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1.アルマンス 2.イタリア年代記 3.パルムの僧院 |
● 「恋愛論」からちょっと抜粋 ●
原題:“De L'Amour” |
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1822年発表
新潮文庫(1冊) 2000/06/25 |
恋愛の4分類 恋の7つの時期(過程) 「結晶作用」について |
●「アルマンス」● ★★ |
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1826年発表
1978/08/27 |
スタンダールの第一作。そして、スタンダールの素晴らしさを始めて感じた作品ということで、私にとっては感慨深い作品です。 |
●「イタリア年代記」● ★★☆ |
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1837年以降発表
1993/07/18 |
1833年ローマ滞在中に、スタンダールは16世紀の古記録を蒐集しました。それらをもとに書かれた中篇小説が、この「イタリア年代記」と総称される作品群です。 中でも圧巻なのが「カストロの尼」。 他に気に入っている作品は、ベアトリーチェ・チェンチの毅然とした態度が印象的な「チェンチ一族」、スリリングな展開の「尼僧スコラスティカ」です。 ヴィットリア・アッコランボーニ
Vittoria Accoramboni 1837.03 深情け Trop de Faveur tue 1912.12遺稿から発表 |
●「パルムの僧院」● ★★☆ |
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1839年発表
1992/10/31 |
小林信彦「世界でいちばん熱い島」がこの作品をモデルにしたと知り、20年ぶりに読み返しました。2週間半をかけてじっくり再読。そのストーリィの力強さに、改めて時代を超えて読み継がれている作品の底力を感じました。 |
●「アンリ・ブリュラールの生涯」● ★★ |
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1890年発表
1978/10/01 |
スタンダールの自伝的作品であり、死後に発表された未完の作品です。この作品については飽きることない興味をもって読み通しました。この作品は散文調で書かれていますが、そこにスタンダールの「書くことが生きがい」だという信条を見出し、興味を覚えたからです。
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