駄文帳

ここは城主が思いついたこと、気付いたことをメモする所です。

1999年の駄文

慣れというもの (2000.08.11)

しばらく前のことであるが、我が家に嫁さん専用のマシンとしてノートパソコンがやってきた。 Win98搭載のMebius である。 早速名前を付けて、メールソフト、お絵かきソフト、 そしてゲームなどをいろいろインストールして 使い始めた。 当然子供たちもゲームに使い始める。

ある日シムタウンで遊んでいたときのことである。 パソコンがフリーズしてしまった。 呼ばれた私はタスクマネージャーも起動しないことを確認すると いつものようにリセットボタンを押して再起動した。

すると突然「わーん」と泣き声がした。 折角作った町が消えてしまったと判った娘がわんわん泣き出したのである。 必死に娘をなだめながら、思わずゲイツ君に殺意を覚える私であった。

考えてみればこんなにしょっちゅうフリーズする家電製品は 他にない。Windows 以前のパソコンゲームの動作も もっと安定していた。 どうやら本当は異常な状態なのにそれに慣れっこになっていたようだ。

こんどゲイツ君は5億ドルかけて新しいゲーム機を作るそうである。 安定したのが作れたら、その技術を是非Windows にフィードバックして 貰いたいものである。

民俗学者 (2000.01.22)

 昨日「別冊宝島」の「インターネット事件簿」を購入した。 載っている事件はネットサーフィンの経験がある程度ある人なら 既に知っているような事件でとりたてて新味はない。 しかし一通り網羅されているので何年か経ってから「あの時こんな事件があったなー」と 懐古するネタ帳としての価値がある。文字通り事件簿である。

 紀藤正樹弁護士と静岡大学の赤尾晃一助教授のインタビューや、 他のライターの記事の中に大月隆寛先生の名前を見つける。 ”民俗学者きってのネットウォッチャー”と紹介されているが、 書いてあることは抽象的な話ではっきりいってつまらん。

 先生は作る会のゴタゴタとそれが右翼掲示板にもたらした波紋とか、大蟻喰に噛みつかれた話とか面白いネタをお持ちなんだからそちらを書いて下さい。


いまさらながらエバンゲリオン (2000.01.08)

 タイタスで正月三が日、エバンゲリオン全26話一挙放映をするというので、 この機会に見てみることにする。 オープニングを目ざとく見つけた娘が「見たい、見たい」と騒ぐが、 とても小学生に見せられる内容ではないのでベッドに追いやって寝かしつけた。

 子供達が寝静まってからビデオを再生する。 あさりよしとお(娘はコロナちゃんが大好きである。)の名前を見つけたり、 綾波レイが微笑むシーンにグッと来たりしながら、 全26話を鑑賞した。 私はアニメファンではないのだが、エベンゲリオンには年甲斐もなくはまってしまった。

 去年までは最初の二話と最後の三話しか見ておらず 広げすぎた風呂敷を畳み損ねた作品という評価であった。 しかし全部通して見て大幅に認識を改めることになった。 エバンゲリオンについてはまた書くとしよう。


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