活動日誌


★★★

3月4日 冬と梅花の写真 

今年は暖冬模様で、冬らしくピリットした寒さの日が少なく、なかなか冬の季節感のある写真を撮るのに苦労しました。
では、さっそく紹介しましょう。

始めは、えみさんの冬の写真です。

「日差しと風」

冬写真07えみ

冬の頼りない太陽は、時々雲間から顔を出しています。セピア色の雲は低空の冬の雲ですが、小粒の雨を落として、 駆け足て通り過ぎて行ったのでしょうか。
小さく波立つ水面は、風が作った不規則な模様を光(夕方かな)を利用して、砂漠のような無機質な雰囲気を作り出しています。左側に小さく写っている水鳥は、ラクダに見えたりします。emiマジックですね。
4本立った杭の一番外れに杭で休んでいる渡り鳥は、仲間からはぐれたようで寂しそう。
片男波から見た名草山方向は、間を遠く隔てる水面が青を忘れた冬色で、重なる葉の落ちた枝が寒さを感じさせます。


次は、私の冬の写真です。

「日なたにて」

秋写真07まさかず

冬なのに、もう春の日差しを感じる日でした。カメラを持って、外に出てみました。
我が家の老犬が、ひなたぼっこをして眠り込んでいます。エアコンの上の白菜は漬け物になるのでしょう。
少し歩いて、川沿いの花壇に行ってみました。この時期は花が少なく、雑草が広がっている花壇の中で、暖かい太陽の光を受けて幸せそうな水仙を撮ってみました。
冬らしくない青空が印象的でした。


ここからは、梅の花の写真です。
この暖冬に梅も戸惑っているようで、咲き方が木々によってまちまちでした。

まずは、えみさんの梅の花の写真です。

「梅とメジロ」

梅花写真07−えみ−1

メジロは、手のひらより小さくて、うぐいす色の身体に、目の回りの白い輪が特徴の鳥です。
「梅にうぐいす」とよく言われますが、うぐいすは見かけは薄汚い鳥ですから、メジロと間違えたのは明らかですね。
梅の花の蜜を吸う為に、忙しく動き回り身体の位置を色々と変えるので、写すタイミングが難しかっただろうと想像します。
メジロを狙ったら、梅の花も上手く写った(emiさんの実力ではそんな事は無いと思うけど)、そんな写真を並べてみました。
可愛いメジロの表情を楽しんで下さい。

「梅を描く」

梅花写真06−えみ−2

写真で「梅を描く」人と、絵画で「梅を描く」人が、同じ時に同じ場所にいた事は確かです。(笑い)
光の柔らかさが「春」を感じさせます。
マクロで撮った(であろう)花に、健気さ可憐さを感じるのは「桜」との違いですね。
絵を描いている人は、その絵に、時の流れを積み重ねて描いています。
写真を撮っている人は、時間と空間を切り取っているのですが、そこに何かしらの思いを詰め込んでいるのです。
でも、見る人は、感じるままに受け止めれば良いのですよ。


次は、私の梅の花の写真です。
いつもと違って、コンパクトデジカメで撮りましたので、多少雰囲気が違うと思います。

「梅と青空」

梅花写真07−masakazu

雲一つない青空の日の昼間に撮影したのですが、残念ながら青色の出方が私の好みではないです。
やはり、一眼デジカメを持って行けば良かったと、パソコン画面で見て後悔しました。
で、あえて何も処理を加えないままで載せました。


えみさん、写真の撮影ご苦労様でした。
次のテーマは「春」です。今度は、同好会の皆さんも「春」を意識して写真を撮って下さい。
シャッターチャンスは沢山ありますよ。


△戻る△



★★★

このページはmasakazuが作っています