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1.がんばっていきまっしょい |
●「がんばっていきまっしょい」● ★★ 坊ちゃん文学賞 |
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2005年6月
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本書は、四国・愛媛県の県立松山東高校を舞台に、女子ボート部の面々を描いた青春小説です。 主人公は、かなり意地っ張りな女の子、篠村悦子。海を見ていてボートをやりたいと思い詰めますが、男子ボート部はあれど肝心の女子ボート部はない。それならば作れば良いと、男子ボート部に加わって練習を始めます。 悦ネエにヒメ、ダッコ、リー、イモッチという5人の仲間は元々運動部経験もない女の子たち。それなのに、波の上での日焼け、手にできる豆をものともせず、一丸となって自分たちの限界に挑戦していく姿はとても清々しい、そして羨ましい。 女子高校生たちの溌剌さ、ナックル・フォアというボート競技の爽快さ(見ているだけなら)が存分に味わえる、気持ちよい青春小説です。現在品切れとなっているのが惜しまれます。 1.がんばっていきまっしょい/2.イージー・オール |
※映画化 → 「がんばっていきまっしょい」
●「明日は明日のカキクケコ」● ☆ |
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2005/06/05 |
ネット上の友人から「がんばっていきまっしょい」が面白いと勧められたのですが、ずっと品切れ状態。 「夢と不安に揺れながら、目指すはコピーライター。がむしゃら地方出身者・温子の熱い青春!」 東京の大学への進学を目指したものの、受験した4校全てに不合格。愛媛県三崎町の実家に戻るのは死んでも嫌だと、温子は行き当たりばったりで専門学校に入学、コピーライターを目指すことになります。 |