めったに風邪などひかない私ですし、当直だという緊張があるのがさらにテンションを高めているはずですのに、うーむ、これはどういうことなんでしょうか。病院でエアコンどっぷりだとまた悪化するかもしれません。
困ったもんです。
私の知人が運営している「ペットの孤児院『ハッピーハウス』」が、しつけのよいおとなしい犬を連れてきて入所者のかたと遊ばせてくれる、というものです。ペットがお年寄りや患者さんにていい影響を与えるということは以前から聞いていました。アニマルセラピーという言葉もありますし「人と動物の関係学会」でもしばしばそういうテーマが取り上げられています。
でも、ふだんはほとんど自発性がなく寝たきりに近いお年寄りが、犬を抱きしめて放さなかったり、めったに笑顔を見せないかたがずっとほほえみっぱなしだったりするのを今日はじめて目の当たりにしますと、これはこれからもしばしば続けなければと思ったことでした。
施設のほうはもちろん初めての試みでしたし、ハッピーハウスさんのほうも初めて。お互いにたいへん手応えのあるイベントでありました。
百貨店の地下食料品売場では、全国の名物の実演販売がありまして、それが楽しみなんです。だいたい毎週違った店が出ます。今週は何かいなという楽しみ。
で、まあ「衝動買い」というほどたいした額でもないのですが、ついつい多い目に買ってしまうわけですね、一週間しか出てないわけですから。先々週には金沢に行ったらぜったい買って帰る「かぶらずし」。ちょっとクセがあって好ききらいがあるでしょうが。
そして今日は「しそひじき」。500gも買ってしまって、帰宅してちょっと顰蹙を買いました。でもおそらくすぐになくなってしまうと思います。
口いやしいので、百貨店地下食料品売場での衝動買い、これからも続くことでしょう。
かつての、いまになって「バブル」と称されている時期、私は回りの景気のいい話に驚いていました。私の祖父(故人)が「あぶくぜに」に手を出すなと言っていたことを聞いていて、「おいしい話=あぶくぜに」がそんなにあるわけはないと、なんとなく直感的に思っていたからだったように思います。
収入がいいと世間から思われていた医者である私の、数倍の賞与をとっている金融関係会社の社員の報道がありました。そして、私の年収は高校の同級生に簡単に抜かれました。バブルの時期には、医療の世界はすでに落ち目でしたから、それはあたりまえだったのです。
ここ十年ほど、日本の国全体が背伸びしすぎていたのではないでしょうか。
患家に着いて車に乗りおりするたびにたっぷりと雨しぶきを浴び、底が減ってものすごくすべりやすくなってしまっている安物の合成皮革の靴はしっかりと水を吸って重くなってしまいました。能勢の村のなかでは川のようになった狭い道を歩きながら、ぜひ長靴を車に積んでおこうと思ったことです。いただいたダイコンは葉がたっぷりと濡れていて、後部座席は水びたし。
とかなんとかいいながら、じつはこの荒天下での移動を、いっぽうではちょっと楽しんでいたのではありますまいか>自分 :-)
最近気がついたのですが、このバスに乗るのは、週に何回か不定期に乗る私を別にして、私と同世代とそれ以上の男性ばかり3人。どなたもきっちりとスーツを着込んだサラリーマン風で、ネクタイこそ着用しているもののいつもラフもしくはカジュアル系である私がいちばんだらしない格好であるのです。
大阪への通勤だと、このバスではなく逆むきのに乗ったほうが早いので、おそらく私と同じように、大阪と反対の方向への通勤なのでしょう。勤勉なことです。
しかし、このバスが終着の駅前に着く直前に前を通るサンドイッチ専門店では、もうすでに何種類ものサンドイッチが並んでいます。みなさん、早起きなんだなあ。
電話がISDNになったので、パソコンのわき(ISDNのターミナルアダプタがある)に電話機を集中し、リビングや娘の部屋ではコードレス端末を使うことにしました。私の前には電話機と携帯電話や PHSがところ狭しと並んでいます。私はいったい何の商売や ^^;
で、部屋はかなりすっきりして広く使えるようになりました。しかし、冬越しに室内に入れなければならない植木がまだいくつかありますので、広さを感じることがいつまでできるのかは分かりません。それに家具が届くまで、それに入れるべき荷物が棚のうえに山積しています。うーん、まだまだ物が多い。
しかたなく、御堂筋方面へ抜けようと老松町(おいまっちょう)通りへ入りました。このあたりは一方通行が複雑に設定されていて、知らずに入ると元の道にでざるをえなくなったりする迷路地区ですが、じつはCOMLの事務所の近くなので、私は熟知しています。
老松町通りの真ん中あたりまできたところ、うーん、なんと今日は「老松古美術祭」。道路に骨董を並べ、普段だとあまりに高級そうな店構えのために、いちげんでは店に入りづらい店もオープンになっています。
思わず車をとめて1時間近くウロついてしまいました。
今日と明日はほうぼうでイベント盛りです。
(*1)11月9日の駄理雑言を参照。
札幌からの快速「マリンライナー」で着いた小樽の町は、しかし連休にしてはえらく静かでした。駅前の観光協会でもらった地図を見ると、おそらく乗り物に乗らなくてもだいじょうぶと思えましたので、私の好きな町歩きで対応しました。そしてそれは大正解。家でみやげものと指定されていた「いくらの醤油漬け」、駅近くの「ふつうの市場」風じつは観光客目当ての店ではまだまだ高いなあと思っていたのですが、歩いているうちに見つけた市場で安く買うことができました(さっき食べましたがぷりぷりして美味だった)。
交通記念館の客の少なさにぼうぜんとし、すぐ南側にある手宮洞窟の不思議さに感心したあと、北運河からずーーっと歩いて東のほうの歴史的な建物の集まっている地区へ。途中では遅い昼食をふと入った蕎麦屋さんでとって(これも旨かったぞ)、いわゆる「ガイドブックで取り上げられているあたり」に着いてびっくりしました。観光バス専用の大きな駐車場があって、先に私が行っていた西部方面とは格段の違いの人の多さ。ま、私はヘンコではありますが、しかしま、これで小樽に来たと思った人は気の毒ですね。しずかないい町なのに、ここらはガラスとオルゴールとカニしかないガサツな町並みなんですもん。
喧噪地区からまた歩いて駅に戻って小樽始発の「エアポートライナー」に乗って新千歳空港に直行しました。
おたる水族館に行けなかったのが心残り。足と公共交通機関だけでは行動に限度がありましたなあ。
札幌で所用があり、時間がもったいないのでしかたなく乗ったわけですが、やはり揺れたりしますと身体が固くなりました。飛行機は見るのは大好き乗るのは大嫌い。二年前のやはり秋に九州の老人保健施設見学にグループで乗って以来です。どーもいかん。新千歳空港に着いたらすっかり肩がこっていました。
前に札幌にきたのはもう十年くらい前でしたので、新千歳空港ははじめて。JRの便がよくなっているのに驚きました。
きたからにはかえらねばならない。明日もう一度肩こりをします。
電話局にいってもISDNのことが通じないというボヤキがあちこちで聞こえていたころから、ISDN回線については熟知していた私ですが、ま、回線のデジタル化についてのメリットに疑問を持ったままでありました。アナログ回線でもモデムの発達でそれほどのストレスを感じていなかったこともあります。つねに最高速モデムを使ってきた私の正直な印象でした。
それがいまにきてISDNにしたのは、娘が大きくなって、けっこう電話を使うようになり、そして当然というか長電話。私も通信をするのに気を遣う。宵の口はどこからか電話がある可能性が強いので、しかたなく(だけでなくテレホーダイの関係もありますがね)深夜のアクセスを強いられてしんどいということもあり、回線を増やしたい、でも共同住宅で回線の物理的な増設は不可能、ということになれば、デジタル化しかないなあ、というこってす。
工事はあっけなくすみました。そして以前より回線品質は明らかによくなりました。こんなんだったらもっと早く切り替えておけばよかった。
昨日の雨のあと、急に冷えこんだこともあって、今朝は冬を感じました。しかし、よく考えてみたら、冬至まであと一ヶ月ほどしかありません。去年の今頃は引っ越し準備におおわらわでした。
もう一年たったのか…。
はじめのうちはこちらも無我夢中、いろいろなこともあるなぁ、という気持ちでやってきたのですが、最近はなんだか世の中の矛盾が集まってきているだけなのではないかい、というようなことに気づいてきました。
具体的なことは書けませんが、ともかく毎週火曜日の判定会議が終わりますと、どっと疲れが出てしまいます。
おかみに向かっても、それぞれの家庭に向かっても、うーー、ええかげんにしなさい、といいとうもなりまっせぇ、ほんま。
週に2回の早出で、7時前に駅に降りましたら、新しくできた改札口の自動改札で駅員さんが集まって大騒ぎ。なんだか機械の調子がおかしくて、お客さんがスムーズに通れない模様。うーむ。
夕刻の退勤のときには、改札のすぐ中にできたクレープ屋さんのために混乱、そして大阪方面の電車がホームふたつに分かれたために私をふくむお客が右往左往。うーむ。
ま、「大」阪急さんと私の職場とはくらべものにはならないのですが、しかしまあ、新しく始めたときのドタバタはいっしょかもしれんなあ、と2ヶ月前のわが職場のアタフタを思い出しつつちょっと安堵。
私の生活圏の私鉄は、北摂ですからいうまでもなく阪急電鉄。北摂は、別名「阪急平野」というくらい、どっぷりと阪急さんに漬けられています。
そして私の生れ育った、いまも両親が住んでいるところは近鉄の沿線で、ま、近鉄平野という表現は聞いたことはありませんが、そういう言葉が必要ではないくらいに近鉄しかないところです。
電車でいえば、阪急はほぼ完全な都市近郊路線ですから、電車は一定のパターンで淡々と走っているようにみえます。いっぽう近鉄の場合は、都市近郊路線であると同時に、大阪と名古屋を結ぶ都市間鉄道であり、伊勢や奈良、京都への観光路線ですから、特急や急行がどんどん走っています。準急や各停クラスの電車に乗りますと、待避駅で2列車をかわすことなど珍しくありません。
ま、鉄道好きとしては近鉄のほうがオモロいものの、利用客としては走り抜ける優等列車に憎々しげな視線を送りたくもなったりするわけです。
関西の大手私鉄でありながら、両極端の性格の阪急と近鉄。じつは、お客さんの雰囲気にもかなり違いがあるように感じます。その意味では、関西の大手私鉄5社、利用者の空気はぜんぶ違っていて、あー、だれかそういう視点でのルポなどなさいませんかねえ。