でした。(写真:高野)
詳しくは[2008年探鳥行(小櫃川)]を参照。

[1/14 佐渡鳥見便りNo.2] 近辻
国仲平野を車探。穏やかな好天に恵まれケアシノスリを中心にタカ類を堪能。 圧巻は、4種のホバリングの競演。上昇気流を利用しミサゴ1、ケアシノスリ2、 ノスリ2、チョウゲンボウ1が入替わりたちかわり“空中フライト”を実演。 雪原の反射を受け、各個体とも下面の白さがくっきり。 タカたちの航空ショウは最高。
ハイイロチュウヒの♀も出現。低空飛翔にカヤ原の小鳥たちが逃げまどっていました。帰路のお土産はコホウアカの小群。
11:20からの30分間で、ケアシ9羽目撃。ケアシのあたり年、他の地方はいかがでしょう?

[1/13 ヘラサギ] 大場
情報を得て、日も傾いた3:40pm頃に茨城県S沼着。100mほどの距離でした。 嘴にはピンク色味があり、飛翔中の翼先が黒く、幼鳥と思われます。 今年初の鳥見でした。

[1/9 井之頭公園] 高野T
吉祥寺での用事の後、昼過ぎに井之頭公園に行きました。 公園に入るとまずエナガの群れのお出迎え。先月見えなかったオシドリ 夫婦もいつもの定位置に。
「餌をやらないで」の看板のため、この冬は鴨の姿が少なめですが、 目立たない場所で餌をやる人を目当てに、鴨に混じってオオバン が首を伸ばして人の手から直接パンくずを受取っていました。
珍しく8羽のゴイサギと、蓑毛をまとったコサギが枝にとまり、 帰りはホンセイインコの群れが見送ってくれました。

[1/7-8 佐渡鳥見便りNo.1] 近辻
 雪が少なく冬らしくない佐渡。冬鳥もあまりパッとしません。 1/7はケアシノスリを国仲平野で10分以内に5個体を確認。 ホバリングをしている中型のタカはケアシと判断していい位、 ノスリの影が薄いです。
1/8も別の場所でホバリング個体を見ました。
草付き農道に150羽程のミヤマガラスと1羽のコクマルガラス(黒)。 刈田で採餌中のマガン群(1/6に144羽の記録)
農道で休息中のオジロワシ成鳥1、荒波の真野湾にシノリガモ2。
ようやく鳥たちも佐渡の冬景色になってきたようです。 本年の私の佐渡の鳥は今のところ73種です。

[1/6 酒匂川] 上野N
小田急線の栢山駅から酒匂川沿いに、海まで約8キロを歩きました。
コハクチョウを2羽、カモ類はマ、カル、コ、ヨシ、オカヨシ、ヒドリ、オナガ、 ハシビロ、カワアイサの9種、ワシ・タカはトビ、ノスリ、オオタカ、チョウゲンボウの4種、カモメ類はユリ、セグロ、オオセグロ、カモメ、ウミネコの5種、セキレイ3種とビンズイ、タヒバリなどで、珍しい鳥は出ませんでしたが合計53種記録しました。
真冬とは思えない暖かさで、終日富士山を眺めることが出来て気持ちの良い一日でした。

[1/3 多摩川] 奥村
是政橋近くで朝焼けに染まる富士山と雁行する鳥の群れ(カワウ?)を見ました。 大栗川では対岸のオオタカを狙いましたが距離があるのでどこを向いているのか 判らず、カメラの上に双眼鏡を載せて覗きながら撮りました。

[1/2 鎌倉海岸] 高野T
初詣と墓参の合間に由比ヶ浜から稲村ヶ崎の海岸を歩きました。
七里ヶ浜の海には10羽以上のカンムリカイツブリが、一向に 来ない波を待つサーファー達の近くに浮いていました(写真)。 由比ヶ浜にはアカエリカイツブリもいましたが、湖のように 静かな海面にアビやウミスズメの姿はありませんでした。
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