活動日誌


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8月12日/14日 ペルセウス座流星群を見る

今年のペルセウス座流星群の極大は13日の2時でした。
「12/13日」

12日の20時頃外に出てみると、残念ながら空いっぱいの雲で、星空は見えそうにありません。
たまたま外に出て来ていたえみさんとしばらく立ち話をしてから、私自身の体調不良のこともあったので、早々に自宅に戻りました。

23時頃、外から賑やかな声が聞こえてくるので、様子を伺いに外へ出てみると、同好会のメンバーが路上にシートを広げ、頭を揃えて寝転び、曇り空を見上げながら会話を楽しんでいました。
たつや副会長が、皆に声をかけて観望会を段取りしてくれたとのこと。(感謝)

天気予報では、0時頃から雲が切れるみたいなので、それを気長に待ちながら、真夏の一夜を、そよ吹く風を肌に感じ、ゆっくりと流れ行く雲間から、時々明かりを増す月を眺めるのも風流なものと、誰もが飽きることなく空を眺め、会話もはずんでいました。
私も、少し会話に加わってから、後ろ髪を引かれる思いで自宅に戻り、就寝の床に着きました。

後日聞いたところでは、0時頃から、ほんの数十分間だけ晴れて、明るい流星を2個、暗い流星を1個見られそうです。
それでも、久しぶりに見ることのできた流星は、それぞれにとって感慨深いものだったとか...。
その後は曇って来たので、1時頃に観望会は終えたとのことでした。

さらに、えみさんは3時頃にベランダに出て、偶然に雲の切れた星空を眺めていて、2個の流星を見たそうです。

「14日」

14日は東風が吹いて空が澄んでいて、私の体調もやや良だったので、23時から24時までの一時間だけ流星を見てみることにしました。

前もって流星の電波観測で状況を調べてみると、そこそこ小さな流星が流れ始めているようだったので、準備を整えて、ベランダに寝転びました。

東の空には下弦の月が明々と輝いていましたが、天頂付近は4等級の星が見えていたので、天頂付近を中心に見るようにとしこさんに教え、私は南向きに、としこさんは北向きに寝転びました。

天頂付近には「はくちょう座」が大きく羽を広げて羽ばたいているのが見えて、最近3等級まで増光した長周期の変光星χ(カイ)が、白鳥の長い首の真ん中辺りでチラチラと弱く瞬いていました。

30分程粘ってみましたが、流星はなかなか見られず、しつこいヤブ蚊の攻撃に耐えかねた頃、はくちょう座の翼の辺りから首にそうように明るい流星が流れましたが、としこさんは見逃した様子で残念がっていました。

さらに15分程粘ってあきらめかけた頃、としこさんが「月の側で何かが光った」と声を上げました。
月明かりの影響で流れるところは見えなかったみたいだけど、かなり明るい流星(火球クラス)が流れたようで、その最後のあがきのような閃光だけを見た様子でした。としこさんは、流星だとは思えなかったと興奮気味でした。

そうこうして観測を終わり、部屋に戻り流星電波観測の記録を見てみると、としこさんが見た時間に、全国の観測記録にロングエコー(明るい流星が流れた証拠みたいなもの)が残っていました。
相当明るい流星だったのでしょうね。

次回の「ふたご座流星群」の頃には、私の体調も戻っていることでしょう。


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