陽だまりの彼女 ★☆
(2013年日本映画)

監督:三木孝浩
原作:越谷オサム
脚本:菅野友恵、向井康介
出演:上野樹里、松本潤、玉山鉄二、大倉孝二、谷村美月、
北村匠海、葵わかな、とよた真帆、木内みどり、塩見三省、夏木マリ

 

越谷オサム作品の中でも私の好きなファンタジー・ラブストーリィ、「陽だまりの彼女」の映画化。
映画化という点に期待はしませんでしたが、久々の上野樹里主演作ということもあり観に行った次第です。

中学校で「学年有数のバカ」と言われイジメに遭っていたのが女子同級生の渡会真緒。広告会社に就職した奥田浩介がその真緒に再会したとき、彼女はデキル女になっていた。
つい真緒への接し方に躊躇してしまう浩介に対して真緒の方は積極的、やがてデートをするようになり結婚するのですが、真緒にはある秘密が・・・・・

真緒という役柄、上野樹里にぴったり、いやもう上野樹里しかいないでしょうと思うのですが、上野樹里出演作を観るといつも思ってしまうことなんですよねぇ。ただ、かつての劣等性が今やデキル女、いう部分については物足りず。
原作とは違うアレンジもされていますが、その程度は仕方ないことでしょう。

上野樹里を久々に楽しめたという点ではまず満足。
本作の主人公は奥田浩介であり、その主演が人気グループ「嵐」の松本潤なのですが、まぁどうでもいいというレベルの演技ではないかと思います。上野樹里の演技を損なうことがなかったという点では及第点をあげて良いのではないでしょうか。

※面白かったのは夏木マリの登場。「千と千尋の神隠し」以来、こうした役柄をすっかりモノにしたという印象で痛快です。

2013.10.15

    
※原作 → 「
陽だまりの彼女

         


  

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