日明 恩
(たちもりめぐみ)作品のページ


1967年神奈川県生、日本女子大学卒。2002年「それでも、警官は微笑う」にて第25回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。


1.それでも、警官は微笑う−武本&潮崎シリーズNo.1−

2.鎮火報−消防シリーズNo.1−

3.そして、警官は奔る−武本&潮崎シリーズNo.2−

4.埋み火−消防シリーズNo.2−

5.ギフト

6.ロード&ゴー−消防シリーズ・外伝−

7.やがて、警官は微睡る−武本&潮崎シリーズNo.3−

8.啓火心−消防シリーズNo.3−

9.ゆえに、警官は見護める−武本&潮崎シリーズNo.4−

 


           

1.

●「それでも、警官は微笑う ★★☆       メフィスト賞


それでも、警官は微笑う画像

2002年06月
講談社刊
(1900円+税)

2006年07月
講談社文庫化

2011年01月
双葉文庫化


2002/07/31


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すこぶる出来の良い警察小説。
これがデビュー作だというのですから、驚きます。ストーリィ展開の確かさ、登場人物の造形、全くお見事という他ありません。

ストーリィは、不法拳銃の出所を追跡する池袋署の刑事に、麻薬取締官の捜査が交錯するという、本格的な警察サスペンス。
この所轄刑事コンビが、抜群に魅力的なのです。主人公であり、硬派でタフガイ、大抵のことには動じない巡査部長・武本正純に対し、お坊ちゃま育ちで軟派、武本を先輩呼ばわりする警部補・潮崎哲夫
この2人が登場する冒頭場面から、呆気に取られる程の、緊迫感+堪えきれない滑稽さがあって、たちまちのうちに本作品の魅力に取り込まれてしまいます。
面白さの理由のひとつは、登場人物たちの魅力。上記2人だけでなく、脇役の同僚や麻薬取締官たち、極悪な犯人たちに対してさえ、魅力を感じてしまう程。
もうひとつは、本格サスペンスでありながら、処々に諧謔、現代性、現代若者気質が散りばめられているところ。それを体現しているのが、お喋りで一見頼りない感じの潮崎刑事です。
新米ながら、後半、武本に勝るとも劣らない対照的な活躍ぶりを見せ、見事なコンビ、配役の妙と賞賛せざるを得ません。

最終、武本刑事と犯人による対決場面は、ドラマをみるような迫真性があって、お見事。また、エピローグ部分でのオチは、洒落っ気たっぷりで実に楽しい。
あとは、実際に読んでのお楽しみ。お薦めです。

            

2.

●「鎮火報 Fire's Out ★★☆


鎮火報画像


2003年01月
講談社刊
(1800円+税)

2010年11月
双葉文庫化



2003/03/06



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日明恩さんの2作目は、消防士を主人公とするストーリィ。
消防士というのは珍しく、ちょっと面喰った気がしますが、結果的には前作同様、すこぶる面白い作品に仕上がっており、期待を裏切りません。
消防士が題材だけに、消防署の活動にかかる基礎的な説明部分が多く、多少煩わしいところもありますが、第一人称という設定、前作に変わらないストーリィ運びのテンポの良さから、あまり気になりません。

不法外国人労働者の住む古アパートで連続して火事が発生するという事件に、入国管理官、警察、消防士が三つ巴に絡み、その中で主人公が消火、人命救助に奮闘しながら人間的にも成長もするというストーリィ。

日明作品の魅力は、何と言っても登場人物たちの人物造形にあります。本作品の主人公=大山雄大は、「なれるものならなってみろ」という売り文句に、買い文句でなった新米の消防士。現場から早く事務へ移り、楽して得する公務員を目標としています。ところが、周囲の先輩、同僚らは皆使命感に燃えた消防士ばかりで、主人公の目標とは正反対。勤務時間だけ働けば十分と思っているのに、つい余計なことに手を出してしまう。そんな主人公の自問自答が実に楽しい。
また、レスキューサイボーグと異名をとる先輩消防士をはじめ、同僚、母親、友人らの登場人物たちも、魅力一杯。

読み始めれば、冒頭からテンポの良さにはまり、後は一気読み。その読み心地は、もはや快感とさえ言えます。

              

3.

●「そして、警官は奔る ★☆


そして、警官は奔る画像


2004年02月
講談社刊

(1900円+税)

2008年08月
講談社文庫化

2011年05月
双葉文庫化


2004/04/10


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それでも、警官は微笑うの続編。
無骨で生真面目なタフガイ刑事・武本正純と、茶道家元の次男坊で饒舌な潮崎哲夫という好対照な2人のコンビによる警察ストーリィです。といっても、前作の最後に警視庁を退職した潮崎は、国家公務員T種試験に合格して警察庁入庁が内定したばかりという設定。
蒲田署に異動した武本、再会した潮崎の2人が今回立ち向かうことになったのは、児童ポルノ販売事件、それに加えて東南アジアからの不法滞在外国人の子供たちの問題。
とくに後者の問題の比重が本書では高く、満足な生活が得られないどころか国籍すらもたない子供たちという、社会問題をテーマにしたような観のあるストーリィ。

ただ、上記問題に力を入れ過ぎて、ストーリィとしてのバランスを欠いた観あり。
また、「冷血」と仇名される武本の相棒刑事・和田、温情派の少年係刑事・小管、不法滞在者の子供たちのために奮闘する女性・羽川のぞみという個性的な登場人物をそろえながらも、結末は尻切れトンボに終わってしまったという印象が残ります。
サスペンス小説というより、警官はどうあるべきか、ということをテーマにした作品と解すべきだったのかもしれません。
結末にもうひとつ納得しきれないものの、読みではたっぷりある作品。警察小説としてそれなりに楽しめる一冊です。

なお、本作品は、武本・潮崎2人にとって成長途上の事件というべき色合いをもっています。そうとなれば、シリーズ第3作を待ち望まない訳にはいきません。

               

4.

●「埋み火(うずみび) Fire's Out  ★★


埋め火画像


2005年08月
講談社刊
(1800円+税)

2010年11月
双葉文庫化



2005/08/27



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鎮火報の続篇。
日明さんのこれまでの3作、いずれも読み応えがあったため4作目となる本書はどうか?という思いがありましたが、予想と異なる内容でかつ予想以上の読み応え。
丹念に主人公のいる業界を説明すると共にたっぷりとした読み応えがあるという点で、日明さんの作品はかなりアメリカ小説的です。

本書でも前作に続き、消防士の課題や苦労といった内輪話が具体的かつ克明に描かれています。見知らぬ業界であると同時にいざとなったらお世話になる業界だけに、つい真剣になって読んでしまう。その点も読み甲斐があるところ。
主人公は前作と同様、売り文句に買い文句で消防士になった大山雄大。前作から2年経って22歳となった雄大ですけれど、消防士の仕事は「給料貰える仕事としてやっているだけ。早く事務職に回りたい」と言うのが常なのは相変わらず。
前作ではそれなりに派手な事件が主ストーリィでしたけれど、それに比べて本書ストーリィは極めて地味。しかし、本作品はそうである点が実に良いのです。
つまり、老人世帯の失火による連続死亡事故、本当に失火かそれとも故意かという事件性は多少あるにしろ、本作品は最初から最後まで純然たる消防士の物語なのです。
勤務時間以外に消防士の仕事などするもんかと言いつつ、連続失火に疑問を抱き、休日を返上して事件の真相を追う。理性的に行動するのではなく、本能的に行動してしまうというのが雄大の良いところ。
結末で雄大は、馬鹿馬鹿言われた悔し紛れに「世界で初めて馬鹿を治した男になってみせる」と宣言しますが、これは傑作。本書における雄大の人間的成長を示すセリフともなっています。

親友・裕二、失火事故を調べる過程で知り合った中学2年生・裕孝、雄大の母親・民子や赤羽台出張所の消防士仲間も良いですけれど、やたら雄大を敵視する同僚・香川、我が儘な高橋老人というマイナス側の人物像も現実感があって実に良い。
地味なストーリィですけれど、最初から最後までじっくりと読まされ、飽きるということが少しもありません。
これだけの読み応え、なかなか出会えません。満足。

※なお、本書ストーリィは東京都北区の赤羽〜赤羽台が舞台。実は私の生まれ育った地域で、何となく面映い気分です。

  

5.

●「ギフト  ★★


ギフト画像


2008年06月
双葉社刊
(1600円+税)

2011年12月
双葉文庫化



2009/01/30



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死者が見えてしまう少年=明生。おかげで死者に付きまとわれ、苦しんでいることが多い。おかげで友達もいない。
刑事としての本能から追いかけた相手が交通事故死。そのことに今も責めを感じ続けているレンタルビデオショップの店員、元刑事の須賀原
そんな2人が、出会った幾人もの死者の癒されない思いを解決するという、ミステリ趣向の切なくも心温まるストーリィ。

日明恩さんと言えばそれでも、警官は微笑う鎮火報シリーズの印象が強かったので、それらと異なる趣向のストーリィと聞いて手を出しあぐねていたのですが、やはり読んで正解。予想外に好い作品でした。時にこうして予想をくつがえさせられるのも嬉しいこと。

明生の身体に触ると須賀原にも死者の姿が見え、その話を見聞きできるというところがミソ。明生を仲介役あるいは助手とし、須賀原が元刑事の経歴を生かして死者の事件を解決していくというストーリィ構成は、中々に味わいがあって楽しい。
死者といっても老若男女、年齢、死んだ時期も様々。果ては動物まで。
共通していえることは、彼らが現世に何らかの悔いを残していること。そしてそれは、主人公2人についても共通することです。ストーリィの最後には2人の悩みも解消されることを期待しながら読み進んでしまう、日明恩さんの読み手をしてそう仕向けているところが心憎いくらい巧妙です。
第2話の犬にまつわる話も心温まる愛おしいストーリィなのですが、何と言っても「氷室の館」。幼くして死んだ少女の美沙が、健気にも弟の身を案じて19年もの間現世に留まっていたその愛の深さは圧巻です。
最後を締める「サッド・バケイションズ・エンド」は、その迫真性が凄い。圧倒されたまま読み終わった気分。
ただ一つ心残りなのは、明生が宿命から解き放たれた訳ではない事。だからこそまた、強く残る余韻が忘れられない。

とおりゃんせ/秋の桜/氷室の館/自惚れ鏡/サッド・バケイションズ・エンド/エピローグ

   

6.

●「ロード&ゴー LOAD & GO 」●  ★☆


ロード&ゴー画像

2009年10月
双葉社刊

(1600円+税)

2012年09月
双葉文庫化



2009/11/04



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警察(それでも、警官は微笑う)、消防隊(鎮火報)と来て、今回は消防署に属する救急車を題材にしたストーリィ。
救急医療という社会問題+サスペンス。

渋谷消防署恵比寿出張所に所属する救急車が、出動を終えて出張所に帰還する途中、血を吐いて倒れる通行人を救助します。
しかしそれは罠。救急車に乗り込んだその男は、爆弾を持っていると脅し、救急車をジャックします。しかも、犯人は別にいる。両親と妻を人質に取られ、脅されてジャックしたのだと。
携帯電話で連絡してきた真犯人は、3人の隊員にそのまま救急車を走らせ、指定した病院へ指定時間内に到着するよう指示して来る。その一方、警視庁には真犯人からの身代金要求が届く。
しかし、何故真犯人は、この救急車に都内の病院を次々と目指すよう命令してくるのか。
そしてまた、手先となって救急者をジャックした悠木には、何やら救急車・救急隊員に含むところがある様子。それは何なのか。

本篇で主人公となるのは、「鎮火報」「埋み火」で主舞台となった赤羽台出張所で消防車の機関員(運転手)を務めていた生田温志。2ヶ月前に恵比寿へ異動となり、現在は救急車の機関員。
隊長の筒井、若い女性隊員ながら救急救命士の資格をもつ「学級委員ちゃん」こと森栄利子と共に人質となり、真犯人の命じるまま、正確にして無駄ない運転で救急車を走らせ続けます。
生田、筒井、モリエリ、さらに途中登場の、元暴走族だった生田に対し元交通課の婦人警官だったという生田自慢の愛妻=冴子、等々、各々のキャラクターも充分楽しめますが、大山雄大らに比較すると、スケールの点で見劣りするのは否めない。やはりそこは、前の作品で脇役人物だったのですから。

犯人の真の目的は? 真犯人は誰?というサスペンスの肝心どころは置いといて、とにかく危険を抱えたまま都内を驀進する救急車、その救急車内での迫真ストーリィが見所。
ただし、登場人物のキャラクター、真相が今一つもの足りず。
それでも最後、生田の赤羽台出張所当時の同僚、元陸自レンジャーだった星野の他、大山雄大とその重森裕二がオマケ的にちょっと顔を見せるのも嬉しいところ。

                

7.

「やがて、警官は微睡(ねむ)る」  ★★


やがて、警官は微睡る画像


2013年02月
双葉社刊
(1700円+税)

2016年02月
双葉文庫化



2013/04/05



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そして、警官は奔るに続くシリーズ第3作目。
前作から9年経過という久々の所為か、読み始めた冒頭から楽しいことしきり。
ことに入り出しが、あの
武本正純巡査部長のお見合いなのですから。そしてそのはるか階上では、信じ難い犯行計画を実行し始めた犯罪グループが登場。その一味と武本がどう遭遇するのか、胸がワクワクします。
場所は桜木町駅前に新規オープンしたばかりのホテル=
ハーヴェイ・インターナショナル横浜
周到かつ大胆な手口でホテルの20階に潜入した犯人グループ。目的を達成して意気揚々と引き上げれば済むはずでしたが、その計画を台無しにしてしまったのが武本。
警察官という仕事にこれ以上ないというくらい真摯に取組み、諦めるなどという言葉はその辞書にない武本の行動により、事件は犯人グループによる従業員ならびに客を人質をとってのホテル立て籠もり事件へと発展していきます。
 
ホテルに閉じ込められた中でただ一人、武本は犯人グループと対決し傷を負いながらも懸命に警察官としての責任を果たそうと孤軍奮闘し続けます。
最初から最後まで、どの頁もハラハラドキドキ、そして胸躍るアクションエンターテイメント、頁を繰る手が止まりません。
そしてついに神奈川県警の対策本部側に、武本のかつての相棒=
潮崎哲也警視がのほほんと登場。場所は隔たっているといえども武本&潮崎コンビの復活です。

いやー、面白かった。できれば間を開けずにシリーズ第4弾を読みたいものです。武本のその後も気になりますし。お薦め!

※似たような話で、OLが大活躍するアクションエンターテイメント作に
五十嵐貴久「TVJがあります。ご参考まで。

         

8.
「啓火心 (けいかしん) Fire's Out  --


啓火心

2015年06月
双葉社刊

(1800円+税)

2018年06月
双葉文庫化



2015/08/15



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10年ぶりの消防”シリーズ第3弾。
主人公である
大山雄大は、本篇では港区にある飯倉消防出張所勤務。首都高の高架下という劣悪な場所ですが、「高度な知識と技能を兼ね備えた隊員で編成され、最新鋭の資機材を駆使して火災に立ち向かうべく消防に特化された」特別消化中隊所属。
今もなお「一日も早く日勤の事務職に異動し、あとは定年までのんびり過ごす。地方公務員の給料と社会的な保障と福利厚生、ゆくゆきは年金までがっちり貰う」という入庁来の目標を捨てず、毎回日勤への異動希望を出しているものの、それとは逆に現実は最前線の消防士として着実にステップアップしているという主人公のキャラクターが楽しい。

冒頭、火災発生通報を受けて駆け付けると、普通の火災事故とはちょっと違う。どうも雑居ビル内で違法薬物を精製していたらしいと判明します。そしてその周囲には、燃えやすいものが大量に置かれていた。何故?
あろうことか雄大は、偶然にも純度の高いメタンフェタミンを精製していた
向井と、それを密売して利益を上げていた暴力団の田島・柏木に関わることとなり、消防士の立場を逸脱して猪突猛進し始めます。
自分の立場、危険度を無視して突っ走ってしまうのは、雄大をよく知る人間たちが言う“馬鹿さ加減”故ですが、それを補って雄大を助け活躍してみせるのが、雄大のダチである
裕二

とはいえ、本来の消防士の責任を忘れて暴力団の薬物事件に飛び込んで行ってしまう辺り、幾ら何でも“消防”シリーズを逸脱し過ぎ、と感じます。
まぁ結果オーライですが、折角の特別消化中隊所属ということもあり、本来の“消防”での活躍をもっと読みたかったのに、というのが思う処。
なお、雄大の予想しないところで仁藤が顔を出し、あれこれと雄大に口を出すのはいつものこと。でも、仁藤の雄大に対する考え方にも多少変化が生じているようです。

※題名の
「啓火心」とは、火は危険なものであると同時に大切なものであり、消防士たる者、常にきちんと火に対しての心構えをもたなければならない、という意味らしい。

                 

9.
「ゆえに、警官は見護る(みつめる) ★★


ゆえに、警官は見護る

2018年11月
双葉社刊

(1800円+税)



2019/01/08



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5年ぶり、“武本正純&潮崎哲也”シリーズ第4弾。

冒頭、
武本は警部補に昇進しているものの、現在の配属は新宿署の留置管理課で、業務は留置者の監視およびその面倒を見るというもの。何と勿体ないとファンなら思う処ですが、そこから今回のストーリィは始まります。
その武本、酔っ払って暴力を振るったとして留置された
柏木という人物にどこか引っ掛かるものを感じます。
一方、それと時期を同じくして、死体を重ねたタイヤの中に入れて燃やすという事件が連続して発生する。
新宿署に合同捜査本部が設置され、その応援メンバーとして派遣されてきたのが、武本を信頼して慕う
潮崎警視

武本と潮崎を一緒にすると何をしでかすか分からない最悪のコンビ、というのが今や警視庁の定説らしい。
それなのに武本のいる新宿署に潮崎が送り込まれたのは、目の届くところに置いた方がまだマシという上層部の判断らしい。
その潮崎の監視役として一緒に送り込まれて来たのが、やはり変人として名高い財務捜査官の
宇佐美圭巡査部長と、捜査一課に配属されてまだ日の浅い女性警官の正木星里花(せりか)巡査

ストーリィ展開、これまでと違って地味な印象。
何しろ武本の所属が留置管理課という部署なのですから。でも、その武本がきっかけとなり、行動するのはもっぱら潮崎+2人という構成にて、捜査がちっとも進捗しない捜査本部の片隅で、密かに、それでも着実に道を開いていきます。

警察の事件捜査というのはとかく地道なもの。それに対して潮崎は、突拍子もない発想により難解な事件をこじ開けていくのですから、う〜ん、やはり面白いんだよなァ。
他の警察ものにはない面白さが本シリーズにはあります。

まだまだ本シリーズ、見逃せません。次の巻では是非、宇佐美と正木の2人にも再び登場してもらって(本人たちは嫌がるでしょうけれど)活躍をして欲しいところです。

     


  

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