“チャーリーとチョコレート工場” 
CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY
(2005年アメリカ/イギリス映画)

監督:ティム・バートン
原作:ロアルド・ダール
脚本:ジョン・オーガスト
出演:ジョニー・デップ、フレディ・ハイモア、デヴィッド・ケリー

   

ロアルド・ダール原作の児童書「チョコレート工場の秘密」の映画化作品。
1971年にジーン・ワイルダー主演で映画化されていて、本作品は2度目の映画化ということです。

世界一人気のあるチョコレートを作り続けているチョコレート工場。しかし、その門は閉ざされたままで15年間誰もその中を見たことがなかった。
ある日突然、工場主のウィリー・ウォンカーが全商品のうち5枚だけに入ってくるゴールデン・チケットを手に入れた子供を工場に案内すると発表します。
チケットを手に入れたのは、食い意地の張った少年、金持ちのワガママ娘、一番にならないと気がすまない女の子、計算づくの男の子。そして、貧乏な家の少年チャーリーが最後のチケットを手に入れます。
そして、5人+各々の付き添いが足を踏み入れた工場の中は、チョコレートの滝が流れていたりと、まるでファンタジーな別世界のよう。

内容としては、悪い子への懲らしめと、家族の大切さを描いた作品なのですが、それにしては回りくどいストーリィだったなァと感じます。
児童書で読んだ方が楽しめるのではないかと思いますが、映画化の見所としては原作のファンタジーな世界をどう映像にするかという点にあるのでしょう。
主人公であるチャーリーの活躍どころも少なく、私としてはイマイチ。

2006.02.11

※ 原作 → 「チョコレート工場の秘密

    


  

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