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ROAD
TO BLACK POT |
step1 | |||||||||||
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ダッチオーブンを手に入れたら、まずやらなければならないのがシーズニング。車でいえば慣らし運転だ。パッケージをあけたばかりのダッチオーブンはメタリックグレー。新品の鋳物特有の灰色をしている。これを使い込んで行くと、洋食屋のフライパンのように油を吸って黒光りしてくるだそうだ。使い込めば使い込むほどその黒さがましてゆく。菊池仁志氏によると本場の愛好者はそれをブラックポットと呼び、自慢しあって大切にするのだそうだ。 僕もblack potをめざしてまずはシーズニング! |
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シーズニングその前に | ||||||||||||
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買ったばかりのダッチオーブンは、錆止めのために出荷時にワックスが塗られる。最初にやることはこれをを洗い落とすこと。鍋に水を張り、コンロでお湯を沸かす。すると鋳鉄の目に入り込んだワックスやゴミ、油などが浮いてくる。このアクのようなものをすくいとって、これが出なくなっらお湯をすて、乾いたタオルで水分をとり、自然乾燥させる。 簡単に済ませようとすれば、お湯で洗って、水分を拭き取り、自然乾燥するだけでも良いのだが、このやり方だと後で金臭さが残らない。おどろくほどのアクが浮き上がるはずだ。 |
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それではシーズニング | ||||||||||||
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シーズニングの方法はいろいろあるが、僕はオーブンに放り込むという「アメリカンスタイル」でチャレンジした。ダッチオーブンに良質の植物油を塗って、本体とフタをひっくり返してオーブンに入れる。オーブンを180度に設定してそのまま1時間以上ダッチオーブンを焼く。火を消したらそのまま自然に冷えるのを待つ。これで完了なはずだ!が、仕上がりがどうも気に入らない。思ったより黒くならないのと油がちょっと多いためか、焼きむらが出来ていた。 で、さらに別な方法もとってみた。うっすら油をひいた鍋をコンロにかけ、ガンガン焼く。煙りがもうもうと出るが気にしない。油の焼ける臭いはかなり気にはなるが…。油を塗り過ぎるとタール状になりこびりつくので、油の量 は要注意。オーブン焼きも含めて、ごく少なめのほうがよさそうだ。油は布やティッシュに含ませてトングなどで塗る。油を塗っては焼き、焼いては油を塗る。そこそこに黒い色が出る。フタも同様にする。 |
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これで、準備完了。後はひたすら料理を作るだけだ。とりあえす油をしみ込ませるのが目的だから、煮込み料理のようなものは避けて、油を使う料理をするのが基本だ。 右はシーズニング完了のMYダッチオーブン。比べて欲しい、黒の違いを! |
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