データ追加であります。
▼まずは『デビルマン』バリエーションページ。
今年はアニメ化のお陰で、10年ぶりに『マジンガーZ』の単行本・文庫が発売。
つーワケで、もう一つのビッグタイトル『デビルマン』も新装文庫版にて登場でした。
でも、『新デビ』編入済バージョンでしたが。ま、去年再編成前のバージョンも
全1巻で出てるので、読者の選択肢も両方あるんですけどもね。
個人的には辻真先新解釈、っていうカンジが入った『新デビルマン』も好きなんだけども、
やはり『新デビ』はあくまで『新デビ』という別作品だと思うワケで、旧作の流れに入って
来るのは好きじゃないです。しかしながら、何らかの形で1〜2年に一度は発売されている
『デビルマン』。少なくとも書店やコンビニに並んでいる状況が途切れなくあるワケで、
そのアクションはやっぱりありがたいコトですよ。
▼お次は『マジンガーZ』マンガ版ページ。
オリジナル版と再編集版、どれを読んどけばとりあえずいいか…と言いながら、
いつの間にやら揃ってる状況ではなくなった旧文庫版。いっそ新装版に差し替えても
良かったんだけど、ブログに新装版紹介しちゃってたんで、そっちへのリンク貼りつつ
文章をいじるコトで遅まきながら対処。
▼最後はおのまこと先生ページ。
前回が「コミック乱」'09年3月号。それから10か月も空いて、『江戸職人噺』の第2弾掲載!
いやあ、よきかなよきかな。11月27日の発売だったけども、号数表記が2010年1月号だったので、
リストにも2010年枠を用意してリスト更新。
おの先生の江戸マンガって人情話と蘊蓄の配合が絶妙なので、安心して浸りつつ
どういう蘊蓄をクライマックスに持ってきてくれるのか、それをどうドラマの頂点
と噛み合わせてくれるのか、が見どころ。今回もタンスの見せ方で落とし込み、
ベタなんだけど、うまいベタだなあ。いつもながら、正しい職人のお仕事を観せて頂いたカンジです。
▼この間はまんだらけ中野店マニア館で、久々に「月刊少年マガジン」の出物に会ったです。
1978年4月号というと確か…と中見せてもらえば、案の定『バイオレンスジャック・激闘!門土編』
の最終回。「ジャックという作品はパワー使うので、一旦3カ月休んで続き描かせて下さい」
という豪ちゃんのメッセージ付き。『黄金都市編』において豪ちゃんの意に反して
死に突っ走った早乙女門土を、まるで身堂竜馬のごとく止めるべく、この『激闘!門土編』は
描かれたんすよね。けど、やっぱり改めて作者の意に沿った形では結局収まらなかったあたり、
流石、門土さんっていうカンジですな。
あ…今ふとコレ書いてて思ったんだけど、『真マジンガー 衝撃!Z編』のタイトルって
『激闘!門土編』のフォーマットにのっかるように付けられてたのかな…?『ジャック』
と『あばしり一家』からの引用多かったなあ。
そういえば、メッセージBOXにお話頂いてたんですが、ネット上では老舗のデビサイト、
桐生アイザさんのページが閉鎖。なんかご迷惑いっぱいかけた気もしますが、残念です。
ともあれ個人サイト黎明期の中で、デビルマン愛好サイトであったところが消えるのは、
一つの節目なのかな、という気も。お疲れ様でした。
それではみなさん、良いお年を〜。
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