evan
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はじめに
構想二年弱の短編ギャグ連作です。短編でなにかセリフの多いものをできないかと考えあぐねてねってぐーぐーぐーすぴ〜ハッというわたぼうし。タイトルもコンセプトも一年前に決まってましたが、あまり気のりしない内容なので(読めばわかります)わすれてました。最近めっきりギャグ作品は作らない(読まない)ので自分でもおもしろいのかわかりません。あまりたかさきの腕を過信しないて読んでいただけれどさいわいしわわせです。では、また。
『宇宙戦士(とんでもないこと)エヴァーナ子(こ)ちゃん』
たかさきはやと
宇宙そこは広大無比の原的(げんてき)ポケット……。
「なにこれ…禁断の書」
……!
「ふむふむ中学ま…?…高校で?…最近は…?…ふ〜んふんふんふうーむ…アンタそうなんだ」
え、ええまあ…
彼女は第二宇宙警察特殊課(だいにうちゅうけいさつとくしゅか)にとなえたる少女…
「そこ、熟女にして」
なに?! そんな…なに?
「中学でねえ…ふうううーん?…」
………熟女が茶色の長髪を…
「そこ、金髪にして」
………きんぱずの熟女がよしたき…
「カタカナがいい」
エヴァーナという…
「キュート」
…キュートで…
「美貌」
…びびにぼうの…
「おい! たいへんだ」
それは宇宙がひとりの独裁者によって死ぬかもしれない、という知らせであった。だが、彼女はゆっくりとたちあがるとかけだした。わが愛機を駆りてそこへいでて…
「ポチ、テレポート」
わん!
「宇宙などなくなることがわがアイデギーくずれろソラよっ(!)」
「ふんじばれ」
彼はふんじばられました。
「……………ーーなにーっ!?」
「お、おれのこれまでもクノウは…!」
「えんでぃんぐ」
エヴァーナさまは警察から表彰され…
「賞金二千万クレ」
に、にせにせんまおんクレが…
宇宙は広かった…いまそこに悪にたちむかうゆけわれらのエヴァーナきみのかたに宇宙はちゅうぶらりん……
「豪邸とコーヒーホットで」
そして宇宙はきょうも平和だったのでした。ありがとうエヴァーナちゃんがんばれエヴァーナ子(こ)ちゃんちゃんちゃん………
おわり