8. rmicの実行
rmic
[`OPTION'] ... class ...
rmic
はlibgcj
に付属しているユーティリティで、
リモートオブジェクト用のスタブを生成します。
このプログラムはまだJDKのrmic
と完全な互換性はないことに注意してください。
例えば`-classpath'のようないくつかのオプションは、
認識はされますが現在のところ無視されます。
現在のところ、
これらのオプションについてはドキュメントに記述していません。
オプションは、
`--'で始まるGNUスタイルで指定することもできます。
例えば、
`--help'も受け付けられます。
-keep
-keepgenerated
- デフォルトでは、
rmic
は中間ファイルを削除します。
これらのオプションのいずれかを指定すると、
中間ファイルは削除されなくなります。
-v1.1
- プロトコルバージョン1.1に対応したスタブとスケルトンを
rmic
に作成させます。
-vcompat
- プロトコルバージョン1.1、
1.2の両方と互換性のあるスタブとスケルトンを
rmic
に作成させます。
これがデフォルトです。
-v1.2
- プロトコルバージョン1.2に対応したスタブとスケルトンを
rmic
に作成させます。
-nocompile
- 生成されたファイルをコンパイルしません。
-verbose
rmic
が実行中の処理に関する情報を出力します。
-d directory
- 出力ファイルをdirectoryに置きます。
デフォルトでは、
出力ファイルはカレント作業ディレクトリに置かれます。
-help
- ヘルプメッセージを出力して終了します。
-version
- バージョン情報を出力して終了します。
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by TurboLinux User on February, 6 2003
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