OB仲間の鳥見のたより

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鳥見のたより(2007年10月〜12月)

[12/31 今年最後の珍鳥] 上野(尚&晶)
毎年大晦日恒例の妹夫婦、弟夫婦と父母のY霊園(松戸市)への墓参。 入口付近に望遠レンズを構える人たちが20人ほど。 尾白ビタキの撮影とか。しばらく待つとメスが姿を見せ、ときには 5mくらいまで来ました。 

taka
[12/30 宮ヶ瀬&札掛] 上野,大場,高野,他1
丹沢の宮ヶ瀬湖と札掛周辺を探鳥しました。 一番の狙いだったヤマセミに振られ、冬の小鳥類もベニマシコ以外は、 昨年のこの時期に話題となったオオマシコはおろか、ウソもカヤクグリ も居ませんでした。
そのかわり、宮ヶ瀬で木の上でじっととまる腹の真っ白なオオタカと、 札掛で悠然と空を舞うクマタカとで、今年の探鳥を締めくくることが できました。
カワウ,ダイサギ,オシドリ,カルガモ,マガモ,ミサゴ,トビ, オオタカ,クマタカ,キジバト,アオゲラ,アカゲラ,コゲラ, キセキレイ,セグロセキレイ,ヒヨドリ,モズ,カワガラス, ミソサザイ,ルリビタキ,ジョウビタキ,ツグミ,ウグイス, エナガ,コガラ,ヤマガラ,シジュウカラ,メジロ,ホオジロ, アオジ,ベニマシコ,シメ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス, ハシブトガラス

[12/24 鎌倉海岸] 上野
大場氏がアビやマダラウミスズメを見た鎌倉海岸へ行きました。 稲村ガ崎から由比ケ浜、材木座海岸を通り小坪港まで歩きましたが、 ウミスズメ類は姿なし。 それでもシロエリオオハム、カイツブリ3種、ウ3種とまずまずでした。
シロエリオオハム ハジロカイツブリ ミミカイツブリ カンムリカイツブリ  カワウ ウミウ ヒメウ コサギ アオサギ トビ ユリカモメ セグロカモメ  ウミネコ カワセミ ハクセキレイ ヒヨドリ ウグイス メジロ ムクドリ  スズメ ハシボソガラス ハシブトガラス イソヒヨドリ(23種)。

[皇居周辺情報] 井上
馬場先濠を拠点としたミニミニバードウオッチングは、 12/6(木)12:15-45より開催、ミコアイサ♂1が登場して 幸先の良いスタートとなりました。 上空で オオタカとハシブトガラスの空中戦も始まり、 参加者も大喜び。
12/13は雨上がりでしたが カワアイサ♂が到着し  ミコ・カワの本命の登場に 関係者としては一安心。
12/20は ミコの♀1も加わりました。
お濠の状況は 毎年11月初めには現れたオシドリが今年は未着。 その他は キンクロ、ヒドリ、ハシビロ、ホシハジロ、オカヨシ、 ヨシガモが揃いました。 (現在までの処 キンクロ、ハシビロが少な目、ホシハジロ、 オカヨシ、ヨシガモはいつもより多い感じ)。 昼の探鳥会は 2/28まで毎週木曜(雨天中止)に行います。

[12/21 三浦・毘沙門海岸] 高野
小春日和のうららかな日、三浦半島先端の毘沙門海岸を歩きました。 ここは鳥に興味を持ったばかりの高校時代によく訪れ、ミサゴ、 ハヤブサ、ウズラ、ミヤコドリなどに初めて会った所。
こうした鳥には会えませんでしたが、クロサギやウミウ、ヒメウ、イソヒヨ といった磯の常連たちは健在でした。

[12/19 上野不忍池] 小高
朝9時頃、不忍池上空を20羽ほどのヒメアマツバメが群舞しておりました。 しだいに南下していきましたので、渡りの途中だったのでしょうか?
今年の不忍池はキンクロが圧倒的に多いのですが、いつもは1〜2羽のオオバン が珍しく10羽程きています。
カモのメタボ対策だとして都がパトロール隊を派遣し、餌を与えている人に 注意して歩いており、餌不足なのでしょうか、全般的にカモの数が少なく、 エサねだりが激しくなっています。本当にメタボで飛べなくなってしまうの でしょうか。 以上、不忍池の近況でした。
今回のものと関係あるか分かりませんが、不忍池から2km弱南にある 三井住友海上ビル(駿河台)の最上階(25F)の窪みで、数年前から ヒメアマツバメが集団繁殖しているようです。(高野)

[12/15 舞岡公園] 上野
戸塚区にある谷戸に田圃や畑、林、点在する溜め池などがある舞岡公園に 行きました。
ヤマシギが比較的近くに姿を現すほか、昨シーズンはアオシギが3羽出て バーダーを喜ばせました。他は里山の一般的な鳥です。 2時間ほどで、下記の鳥を見ました。
コサギ,カルガモ,スズガモ♀1(珍しい),コジュケイ,キジバト,カワセミ, コゲラ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ジョウビタキ(♀型3羽),ツグミ, ウグイス,エナガ,ヤマガラ,シジュウカラ,メジロ,ホオジロ,アオジ,シメ, スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,アリスイ

[12/12 根室・風露荘] 高田
今冬は何となく鳥がいいような気がします。 ベニヒワも当たり年のような・・・。
市内の公園でコノドジロムシクイやイスカが出ました。
庭にもミヤマホオジロのきれいな♂が来たり。まあ、たまにはこんな冬も、ですね。

[12/10 霞ヶ関CC] 井上
前回(11/12)お騒がせした"変な鳥"(霞ヶ関CC)を確認に行きました。 同じ場所に同じ様な地味なタイプの"コガモ"に変身した個体が佇んでいました が、トモエガモは見つかりませんでした。
この日は 小鳥類が元気で ルリビタキ、ビンズイ、カシラダカ、シメ、 アオジが顔を出し、池のカモ類は外にキンクロ、マガモだけで、ヒドリ、オカヨシ は未着。

[12/8 マダラウミスズメetc] 大場
午前中、鎌倉の坂ノ下海岸で、鳥見に来ていた数人に教えてもらいながら 海鳥を観察しました。
私が見た範囲では、ウミスズメ(数十)、マダラウミスズメ3、アビ、 オオハム、シロエリオオハム、カンムリカイツブリ(多数)等でした。

[12/7〜8 新潟探鳥] 高野
野鳥の会神奈川支部の旅行で新潟に行きました。 雨を覚悟したのですが、行動中の雨は始めの佐潟と鳥屋野潟だけで、 瓢湖、福島潟は天気も回復、そして翌日の朝日池では晴れて暑いほど。
鳥も、鳥屋野潟でのトラフズク、福島潟での夕刻のマガンとオオヒシクイの帰還、 100羽以上のタゲリの群れの頭上での旋回、そしてなによりも朝日池とその近くの 水田での25羽ものハクガンの団体さんに皆満足。
(ハクガンはまとまって行動しており、成鳥8? の他は全て幼鳥で、昨年来た8羽とその幼鳥とも考えられます)

[〜11/27 NEPALの高山の鳥] 石川
11/27ネパールから帰りました。 今年は2週間ほど少し高いところに登ってきました。 エベレスト街道の終点カラパタール5,545mまでのトレッキングでした。 念願のネパールの国鳥ニジキジも見られました。
記録は「タニシの奮闘記・ネパール編」の頁に掲載してあります。

[12/1 シジュウカラガン] 大場
情報をもとに相模川左岸でシジュウカラガンを見ました。 一羽だけで、30〜40mの近さでゆっくり観察できました。 頭頂が図鑑と違って少し平らなように見えました。
完全な野生の個体ではなさそうです(高野注)

[11/23-26 八戸航路・道南]  上野、大場、K氏
時ならぬ大雪で夜行バスが遅れ、 八戸発のフェリーは午後の便となり、ウミスズメやシロエリオオハムの小群 が幾つか出た程度。
翌日静内の牧場の巨木にとまるエゾフクロウのほかヤマゲラやチゴハヤブサ を観察した後、クロガモ、シノリガモやホオジロガモ、ビロードキンクロなど を観察しながら襟裳岬に。
25日は鵡川河口に立ち寄りオジロワシ、トビ、チュウヒ、チゴハヤブサと珍 くツルシギが1羽。苫小牧の北大演習林でイスカとクマゲラが見られました。
帰りのフェリーではコアホウドリ、トウゾクカモメ、ハイイロウミツバメ、 フルマカモメなどを観察で きました。(上野)
写真は大場撮影

[11/17-8 タイ ブーン・ボラペット] 真柳
タイへ出張ついでの探鳥行。今回は中央平野のブーン・ボラペットへ。
湖沼面積106km2の広い湖面を小船で風に吹かれながらのんびりと鳥を探しました。セイケイ・レンカクは食傷レベル、百単位のスキハシコウが上昇気流に乗った「鸛柱」は見事でした。
往復の道すがらタイの鳥の豊富なことを再確認しました。
(観察種) ブーン・ボラペットで  カイツブリ、インドヒメウ、アジアコビトウ、アジアヘビウ、アオサギ、ムラサキサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ、アカガシラサギ、ヨシゴイ、タカサゴクロサギ、スキハシコウ、リュウキュウガモ、トビ、マミジロクイナ、ツルクイナ、バン、セイケイ、オオバン、レンカク、ドウバネレンカク、インドトサカゲリ、クロハラアジサシ、カワラバト、ベニバト、カノコバト、チョウショウバト、ヒメカッコウ、オオバンケン、バンケン、アジアヤシアマツバメ、カワセミ、アオショウビン、ヤマショウビン、ミドリハチクイ、ハリオハチクイ、インドブッポウソウ、ショウドウツバメ、ツバメ、ヒメマミジロタヒバリ、コウラウン、メグロヒヨドリ、ミミジロヒヨドリ、タカサゴモズ、ノビタキ、オニセッカ、コヨシキリ、オオヨシキリ、アオハウチワドリ、マミハウチワドリ、ムジセッカ、キマユムシクイ、オジロビタキ、ハイガシラヒタキ、ムナオビオウギビタキ、チャノドコバシタイヨウチョウ、キバラタイヨウチョウ、シマキンパラ、イエスズメ、スズメ、キムネコウヨウジャク、ホオジロムクドリ、カラムクドリ、インドハッカ、オオハッカ、コウライウグイス、オウチュウ、ハイイロモリツバメ、ハシブトガラス(71種)
同日他場所で、ヒメアマツバメ、シキチョウ、ブンチョウ

[11/17 利根川下流域] 上野,高野
銚子港から出るホエールウオッチング船に便乗して海鳥を見る予定が、北東の風 が強く、向い風で船は大揺れで途中で引き返す羽目に。コアホウドリ1のほか オオミズナギドリ程度でほとんど鳥も見られず。
この後は車で利根川の流域の田圃を走って探鳥。ミサゴ、チュウヒ、ハヤブサ など、タカ類を中心に観察、この日は43種となりました。
最後に浮島近くの牛舎の前の蓮田で、300羽ほどのハマシギのほか、タゲリ、 タシギ、オオハシシギとヨーロッパトウネンらしき?1羽を観察。(上野)
コアホウドリ,オオミズナギドリ,カワウ,ウミウ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ, アオサギ,スズガモ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チュウヒ,ハヤブサ,コチョウゲンボウ, チョウゲンボウ,キジ,オオバン,タゲリ,ヨーロッパトウネン?,ハマシギ, オオハシシギ,タシギ,ユリカモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコ, ミツユビカモメ,キジバト,カワセミ,ヒバリ,ハクセキレイ,セグロセキレイ, タヒバリ,ヒヨドリ,モズ,ツグミ,ホオジロ,オオジュリン,スズメ,ムクドリ, ハシボソガラス,ハシブトガラス(43種:11/17利根川下流域)

[11/12 トモエガモ?] 井上H
埼玉県の"霞ヶ関ゴルフ倶楽部"の休業日に許可を得て 有志で探鳥会を始めました。 コース外側の貯水池端の木陰に佇んでいる1羽を、コガモのメスかエクリプスと思いながら撮りました。
プリントを"丸の内"の仲間に見てもらったところ トモエガモの可能性とのこと。 過眼線が 後方から眼のところでとまり 嘴までつながっていないのがポイントだそうです。(埼玉支部の記録では 近くでトモエガモの記録は無い模様)
来月 又見に行きますので 何か結果が出るかも知れません。

[10/28 ウズラシギ] 大場
谷津干潟にウズラシギが居ると聞き、行ってみました。 一時間ほど待ったら目の前に来ました。 26日から来ているそうで、幼鳥だそうです。

[ジョウビタキ初認]
10/22 通勤途中の自宅そばでジョウビタキを初認しました。
  夜空に耳を傾ける季節になったようです。真柳
10/24に中野区上高田で朝、10/25朝に東中野駅近くで声を聞きました。但し我が家のまわりでは、餌の関係か例年1〜2週間で姿を消します。高野
10/27-28に、甲斐大泉の八蝗山荘、浜田山荘、小淵沢の岸田功宅周辺で、多くのジョウビタキを観察しましたが、他に冬鳥といえるのはベニマシコくらい。ツグミ類の到来はまだ少し先のようです。高野

[10/6 三宝寺 コサメビタキ] 真柳
6日の三宝寺池で、コサメビタキ1を観察。 コガモ、オナガガモ、ハシビロガモが到着しています。 また、同日夕方には自宅上空をアマツバメ3が通過。

[10/6 中野 ホトトギス] 高野、加藤H
昨日に続き"江古田の森公園"で、近くに住む加藤氏とエゾビタキ2羽を見ていると、 なんとホトトギス2羽が現れました。1羽(写真左、♂?)は間もなく飛び去りましたが、 もう1羽は枝の間を動きながらしばらく滞在。しっかり観察できました。 この春開園の公園での意外な出会いでした。

[10/5 中野 エゾ&コサメビタキ] 高野
我が家の近くでエゾビタキを見たいと思い、久しぶりの晴天のもと、中野区内の公園を何箇所か廻りました。国立療養所の跡地にできた"江古田の森公園"で枯れ枝にとまりフライキャッチングを繰り返す姿に、ようやく出会うことが出来ました。 コサメビタキも一緒でした。

[10/3 中野 コムクドリ] 高野
我が家の近くの電線に5羽のムクドリと共にとまっているコムクドリ2羽を見つけました。秋の渡りも本番のようです。

鳥見のたより(2007年 7月〜 9月)

[9/27 オオミズナギドリ 佐渡航路] 近辻
外出許可をとり病床を抜け出し、日帰りで新潟に行って来ました。 正味8時間、いささか疲れましたが収穫もありました。
ジェットフォイルで新潟に向う途中、一羽のオオミズナギドリ が穏やかな波間を遊(游)弋する姿を見ることができました。 このオオミズナギドリは年間190種のメモリアルバード となりました。
 ナギドリ達は、群で見るのが普通ですが、舷窓間近に一羽の 姿をはっきりとらえました。なんか、お見舞いと激励を受けた気 にもなりました。

[9/24 九十九里]  (真柳)
一ツ松海岸(昔の一ツ松驚)バス停から、今はなき南の城ノ内や一宮ではなく、北の南白亀川河口へ向かい、川沿いに細草まで。南白亀川まで行くと、広い砂浜、植生に覆われた砂丘など、九十九里の面影が残っています。砂丘の植生の中のチュウシャクシギは久しぶりに見た気がします。
9月24日 一ツ松海岸0810>南白亀川>1400細草
カワウ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、ミユビシギ、イソシギ、チュウシャクシギ、タシギ、ウミネコ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ヒバリ、ショウドウツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、イソヒヨドリ、セッカ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 以上31種

[9/14夜〜9/17 白樺峠・上高地]  小高さん以下OB7名
やや天気が不安定な中、タカの渡りを主目的に、松本市の白樺峠に行きました。
この間では15日の昼前がタカの渡りのピークで、サシバとハチクマを中心に 次々と渡って行きました。
サシバの20羽くらいのタカ柱も何度か見られ、 またイヌワシやミサゴ、アカハラダカまで出現し、今まで3回行なったOBの 白樺峠探鳥行の中では一番の収穫でした。

[9/8 "東京湾シギチ・ツアー"] 上野N
神奈川支部の探鳥ツアーで台風通過直後の東京湾岸を廻りました。 ハシブトアジサシ冬羽を船橋海浜公園で、葛西臨海公園でヒメシロハラミズナギドリ?が野鳥園の上を反転して海へ向かって行きました。翼の上面にM字型の模様が見えたのですが、すぐに飛び去ってしまいました。葛西にはこのほかカラシラサギがいました。
今日出たシギチ : ハジロコチドリ・コチドリ・シロチドリ・メダイチドリ・ダイゼン・トウネン・ハマシギ・オバシギ・ミユビシギ・キリアイ・アオアシシギ・タカブシギ・キアシシギ・イソシギ・ソリハシシギ・エリマキシギ・オグロシギ・オオソリハシシギ・セイタカシギ 以上19種は本人確認。他に探鳥会の記録:オオメダイチドリ・ムナグロ・キョウジョシギ

[9/2 小櫃川河口] 真柳
流木に座って待っていると、トウネンの群が採餌しながらだんだん近づいてきます。プロミナでは動きが追えなくなり、双眼鏡で。双眼鏡も面倒になり、直ぐ目の前の群を肉眼で楽しんでいました。
もう一つの収穫はメボソ。これも至近で横から見ることができました。無声でしたがメボソでOKでしょう。ここでメボソを見たのは初めてです。
コアジサシが出なかったのは意外です。もう南下してしまったかな?
 9/2 巌根駅07:15>小櫃川河口>14:50袖ヶ浦駅
カワウ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ミサゴ、トビ、キジ、シロチドリ、メダイチドリ、ムナグロ、ダイゼン、トウネン、ハマシギ、ミユビシギ、キアシシギ、イソシギ、ソリハシシギ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、アジサシ、キジバト、カワセミ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、メボソムシクイ、セッカ、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

[9/2 三番瀬 ヘラシギ] (上野)
昨日の大場さんに続き、私も行ってみました。9:40頃に着くとすでに300人ほどの見物客がいました。 最初は潮が満ちていたので陸にいましたが、潮が引き始めると波打ち際で採餌したりして、かなり長時間同じ場所にいました。
今日出たシギチ : ダイゼン・メダイチドリ・ハジロコチドリ・キョウジョシギ・トウネン・キリアイ・ハマシギ・ミユビシギ・ヘラシギ・オバシギ・コオバシギ・エリマキシギ・キアシシギ・ソリハシシギ・オグロシギ・オオソリハシシギ・チュウシャクシギ(17種)

[9/1 三番瀬 ヘラシギ] 大場
上野さんからの情報で、満潮から1.5時間後の9時ごろに到着し、 トウネンとキリアイの群に混じるヘラシギを見られました。
引き始めた潮と共に飛んで行きましたが、干潟を歩いていたら、 運よく再び見つかりゆっくり見れました。
見られたシギ・チは、シロチドリ・メダイチドリ・ダイゼン・キョウジョシギ ・トウネン・ハマシギ・サルハマシギ(冬羽)・ヘラシギ・キリアイ・ キアシシギ・ソリハシシギ・オグロシギ・オオソリハシシギ

[8/9-15 道東の山旅] 高野T&S
道東の雌阿寒、羅臼、斜里の三山登頂と、鳥見の旅をしました。 もっとも私は雌阿寒以外は9合目位までで、険しく鳥影の少ない頂上は遠慮しました。
好天に恵まれたものの北海道も暑く、整備されていない道で、汗だくの山歩きでした。 山で期待した小鳥、ギンザンマシコは羅臼で、コメボソ?のジジロ鳴きは 羅臼と斜里で、それぞれ囀りだけは聞けましたが姿は見せてくれませんでした。 それでも、養老牛のシマフクロウ2、野付とトーフツでのオジロワシ4or5、 阿寒でのタンチョウ2、知床でのヒグマ6頭など、大物が十分観察できました。

[8/14 谷津干潟] 上野
谷津干潟に様子を見に行きました。時期や時間的なタイミングの問題もあるかも 知れませんが、5年半前までは谷津干潟には時々来ていましたが、その頃と比べて も少なくなったような気がします。
ハジロコチドリ1,シロチドリ1,メダイチドリ10±, ダイゼン10,キョウジョシギ50±,トウネン10±,ソリハシシギ5±,アオアシシギ1, オオソリハシシギ10±,ハマシギ5±,セイタカシギ15羽±(11種)

[8/12 多摩川河口] 上野
支部探鳥会でシギ・チを見に行きましたが、僅かばかりのシギ・チが見られた だけでした。
メダイチドリ10±,コチドリ1羽,キョウジョシギ2 ,トウネン10±,アオアシシギ1,キアシシギ10±,ホウロクシギ1, ソリハシシギ8羽

[8/12、アカボシゴマダラ:小平市] 奥村
玉川上水ウォーキングの途中、アカボシゴマダラチョウがとまっているのに 初めて出会いました。中国原産亜種と言われ、神奈川県で多く発生してい るようですがこんなところでも見られるようになりました。

[7/30-8/2 農鳥岳] 真柳
南アルプス農鳥岳に行って来ました。無論お目当てはライチョウでしたが、 快晴続きの山行となり、胸毛を1枚拾っただけでした。アマツバメも見かけ なかったのは意外です。
槍ヶ岳、八ヶ岳までくっきりと見える快晴に文句を言っては罰が当たりますね。 イワヒバリとカヤクグリはバッチリですし、ルリビタキ、メボソ、キクイタダキ の囀りは堪能を超えて食傷気味でした。
鳥は37種でしたが、山では17種にとどまりました。
(コース:数字は標高です)
7月30日 北沢橋(1780)>両俣小屋(2010)
7月31日 両俣小屋(2010)>三峰岳(2999)>熊ノ平小屋(2580)
8月1日 熊ノ平小屋(2580)>農鳥岳(3026)>大門沢小屋(1780)
8月2日 大門沢小屋(1780)>奈良田登山口(950)
アカゲラ、イワツバメ、キセキレイ、ビンズイ、イワヒバリ、カヤクグリ、コマドリ、ルリビタキ、マミジロ、ウグイス、メボソムシクイ、キクイタダキ、オオルリ、ヒガラ、ウソ、ホシガラス、ハシブトガラス

[7/27 富士山5合目] 高野
梅雨明け前の一日、5合目から御庭までのお中道を歩きました。 夏休みに入ったため生徒の観察グループが多く、人の少ない林道に 入ったところでやっと、今回の目的のホシガラスに出会えました。
しかしホシガラスが鳴禽類のように、天を仰いで鳴くのを初めて見ました。 それほど美しい声とも思えないのに・・・。

雷鳥 [7/16、立山] 上野、高野
台風4号接近中の13日夜横浜出発で、台風通過直後の15日夜まで、立山の室堂,浄土ヶ原,美女平への野鳥の会(神奈川)の探鳥ツアーで行って来ました。
幸い小雨は降り続いていたものの、風雨はさほどでなく、ほぼ予定通りのコースを廻ってきました。
やはり鳥影は少なかったのですが、それでもキビタキやライチョウを皆でゆっくり見られ、クロユリ、チングルマなどの高山植物も楽しめました。

[7/2、ツミとカラスのヒナ:小平市] 奥村
玉川上水ウォーキングの途中、巣立ち前に落ちたらしいカラスのヒナ が、まだ餌をうまく食べられないようで、大きく開けた口に魚肉ソー セージを放り込まれ、呑み込んでは催促します。 ツミ♂は小平市中央体育館の林の中で撮りました。

鳥見のたより(2007年 4月〜 6月)

[6/21-24 沖縄] 大場、高野
ヤンバル地区を中心に、梅雨明けしたばかりの沖縄を廻ってきました。今回は、 現地の方などから多くの情報を頂けたため、特産種のヤンバルクイナとノグチゲラは、ともに複数回じっくり観察できました。
またリュウキュウヨシゴイ、シロハラクイナ、アカヒゲ、(リュウキュウ)アカショウビン、シマキンパラ、シロガシラ、リュウキュウツバメ、ベニアジサシ、エリグロアジサシなどの、沖縄ならではの鳥たちも観察でき、充実した4日間でした。

[6/19 高崎市 サンコウチョウ] 割田
5/24からサンコウチョウの営巣を観察。 テイカカズラの蔓を利用して、ヘビに襲われる危険は無さそうですが、 巣の上を覆う葉が少ないのが気がかり。7/2前後が巣立ちになりそうです。
今シーズンは写真のペアのほか100〜150mほどの上下流に別の番もいる模様。 今日はサンコウチョウの観察で二つの発見がありました。ひとつは親鳥が雛の フンを食べてしまうらしいこと。 これは撮影したビデオを見ていて気づきました。巣に戻ってきたメスが巣の縁 にとまってかがみこんで雛に嘴で触れるようなしぐさをしたあと、再び巣の中 にかがみこみ、白く細長いものを飲み込みました。どのくらいの大きさになる とくわえて捨てに行くのかも興味深いところです。
もうひとつは水浴のこと。ビデオカメラから10メートルほど離れて観察して いると、カメラの三脚のすぐ近くの枝にオスが止まり50センチほど下の水に ダイビングしてはもとの枝にもどる動作を三回繰り返しました。
しかしサンコウチョウが、聞いていたように、ヒヨドリに似た水浴をするのを 自分の目で確かめることができました。
(鳥の巣は原則載せない方針ですので、写真は大幅にトリミングしました。ご了解下さい:高野)

[6/16 秩父熊倉山] 真柳
久しぶりの週末の晴天。秩父の熊倉山1426mに登って来ました。 ヤブサメもキクイタダキの囀りも無事確認でき一安心。 何故か女性に嫌われる日で、中腹ではオオルリの雌が私の周りで執拗に威嚇囀り。少し上では今度はコルリの雌が同様に。登山道を歩いているだけなのに。 さすがに標高差1100m超の往復は少々きつく、未確認種も何種か。確認種は結局以下の32種。
6/16 武州日野駅0740>熊倉山>1440白久駅
キジバト、アオバト、ツツドリ、ホトトギス、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、コルリ、クロツグミ、ガビチョウ、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ、キクイタダキ、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、カケス、ハシブトガラス

[6/3-5 十勝、根室] 高野
同期の天売島旅行のあと、高田夫妻の車に便乗して十勝経由で根室まで行きました。
途中、6/4帯広付近でコアカゲラには振られましたが、キバシリに会いました。
十勝川の堤防の上にたまった水の上を歩くタンチョウ1羽を発見。近くの池には別の2羽が居り、独り者?しかし近づくと水は消え、逃げ水と分かりました(砂利道の逃げ水は高田も初めてとか)。
でもタンチョウは幻ではなく、堤防から降りて悠然と歩いていました。マキノセンニュウの声を久し振りに聞けたのも収穫。
6/5朝、風露荘のまわりはオオジシギの声で一杯。各牧草地の上ではそれぞれ別のシギがズビヤーク、ガガガガを繰り返していました。

[6/2-4 八戸航路] 上野
5月の天売島への行き帰りに八戸航路(八戸-苫小牧)に続き、6/2-4に又行きました。  バードライフのグリメットと東京支部の川島氏との3人での旅行でした。
初日は八戸周辺の、蕪島や仏沼周辺を訪ね、オオセッカ、(オオ+コ)ジュリンの夏羽、(オオ+コ)ヨシキリなどが多数見られたほか、サンカノゴイ、クイナの声も確認。 ここで繁殖するチュウヒやノスリも飛び、尾鮫沼では夏羽のアカエリヒレアシシギが1羽。
八戸航路の往復は霧の悪条件の中、前回よりもはるかに鳥の種と数が多く、往路は30羽ほどのクロアシアホウドリの群と、船のすぐ横に浮く若いアホウドリ。トウゾクカモメも計20羽ほど。
苫小牧で夕方北大演習林を歩き、キビタキ・オオルリ・サンショウクイ・クロツグミ・センダイムシクイ・コルリなど一通り揃っていましたが、クマゲラは今年は営巣していない様子でした。
帰路は苫小牧沖でのハシボソミズナギドリ約5000羽と、ハイイロウミツバメ約10羽、カンムリウミスズメ3など。他にウミガラスとハシブトウミガラス、多数の(アカエリ+ハイイロ)ヒレアシシギ、ハイイロミズナギドリ、フルマカモメを観察。  また海獣類も、少なくとも2種のイルカ(多分ハンドウとカマ?)が何度も船の近くに現れ、大きなクジラ(ミンクかニタリ)と小さなクジラ(種不明)、アザラシ(ゼニガタ?)、オットセイなどを見ました。
以上の結果、3日間で海陸の鳥を83種と、まずまずの結果でしょう。

[6/5 佐鳥便:春の渡り終章] 近辻
5/27 クロハラアジサシ 2羽(夏羽移行羽+夏羽)
6/1  アカアシチョウゲンボウ 1羽(雄・ステージ不明)
6/5  ムラサキサギ 1羽 若鳥
小生にとって、クロハラアジサシは初見。 アカアシチョウゲンボウは佐渡で2度目の観察。 ムラサキサギは、佐渡では1974年に続いて2度目の観察です。

[6/2-3 小淵沢] 上野晶
小淵沢で、オオルリ,コルリ,キビタキ,ノビタキ,サンショウクイなど、 姿確認が36種、声まで入れると42種を確認できました。
エサをくわえたビンズイが車道を実にゆっくりと横断するのに出会い、 通り過ぎるまで車を止めて待ちました。 翌朝、同じ場所で同じ現象が。まるでビンズイ専用の横断歩道があるかのよう。 道を渡り終えたビンズイは、側溝をヒョイと跳び越えると、茂みの中に 姿を消して、すぐそこから飛び立ちました。これを30分ぐらいの間に3回。 茂みの中に巣があるとしか思えない行動です。
ヒバリは巣から数m離れた場所に降りることで巣のありかを分りにくく するそうですが、このビンズイも同じなのだと思います。ただ、降りる 場所から巣までの間が丸見えの道路なので、逆に巣のありかを宣伝し ているようなもの。 でも、車の直前でも平然と歩く様子がなんとも可愛く、巣を見つけるの は遠慮しました。

ホトトギス情報
[5/26 丹沢・檜洞丸] 川原林
ホトトギスは少なかったですが鳴いていました。ホトトギス科ではジュウイチが一番よく鳴いていました。 シロヤシオツツジは頂上直下では蕾でしたが、少し下の海抜1500m付近では満開でした。
[5/26静岡・掛川] 高野
掛川の加茂花菖蒲園の裏山で、よく鳴いているホトトギスの声を聞きました。
[5/25 鎌倉] 園部
私の地元での今シーズン初見は5/25でした。6:10am頃、広町の森の縁を愛犬と共に散歩していて、上空を鳴きながら飛んでいるのを確認しました。 この付近は、ウグイスが一年中生息し、ウグイスへの托卵を狙っているのでしょう、ホトトギスは毎年きます。平年の渡来日は記録していませんが、遅いように思います。
なお、当地で冬鳥のアオジは4月9日に初囀りを聞き、終認は定かではありませんが、4/30に♀1を確認。同日にはオオルリが1羽、囀っていました。

[5/23-4 秩父丸山] 真柳
久しぶりの貴重な有給に、夜山歩きをしてきました。 残念ながら夜鳥はヨタカとトラツグミ、ホトトギスの3種だけ。フクロウ類にはふられました。 朝はコルリやキビタキのgood viewを楽しんで下山。 標高900mなのにコガラやヒガラの育雛、ウソのペア行動はちょっとびっくり。
5/23芦ヶ久保駅2320>5/24丸山>狩場沢峠>1140正丸駅
ノスリ、ヤマドリ、キジバト、ツツドリ、ホトトギス、ヨタカ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、コルリ、トラツグミ、クロツグミ、ガビチョウ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、ウソ、イカル、カケス、ハシブトガラス 以上32種

[5/19〜20 白馬山麓] 上野
バードソンに参加し、野鳥の会の翻訳ボランティアのチーム、メンバー4名とサポーター6名の合計10人で、白馬山麓や栂池高原をまわりました。
朝4時過ぎからキビタキ,クロツグミ,ウグイスが鳴き始めましたが、圧巻はクマタカが真上の低いところを飛んでくれたことです。
キビタキが非常に多く、アカショウビン(声),ノジコ,マミジロ(声),サンショウクイ(多い)などのほか、コマドリやコルリも沢山啼き、12時間後の午後4時までの間に、63種を記録しました。

[5/19-20、丹沢・札掛] 高野
野鳥の会の担当で、山田先輩も参加され、丹沢に行きました。 久しぶりのクマタカは3回出現。一度は樹上にとまってゆっくり観察(写真)。 これも久しぶりのマミジロが夕方に稜線の木の頂で囀る。
オオルリ,キビタキ,ミソサザイ,カワガラス,アオバト,イカルなどの姿を堪能、 ほかにコルリ,ツツドリ,オオアカゲラ,キクイタダキなどの常連も。
(以下、山田さんからの文です)  5月の丹沢は素晴らしい。今回も陽が当ってキラキラ輝く 若葉と小鳥たちのさえずりをふんだんに楽しめました。
事の始めは高野さんから「90%の確率でオオルリが見れますよ」という メールを戴いた事。天候に恵まれ、私の目的のオオルリは直ぐに逢え、 梢に止まって美しいルリ色の頭と真っ白な胸を見せて懸命に囀ってくれました。 クチを大きく開けて鳴いている姿に40年前、山梨の権田淵で見た姿が重なり思わず、 バンザイ!
その後、ベテランの皆さんが私以上に感動されたクマタカも観察 できました。稜線の上を悠々と上昇気流に乗って旋回し、枝に 止まってアチコチ眺めている姿は生態系の頂点に立つ鳥の貫禄でした。
目の上に白い線があるマミジロも優しい声で鳴く姿を何回もプロミナで 見せて貰い素人なりに感動を味わえました。夢のような2日間でした。

[5/18 佐鳥便:カキ養殖筏の鴨] 近辻
カキ筏(発泡スチロール製ブイ)上にカモ類が休息していました。
マガモ4♂,コガモ2♂2♀,ヨシガモ2♂1♀,ヒドリガモ3♂3♀, オナガガモ1♂,シマアジ1♂1♀,ハシビロガモ9♂
加茂湖のカキ養殖筏は鳥たちにとって重要な場所で、休息、避難、採餌 などに利用しています。 ウ、サギ、ガンカモ、シギチドリ、ヘラサギやミサゴ、 カワセミはじめ小鳥など、カキ筏に止まる鳥は55種を数えています。

[5/13 小櫃川] 真柳
シギチの顔ぶれは常連だけでしたが、美しい繁殖羽を楽しむことができました。 ただし、手を離すと三脚が倒れるほどの強風がつらかったですね。
 5/13 いわね駅0715>小櫃川河口>1310いわね駅
カワウ,ゴイ+ダイ+コ+アオサギ,カルガモ,キジ,コ+シロ+メダイチドリ, ムナグロ,ダイゼン,トウネン, キョウジョ+ハマ+アオアシ+キアシ+イソ+ソリハシ+オオソリハシ+ホウロク+ チュウシャクシギ,セグロカモメ,アジサシ,コアジサシ,キジバト,ヒバリ, ツバメ,ハクセキレイ,モズ,ウグイス,オオヨシキリ,セッカ,カワラヒワ, スズメ,ムクドリ,ハシボソ+ハシブトガラス 以上38種

[5/11 丹沢・ヤビツ峠] 高野
翌週担当する探鳥会の下見にヤビツ峠と岳ノ台周辺を歩きました。
オオルリ,コルリ,ツツドリ,ヤブサメなどのほか、 コサメビタキやアオバト、カラ5種、そしてヤマドリのドラミングも聞けました。 でもガビチョウの声が優勢で、クロツグミは確認できたのは1羽のみ。 ノジコらしい囀りがしたものの、確認前に飛んでしまいました。
オオルリが枯木の上で囀るのを逆光で撮りましたが(写真)、飛び去った後、 角度を変えると大山山頂をバックに順光で撮れることが分かり、その場所 で昼食をとりながら1時間以上待ちましたが、戻ってきてはくれませんでした。

[4月30〜5月11日 「佐鳥便」No.3] 近辻
ハギマシコ    4/30 20羽程 (北)
29日にも東京支部探鳥会で観察された一群。雄の顔が黒っぽく後頚は白色。いつものハギマシコに比べきつい顔に見える。別亜種?
ムネアカタヒバリ 5/2 2羽(1夏羽)(加) 5/5 1羽 (北)
ツメナガセキレイ 5/5,6 夏羽3羽 (北) (亜種マミジロ2、キタ1)
ギンムクドリ   5/5,6 雌1羽   (北)
マミチャジナイ  5/6  1羽    (北)
コホオアカ    5/6  夏羽1   (北)
マダラチュウヒ  5/11  雄成鳥1羽 (国)
前日午後に近藤K氏目撃。翌朝5時半に国仲平野で間近に出現。
凡例 (北):佐渡最北端の岬、(加):加茂湖周辺、(国):国仲平野

[4/29〜5/5、八戸航路&天売島]  小高 上野 大場
八戸ー苫小牧航路往復で海鳥を、そして石川・井上両氏がいる天売島で島の留鳥と旅鳥を観察しました。
暖冬のため渡りが早くなると予想したのですが、むしろ去年より遅いくらいで、滞在中にキビタキやオオルリの先発隊がやっと到着という状態。期待した珍鳥は現れず、ムギマキ♂とカラフトムジセッカが収穫といった程度でした。ただ種類は非常に沢山見られ、100種を優に超えました。
天売島では石川・井上両氏は島の人たちに知らない人が居ないほどの名士で、どこへ行っても挨拶されていました。 5月4日には「天売島こだわりのバードウオッチャー」との紹介で両氏の講演会が開催されました。(上野)
写真はコアホウドリ5/5、マヒワ5/4、ヒメウ夏羽5/2(いずれも大場撮影)

[5/4、鶯:仙台市] 奥村
連休に仙台の八木山の住宅街にある家内の実家に行ってきました。 近くに青葉城址や動物園の森があるせいか、ウグイスの声がよく聞こえます。
実家の裏の木で盛んに鳴いているところを撮りました。

[5/2、夏鳥到来:箱根] 高野
箱根仙石原〜桃源台を歩きました。風が強く鳥はなかなか姿を見せず、囀りもガビチョウ、キジなどの地付きの鳥の声ばかり目立ちました。
オオルリ,キビタキ,センダイムシクイ,ヤブサメなども時折り鳴いてはいました。
ただ、主目的のノジコは短い囀りが3回ほど聞こえただけ。アオジも囀っていないことから、木の葉が茂る前で時期が早すぎたのでしょう。
収穫が少ないので早めに帰ろうと高速バス乗場に向かう途中、キビタキの雄が目の前にとまってくれました。

[4/29、夏鳥到来:厚木] 高野
渡ってきたばかりの夏鳥を求めて、丹沢山麓の厚木市の丘陵を20年ぶりくらいに、飯山観音8:00=>白山=>巡礼峠=>七沢12:00と、歩きました。
キビタキとオオルリがあちこちで囀っていたほか、飯山観音の高い梢を渡り歩きながら囀る、か細い声の主をもしやと思って探すと、やはりコサメビタキ(写真)でした。繁殖期の出会いは久しぶり。
ジュウイチ(巡礼峠)とツツドリ(七沢)や、ヤブサメやセンダイムシクイなどの夏鳥の声も聞けました。このコースは三光鳥が以前多かったのですが、渡来はまだ1週間ほど先の筈。
ほかにシメ、イカル、アオゲラなども。またガビチョウやソウシチョウの姿は案外少なく、新緑がまぶしい山並みを眺めながらの快適な探鳥行でした。

[4月12〜24日 「佐鳥便」(佐渡の鳥近況)] 近辻
オオマシコ:4/12弾崎で4羽(♀1他)、4/18弾崎(土屋氏)♂1、4/21小佐渡♀1。   佐渡での記録は5回位。今春は当たり年?
アリスイ1:4/18弾崎(土屋氏)、ケリ♀1:4/19加茂湖畔(佐渡記録これも5回位)
キマユホオジロ♀1:4/24国府川土手(佐渡では桜の開花中時々出現)

[4/21-22、夏鳥到来:鎌倉] 高野
鎌倉・建長寺奥の大覚池の谷戸に4/21,22の2日続けて早朝に行きました。
オオルリが複数競い鳴きしてフライキャッチングなどを見せてくれたほか、 ヤブサメがやはり複数囀っていました。22日にはサシバが1羽上空を通過。 コルリ?のまだ下手な囀りも聞き、夏鳥が大分揃ってきました。
山に帰る前のアオジが囀り、カケスも残っていたほか、渡り途中と思われる シメがあちこちに居て、10羽ほどの群れにも尾根筋で会いました。
また鶴岡八幡宮の源平池に、ここ数年カモなどの水鳥が集まるようになり、 今回もアオサギ(写真)やカルガモ、そして22日にはユリカモメ若1も。 そして以前から居たカワセミも池を飛び回っていました。

[4/21-22、多摩川河口、二子山] 上野
4/21午前、多摩川河口に寄り鳥見をしましたが、期待したシギ・チの春の渡りは 予想外に少なく、コチ、シロチ、メダイチ、ハマシギ200(写真)の4種だけでした。 またヒドリガモとスズガモが残っていて、コアジサシが来ていました。
4/22も午前、葉山町の二子山へ行きオオルリ・センダイムシクイが来ていました。 会った人の話ではヤブサメの声を聞いたそうですが聞き損ないました。

鍋鶴 [4月6〜9日 「佐鳥便」(佐渡鳥便り)] 近辻 4/6(金)晴:佐渡最北端、鷲崎耕地で採餌中のナベヅル成鳥1羽を 見つけました。集落の方の話では3日から来ているとのこと。 国仲平野で越冬中のマナ・ナベコンビを確認してもらい、別個体と判明。
その1.5時間後弾崎の灯台で"クルル"の声に上空を見ると、ナベヅルが 海上にぬけグングン高度を上げながら飛んでいき、双眼鏡の視界から消 えてました。北帰行なんでしょう。
更にかみさんが弾崎フィールドパークでヤツガシラ発見。最北端の当地 は、鳥影がものすごく濃く、その日はジョウビタキ、ノビタキ(♂夏羽多い)、 ミヤマホオジロ(♂多い)のご三家がいたるところでウジャウジャ目撃 できました。(46種)
4/7(土)晴:相川の宿の庭で前日ヤツガシラを見たとの情報で、早速今朝、 そこを訪ねたらいました!
6日にはヤツガシラが佐渡に少なくとも2羽いたのです。
国仲平野の国府川でセイタカシギ成鳥夏羽(移行羽)1羽が、浅瀬で 産卵溯上中のシロウオ(ハゼ科)を、機敏に動き回りヒョコヒョコ頭を 上下しながら、"踊り喰い"していました。(写真)
4/8(日)晴:旧トキ保護センターのあった清水平に早朝探鳥に行き、 ヤマドリ♂(放鳥定着種)、アオシギ1羽を見ました。
山を下り加茂湖畔へ。なんとアカガシラサギ・夏羽(移行羽)を発見。 どうもこれまた、シロウオ捕食の模様。(68種)
4/9(月)曇:朝一番でアカガシラサギを確認。すごく近距離で撮影成功。
その後、佐渡南部小木半島を中心に探鳥。漁港でワシカモメ成鳥1羽。 断崖で抱卵中のハヤブサ♀を観察。転卵時に2卵(茶色)確認。その雌、 多分雄が運んだ鳥肉を、抱卵中についばんでいたのが微笑ましかった。 (56種)

[4/1 自宅(大船)周辺] (上野)
快晴の日曜日、家の付近を探鳥しました。前に柏尾川が流れ、周辺には樹木 の茂る丘があって結構鳥が出ます。
出た鳥はアオサギ,コチドリ,イソシギ,カワセミ,アオゲラなど23種 でした。今日は少しだけ季節の変化が感じられ、先月まで見られたコガモと アオジが居なくなり、コチドリ(写真)とツバメの初認です。ウグイスや メジロはそこかしこで囀っています。

鳥見のたより(2007年1月〜3月)

[3/31 葛西臨海公園] 大場
今日は一人で行ってみました。全体にカモ・シギ・チドリの数も種類も少なく少し寂しい感じでした。ただ収穫はタマシギ・アリスイでした。タマシギは2月下旬頃から来ているそうです。コチドリも来ていました。 私は8時ごろに着く前の時間にヨーロッパトウネンが居たそうです。

[3/5-12 中国鳥見] 近辻
日本鳥類保護連盟の柳沢理事と中国洋県を中心にトキの調査に行きました。 野生のトキは巣づくり行動を始めた時期で、各所でトキの姿を観察でき、 中国での野生復帰の取組みの現況などもつぶさに見聞し、実りある出張と なりました。
野鳥識別ベテランの柳澤さんのおかげで、今回の中国行では、いつになく 多種の鳥に出会うことができました。 出現リストを報告致します。リスト作成には、特に真柳・園部両氏に、資料 提供や貴重なアドバイスなどを受けました。
(中国で認めた鳥)  観察地:西安市(野生動物園ほか) 周至県(楼観台) 秦嶺山脈横断道路(車中)、洋県
カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、コサギ、アオサギ、トキ、オシドリ、マガモ、 コガモ、オカヨシガモ、ハイタカ、ノスリ、サシバ、チョウゲンボウ、 (コウライ)キジ、コチドリ、クサシギ、キジバト、ヤマセミ、ヤツガシラ、 ヤマゲラ、アカゲラ、ショウドウツバメ、ツバメ、キセキレイ、 (ホオジロ)ハクセキレイ、タヒバリ、シロガシラ、タカサゴモズ、カワガラス、 ルリビタキ、ジョウビタキ、(ハチジョウ)ツグミ、クロウタドリ、エナガ、 ヒガラ、シジュウカラ、ホオジロ、コホオアカ、ミヤマホオジロ、カワラヒワ、 コイカル、ニュウナイスズメ、スズメ、ムクドリ、シベリアムクドリ、 ギンムクドリ、(ミヤマ)カケス、オナガ、カササギ、ハシボソガラス、 ハシブトガラス(小型タイプ)、ヒメフクロウ、オオスズメフクロウ、カノコバト、 セグロコゲラ、カヤノボリ、ノドジロヒヨドリ、カワビタキ、ルリビタイジョウビタキ キバラシジュウカラ、○エンビシキチョウ、カオジロガビチョウ、ソウシチョウ、 ダルマエナガ、ズアカエナガ、ハッカチョウ、サンジャク 以上68種

[3/20 葛西臨海公園] 高野
到着してすぐ、上の池にミコアイサ♂が浮いていましたが、 すぐに飛立ち海のほうに去りました。あるいはそのまま北に 向かったのかもしれません。
下の池では、2羽のセイタカシギが近づいたと思ったら いきなり交尾を始め、その後もしばらく寄り添っていました。
この日は桜の開花宣言も出、春ですね。

[3/11 緋寒桜にメジロ] (奥村)
近所(小平)の緋寒桜にメジロが群れていました。 風が強く、とらえるのに一苦労でしたが 蜜を吸う姿が撮れていました。

[3/10 気仙沼−本吉](真柳)
昨年良かった南三陸を再訪。天候にも恵まれ、楽しい探鳥でした。
圧巻は、至近距離(50m程度)で採餌する80近いコクガンの群。これだけでも見に行ったかいがありました。3月ですね。多くの鳥が雌雄で行動していました。
 大谷海岸駅7:20->16:10本吉駅。(観察種) コクガン、オオハクチョウ、オカヨシガモ、アメリカヒドリ、クロガモ、シノリガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、ミサゴ、ノスリ、ヤマセミ、カワセミ、アカゲラ、マヒワ、ベニマシコなど63種。

[3/8 明治神宮] (高野)
久しぶりに明治神宮に寄ってみました。
ここも御多分にもれず、餌付けて写真を撮っている人が居て、 クロジやルリビタキが来ていました。丁度10人ほどの探鳥グループ が来たので、私も一緒に何枚かシャッターを押させてもらいました。
北池のオシドリは、潜水鴨のように盛んに潜っては水底から餌を拾い、 水面に出ると羽ばたいて水滴を落としていました。この餌もドングリ ではなく、カメラマンが時折放り投げる菓子?のようでした。

苫小牧
[3/3-4 苫小牧周辺](大場)
長流川河口、白老、ウトナイ湖、北大演習林、勇払などを廻ってきました。 特に変った種類は出ませんでしたが、オオワシ、オジロワシ、ミミカイツブリ、 アカエリカイツブリ、クロガモ、ホオジロガモ、ビロードキンクロ、ミヤマカケス、 シマエナガ、ウソなどを楽しみました。

[2/24-25 蓼科] 大場
珍しく家内同行で蓼科のペンション・ステンドグラスに行きました。 多くの小鳥を極近くで見れ楽しかったですが、昔に比べると種類も減ったそうです。 カワラヒワとウソが多くマヒワ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、そしてオオマシコを 同時に5羽見ました。ヒヨドリを含め小鳥のみで17種でした。
他の宿泊者に教えてもらい、帰路白樺湖の方で幸いハギマシコも見る事が出来ました。

[2/25 倉渕ダム] 小高,割田,石川,上野
期待したイヌワシはだめでしたが、クマタカが一羽やや遠くの、快晴の青空をバックに悠々と飛んでくれました。 地元の人の話では昨日、付近でオジロワシを観察したとのこと。冬に死ぬシカが多く、これを食料に越冬するワシが見られるようになったそうです。
定点観測ポイントの一つで餌をやっているので、イワヒバリ、カヤクグリ、アトリ、ホオジロ、カシラダカが次々にやってきていました。 ほかにノスリ・ハヤブサ・ミソサザイ・コガラ・ベニマシコなど計20種。

[タイ国出張ついでの鳥見](真柳)
2/17にNature Trailのラタポーン氏の案内で、カオキエオ国立公園、バンプラ禁猟区を探鳥。特に珍鳥は出ませんでしたが、55種を視認できました。また酷似する冬羽のアカガシラサギ2種の最近分かった識別点を教えてもらいました。
アカガシラサギ:初列風切の先端が黒
ジャワアカガシラサギ:初列風切は全面白
(観察種) アカガシラサギ2種、カンムリワシ、タカサゴダカ、ノスリ、インドトサカゲリ、キンバト、チョウショウバト、オニカッコウ、オニクロバンケンモドキ、オオスズメフクロウ、アジアヤシアマツバメ、アオショウビン、アオムネハチクイ、ルリノドハチクイ、ヤツガシラ、(シロボシ+ミミアオ+アオミミ+ムネアカ)ゴシキドリ、ズアカミユビゲラ、チャバネヤブヒバリ、ツバメ、コシアカツバメ、キセキレイ、アサクラサンショウクイ、ヒタキサンショウクイ、(ズグロ+エボシ+コシジロ+キビタイ+メグロ)ヒヨドリ、アオバネコノハドリ、ハクオウチョウ、キマユムシクイ、ハシブトオオヨシキリ、マミハウチワドリ、オナガサイホウチョウ、ノドグロサイホウチョウ、ムジセッカ、メボソムシクイ、ロクショウビタキ、オジロビタキ、チャバネアカメヒタキ、ムナオビオウギビタキ、ハシブトハナドリ、キバラタイヨウチョウ、アミハラ、スズメ、カバイロハッカ、オオハッカ、 キュウカンチョウ、コウライウグイス、オウチュウ、(ハイイロ+カンムリ+カザリオウチュウ、クロラケットオナガ

[2/17 涸沼,大洗方面](上野,大場)
好天の中、茨城県方面に行きました。  タカ類はトビ,ノスリ,ミサゴの3種に加え、オオワシ成鳥を観察。
現地の人の情報で、対岸の林にとまるオオワシを大場氏が頑張って発見。やがて飛びたち高空に上がり飛び去りました。カラスが5−6羽後を追いましたが、すぐに諦めました。
 カイツブリとミミカイツブリが100羽近い群れを作っており、ハジロも混じり、カンムリも散見され、カンムリとミミの中には夏羽に移行中の個体が何羽かいました。
カモ類は涸沼のキンクロ、ミコアイサなど、大洗でシノリ、ウミアイサ、那珂川河口でのヨシガモなど11種でしたが、オナガやハシビロが見られませんでした。 このほか大洗ではウミウとヒメウ、クロサギを観察、1日では55種で、充実した探鳥を楽しむことが出来ました。

[2/7 大栗川のカワセミ] (奥村)
大栗川(多摩市)へオオタカを狙って行ってきました。 空振りでしたがカワセミ君は定期的にそばに来てくれました。
多摩川本流を上流へ歩いたのですがカモ類はゼロ。 一昨年のミコアイサ・トモエガモを含むカモの群れを見に 通ったのを思うと狐につままれたようです。

[2/6 哲学堂公園] (高野)
4月並みの陽気で、公園の小さな梅林も一斉に開花してしまいました。
例年なら餌が最も乏しくなる時期なのに蜜にありつけて、メジロたちも大喜びです。
先日見たオシドリ♂1羽も健在でした。

[2/4 多摩湖の狸見] (奥村)
ウソに再会したくて多摩湖周辺を歩きました。 鳥は全く不発でしたが、多摩湖畔で狸に出会いました。 先日の新年鳥見の最初の鳥見ポイントの近くです。
地面に鼻をつけてミミズでも探していたのでしょうか、 家内と大声で呼びかけたのですがこちらを向いてくれません。 しばらくして湖畔をトボトボと立ち去ってゆきました。 鳥見が狸見になってしまい、ばかされたようです。

[2/3 霊園のアオゲラ] (奥村)
小平霊園の雑木林で2羽のアオゲラに出会いました。 夫婦でしょうか。2羽一緒は初めてです。
木の中に夢中でくちばしを入れています。 顔を上げた瞬間にシャッターを切っても、デジカメでは 遅れてしまうので苦労しました。

[犬鷲と熊鷹] (割田)
一昨年の暮れに皆で行った、Kダムのイヌワシ、クマタカですが、 1月に入ってから出現頻度が高くなりました。
クマタカはほぼ毎回、イヌワシも週2〜3回は見られているようです。 私自身は週に1度がせいぜいなのでイヌワシには今のところ縁がありませんが、 クマタカは行くたびに出ています。(2/2)

[1/31 葛西臨海公園] (上野)
オオホシハジロの情報があったので、所用の途中で寄ってみました。2時間ほどホシハジロがウジャウジャいる淡水池を中心に探しましたがだめでした。
それでも短時間で40種見ましたので、種類数としては上等でしょう。比較的珍しいのはオオタカ、タシギ、ヤマガラ、ヒガラ、オオジュリンで、ほかはこの時期に普通に見られる種類でした。

小阿呆 [1/27-28 八戸==苫小牧航路] (上野)
井上H、真柳両氏とBirdLife関係者の総勢9人で海鳥探鳥を行いました。  天候は最悪。特に行きがひどく、大雨と大荒れで視界も利かない状態。 雨が止んだ帰りも鳥の出は悪く、1月の航路は海鳥が少ないのかも。 流氷で北の海が覆われないと海鳥が南下しないのでしょう。
コアホウドリ、フルマカモメ、ハシブトウミガラス、ミツユビカモメが比較的多く 見られた以外は、当然たくさん見られると思ったウミスズメ類はさっぱりでした。

[1/2 上総一宮海岸でアラナミキンクロ]  上野
一宮海岸でアラナミキンクロを見ました。天候が曇りだったためもあっていま一つ不十分ですが。
(案内していただいたS氏から口止めされていたので、掲載を遅らせました)

[1/30 酒匂川中流] (高野)
春のような陽気に誘われて酒匂川中流の山北周辺を歩きました。 2〜6羽のウソの群れに数回出会いましたが木の芽を啄ばむのに一生懸命でした。その中にアカウソも何羽か混じっていました。 水鳥はカワアイサ♀3など。


[1/27、一宮海岸のアビ] 大場
上野さんからアラナミキンクロの情報を聞き、房総の一宮海岸に行きましたがフラれました。
浜の沖合いにクロガモが10羽程度とアビが20羽程度いました。 内2羽だけが比較的近くに居たので写真を撮りました。

[1/18 哲学堂公園] (高野)
時間が空いたので、近所の哲学堂公園(中野区)に久しぶりに行って見ました。
いつもはさしたる鳥も居ないのですが、この冬は特別のようで、シメや シロハラがいくつも入っていました。
更に隣を流れる妙正寺川(神田川の支流)にも、いつものカルガモ以外に コガモやオナガガモが沢山降りているので、少し上流のほうまで行って みたところ、オシドリの雄が1羽居ました。私の姿を見て餌を期待してか カルやオナガガモが集まってくると、孤高?の鴛鴦は近寄るなとばかりに 威嚇していました。

[1/14 宮ヶ瀬] 上野,大場,高野
OB新年探鳥会の翌日、3人で神奈川県の宮ヶ瀬湖に行きました。 残念ながら昨年暮れによく見られたというオオマシコの姿は無かったものの、 ベニマシコ、ジョウビタキ、ルリビタキやカヤクグリなどの冬らしい小鳥類や、 ミサゴ、ノスリ、オオタカなど35種ほどを楽しめました。
アカウソも我々は確認できませんでしたが、現地で偶然遭った上田(47卒)夫妻 はほんのり胸の紅いアカウソをしっかり確認できたとか。
ただこの周辺はガビチョウが多く、落ち葉を踏む音に期待して待つとこの鳥だったり、モズやウグイスの鳴きまねを入れた囀りを、冬枯れの山に響かせたりしていました。

[1/11、皇居のお堀のミコアイサ](井上)
毎週木曜の昼時 馬場先濠際でのミニミニバードウオッチングの 目玉のミコアイサ♂が姿を見せなかったので、探鳥会終了後 1人でお濠を一周したところ 桜田濠の岩の上で寝ていました。
きっと立上がるだろうと30分超。キンクロやヒドリにちょっかい を出され ついに立ちました。 水面上の優雅な白黒模様と異なり がっしりした下半身とたくましい水かき 潜水ガモの面目躍如でした。

[1/8 奥飯能](真柳)
飯能の奥を歩いてきました。南高麗7:20->原市場->13:20西吾野駅
谷道を選んで歩きましたが、鳥もやはり暖かいところが好きなんだなと思います。陽の差し込んだ谷は相対的に濃い鳥影でした。
カワセミ,アカゲラ,ミソサザイ,カヤクグリ,ガビチョウ,キクイタキ,ベニマシコなど30種
[1/5 小櫃川河口](真柳)
小櫃川河口に行ってきました。ヨシガモは例年に比べると少なく200+。しかしハマシギ、スズガモは数える気がしなくなるレベルでした。
セグロカモメが大きな2枚貝をかなり高い上空から落とす、という動作を繰り返していました。割るつもりだったのかも知れませんが、下は砂質干潟ですよ?タゲリは6羽の群。ズグロカモメ1は至近。コサギを見かけなかったのは意外でした。
 巌根駅7:20->小櫃川河口->15:00袖ヶ浦駅
アオサギ,ヨシガモ,オカヨシ,ウミアイサ,ミサゴ,チュウヒ,チョウゲンボウ,キジ,ダイゼン,タゲリ,ハマシギ,ミユビシギ,ズグロカモメ,アカハラ,オオジュリン,シメなど54種

[1/3、舞岡公園のアオシギ] 上野N
去年末からアオシギの情報がある横浜市戸塚区の舞岡公園へ。 アオシギはいつもはヤマシギが出る湿地に居て、にあっさりと見ることが出来ました。反対側の田んぼにももう一羽いましたので合計2羽観察しました。 その他アリスイとハクビシンが出ました。

[1/3、丹沢・宮ケ瀬] 上野(晶)
恒例の家族ウオッチングで丹沢の宮ケ瀬へ行ってきました。 ヤマセミは正月休みのようでしたが、オオマシコ のきれいな♂、ベニマシコ、アカウソにミサゴ、番外で ガビチョウと結構充実した内容になりました。

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