【しゅうちゃん、うどん打ちに挑戦の巻】(2003.11.12)



東京は新橋駅前のそばにある「せとうち旬彩館」、香川県と愛媛県の物産アンテナショップだが、此処ではさぬきうどんの「うどん打ち講習会」をやっている(2ヶ月に1回程度)。うどんフリークとしては、やはり行き着くところは“うどん打ち”だろう。その奥義を極めよう!と勇躍、申し込んだしゅうちゃんであった。11月の講習会は10−12日の3日間、3つの時間帯に各4人ずつ講習枠があり、しゅうちゃんの希望通りの12日14時からの時間帯で「抽選に当たった」との知らせがきたのは11月初め(香川県庁から連絡があった!)。さっそく休みの調整をして満を持しての挑戦であった。
汗を流して約1時間半、うどん打ちに挑戦。写真は自ら仕上げたうどんをおみやげ用のパックに入れたところ(撮影=たまたま取材にきていた日本農業新聞編集局写真部のFさん)。なんと、この模様は明日、13日付けの同紙に掲載とのこと!Fさん、締め切りに間に合ったか?



注=11月13日付けの日本農業新聞1面に写真つきでイベント紹介、麺の出来具合をチェックしているうどん職人・嶋浩城さんの背景で、おいらもちょっと写っているのがお分かりか?(03.11.16 記述)


ここで一句、うどん打ち 技を極めて 秋深し 秀忙


では、うどん打ちの実演を披露しよう。といっても、肝心の生地づくりや延ばし工程では写真を撮る余裕があるはずもない。撮影したのは、かろうじて下の3点のみであった。
                            

ボウルの中に、ビニール袋に入った中力粉が400グラム。
これから、袋を開けて中力粉を出して、そこに塩水を入れる。
この塩水の塩加減を季節によって変える。ここがポイント!
指を大きく広げて、早くまんべんなくかき混ぜる。
最初の1分間が勝負とのこと。これでうどんの質が決まる!
さらによく混ぜていると(5分程度)、黄色っぽくなってくる。
そこで生地を丸めて一つの固まりにする。

生地を乾燥させないようにビニール袋に入れて、手で平たく押していく。お店では“足踏み”するところだ。

一番大事な生地づくりの部分を紹介できないが、講習料(1500円)払って貴重な体験したわけなので、“企業秘密”としておいた方がいいな・・・

いろいろ練った生地をビニール袋の中で「10分間」寝かせる。
そしていよいよ、麺棒を使った「延ばし工程」に入る。
全体の厚さが3mm程度になれば、出来上がり!


左記写真のように、蛇腹(じゃばら)風に3段−4段に折り畳み、「切り工程」へ。
最後は「茹で工程」、茹で上げて(12ー13分)、みんなで試食。

試食は、ぶっかけうどん。しゅうちゃん、おかわりもして、全部で3杯たいらげる!
コンスターチ(片栗粉)をかけて持ち帰った残りの麺も、その夜、ぶっかけ風にして、おいしくいただいたことは言うまでもない・・・。
  


1000円で購入した「麺棒と香川県産小麦粉、うどんだしセット」と、おみやげにもらった香川県の各種観光パンフレット



さぬきうどんのtopへ戻る