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1.村の学校 2.村の日記 |
●「村の学校」● ★★ |
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2000年08月
2007/07/08
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ミス・リードという作家も本作品のことも、掲示板で教えていただくまでまるで知りませんでした。 何故かなぁ・・・、文学全集や文庫本でも全く見かけなかった所為でしょうか。 ともあれ“フェアエーカー物語”の第一作になる本書、漸く読めました。 南イングランドの丘陵地帯にある辺鄙な村、フェアエーカー。 校長のミス・リードの視線は優しい。ことに、教師と生徒たちの気持ちが通い合っている、温かな雰囲気には心和みます。 クリスマス学期/春学期/夏学期 |
●「村の日記」● ★★ |
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2000年12月
2007/08/02
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初期三部作“フェアエーカー村の年代記”の2冊目。 表題に「日記」とあるように、1月から12月まで、フェアエーカー村での日常を村の校長ミス・リードが日記に書き留めたという形式でのフェアエーカー物語です。 終始ミス・リードが一貫した語り手になっていますので、その分「村の学校」よりすんなりと胸に入ってきた気がします。 平穏なフェアエーカー村ですが、それでもそれなりにいろいろな出来事が起きる、というストーリィ。 この第2巻では「村の学校」に増して主要な登場人物のことがつっこんで描かれています。 ※本巻でのエピソードをひとつ。 |