住野よる作品のページ No.2



11.告白撃

【作家歴】、君の膵臓をたべたい、また同じ夢を見ていた、よるのばけもの、か「」く「」し「」ご「」と「、青くて痛くて脆い、麦本三歩の好きなもの、この気持ちもいつか忘れる、麦本三歩の好きなもの第二集、腹を割ったら血が出るだけさ、恋とそれとあと全部

 → 住野よる作品のページ No.1

  


   

11.

「告白撃 ★☆   


告白撃

2024年05月
角川書店

(1500円+税)



2024/06/17



amazon.co.jp

「告白撃」という題名から、何やら苛烈な内容を予想していたのですが、然にあらず。
強いて言えば、大学時代から続く仲間たちとの青春延長戦に区切りをつける、青春期に幕を降ろすストーリー、と感じます。

進行役となるのは、出版社で営業、既婚の
駒込果凛
大学時代から親しい6人仲間の一人、
有永千鶴(化粧品メーカー勤務)からある相談を持ちかけられます。
実は婚約した、ついては仲間の
楢原響貴(公認会計士)が千鶴への想いを引きずらないよう、告白させたうえで断りたい。響貴に「好きだ」と言わせるために協力して欲しい、というもの。

さっそく計画を立て実行するものの、思うようにはならない。
協力を求めた人気イラストレーター=
ハナオこと新村華生兵頭舞(菓子メーカー勤務)の二人は、むしろ千鶴に婚約破棄させ、響貴とくっつけた方が千鶴のためになると考える。
さて、そうした混乱もある中、千鶴が願う“告白大作戦”は成功するのか・・・?

大学時代の親密さを30歳前後になる現在まで保ち続けている、という処は羨ましくもあり楽しくも感じるのですが、千鶴と響音の2人の関係がちょっと複雑というか、現実感が持てず、最後まで得心が行かないまま。
それでも大学青春譚の延長戦、友情物語としてはそれなりに楽しめます。 う~ん、如何とも言い難いです。

   

住野よる作品のページ No.1

         


  

to Top Page     to 国内作家 Index