◆ ミトロプーロス/ミネアポリス交響楽団(1940年11月4日 SONY CLASSICAL)★★☆☆☆
この曲の正規の録音としては最古のものとされています。ギリシャ出身の指揮者ミトロプーロスはマーラーの交響曲第3番のリハーサル中に倒れて帰らぬ人となったことでも知られていまして、当時まだ演奏される機会の少なかったマーラーを積極的に取り上げた指揮者でした。
◆ ワルター/コロンビア交響楽団(1961年 SONY CLASSICAL)★★★☆☆
このマーラーの交響曲第1番の語る時には避けては通れない演奏であることは、ワルターがマーラーの弟子であったとかよき理解者、名解釈者であったという事実をだけでなく、この曲の録音史の最初期に位置するにもかかわらず40年を経た現在まで常にランキングの1位を誇ってきたことからも明らかなことです。