私の会った不思議な人たち

「私の会ったことのない不思議なMさん

Mさんとはかれこれ7年のつきあいである。どのようにして知り合ったのかもすでに忘れてしまったほどである。Mさんが ASAHIネットに初めて書き込んだのは「猿でもわかる数理の花園」。大阪のIさんがモデレーターをしていた不思議な会議室であった。Mさんは正統派の理系の人である。何か難しい理系のお仕事をしているらしいが、恐らく聞いても私にはよくわからないと思われる。

電脳筒井線のあと、筒井ファンが沢山書き込んでいた超電脳船団にも書き込んでおられた。内容は飲痰健康法の話であり、それを読んだ多くの人がひいてしまったのではなかろうか、と思うのだが、私は不思議な人が現れたなあ、とぼんやり感じたのであった。メールのやりとりをはじめたのはどうしてだったのか。そのあたりの記憶が全然まるでちっともない。ASAHIネットでは、自分がアクセスしているときに、ほかに誰がアクセスしているのかを見るコマンドがあり、見られるのが嫌な人は隠しているが、Mさんも私も隠していなかったので、多分私が「みっけ」というタイトルでメールしたのであろうと思われる。当時、会議室で知った人を見かけると用もないのにそうしたメールを送っていた私であった。

Mさんとはまだ会ったことがないのだが、時折突然の贈り物をくださる。フリーウエアの変梃なソフトであったり、かわいらしい恐竜のついた鉛筆だったり。私は暑中見舞と年賀状以外を彼におくったことがなかったので、去年はお中元を贈ったのであった。Mさんは長年のマックユーザーなので、困ったことがあると、すぐに頼ってしまう私である。Mさんはとても親切で、頼んでいなくてもいろいろとしてくださる。このホームページも元々はとても地味なレイアウトであったのを、Mさんが沢山の箇所に手を入れて、その手の入れ方にはところどころ謎の箇所もあったりして、実はすべてを私は把握していなかったりもするのだけれど、ともあれとてもかっこよく直してくださった。

Mさんと一度会いそこなったことがあった。筒井さんの秘密朗読会は参加できるひとが限られていた会だったのだが、私も隠れスタッフの一員であったため、 Mさんに行きましょう、と声をかけ、Mさんは行くことになっていた。ところが、朗読会の場所をお知らせしていなかったため、Mさんは当日になって、どこに行ったらいいのかがわからず、恐ろしい結果となった。そんなわけで生きている間にMさんと会えるかどうかはわからないのだが、とてもお世話になっている謎のひとなのだ。