“ハリー・ポッターと賢者の石” ★★
HARRY POTTER AND THE PHILOSOPHER'S STONE
(2001年アメリカ映画)

監督:クリス・コロンバス
原作:J・K・ローリング
脚本:ステイーヴン・クローヴス
出演:ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルバート・グリント、リチャード・ハリス、ロビー・コルトレーン、マギー・スミス、アラン・リックマン

 

久々に映画館へ行きました。15年ぶり位になるでしょうか。
いつもビデオばかりなので、ちょっと良いシーンがあると巻き戻してもう一度よく見るのが常。映画館ではさすがにそれはできません。それがもったいない!
大きな画面はいいのですけれど、もう一度見直せないのが口惜しい。若い時のようにもう一度見る、という気持ちはもう起きませんし。

さて感想はというと、それなりに楽しめた、というところ。

まず、ストーリィの面白さについて。
既に原作を読んでそれは知っていますし、映画故に所々省かれたところがあります。したがって、原作以上に面白いということはありえません。
一方、面白いストーリィを画面で見る、という楽しさはあります。
また、読んだだけでは想像がつかなかったものについて、あぁこんな風になるのか、と想像を補う楽しさもあります。

“ハリー・ポッター”は、魔術学校を舞台にしたファンタジー小説ですが、本質的には少年ハリーの成長物語です。そのことは、映画を見ていても強く感じられます。
全体として、この映画は原作に忠実に作られており、その点でも満足。

2002.02.05

   
→ 原作:「ハリー・ポッターと賢者の石」

 


  

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