“ナルニア国物語/第2章 カスピアン王子の角笛”★★
The Chronicles of Narnia: Prince Caspian
(2008年アメリカ映画)

監督:アンドリュー・アダムソン
原作:C・S・ルイス
脚本:アンドリュー・アダムソン、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー、アン・ピーコック

出演:
ジョージ−・ヘンリー、ウィリアム・モーズリ
ー、スキャンダー・ケインズ、アナ・ポップルウェル、ベン・バーンズ、リーアム・ニーソン

  

「ナルニア国物語」の映画化2作目。こういうシリーズものは、一旦観始めてしまえば続けて観る他ない、というものです。その所為か、第1作目を観たときからもう2年も経つのか、とまず思う。
主人公のベベンシー2兄弟姉妹のうち、下のエドマンドとルーシーを演じる2人が大きくなったなぁ、という感じ。

この「第2章」はもっぱら、テルマール人の王位簒奪者であるミラースと、その魔の手から逃れナルニア人の中に交じり入ったカスピアン王子、そして4兄弟姉妹との戦いばかりというストーリィで、「第1章」ほどのファンタジー性はありません。
それでも最初から最後まで面白く観れるのは、4人の子供たちの冒険物語だからでしょうか。
もっとも「ナルニア国物語」を一つ一つの章(=作品)で評価すべからず。全てを通して初めて「ナルニア国物語」であり、一つ一つの章は所詮、その一部分の物語でしかないのですから。

というわけで、次の「第3章」が映画化されたら、また観に行くことでしょう。

2008.06.01

   
 → 原作:「カスピアン王子のつのぶえ

     


    

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