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| ●「テラビシアにかける橋」● ★★       ニューベリー賞 | |
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 1981年03月 2007年03月 
 2008/02/24 
 | 映画を観て原作にも興味が生じ、読んだ本です。 その映画がとても良く出来た作品であり、主役の一人レスリーを演じたアンナソフィア・ロブの印象が鮮烈だった所為で、映画のストーリィをもう一度なぞるような読み方になってしまいました。 ですから、何も知らずに原作を読んだのとは、かなり異なる感想になっているかと思います。 主人公ジェシーは子供4人の中で唯一の男の子という、女ばかりに囲まれて暮らす少年。姉2人は自儘で家の手伝いはレスリー一人に押しつけられているという恰好。おまけにレスリーが好きな絵については誰にも理解されないという状況。 空想の国=テラビシア。映画ではファンタジー部分としてリアルに見て味わうことができましたが、原作でそれはあくまで2人の頭の中だけのこと。その楽しさという点で、原作は映画に劣ります。 | 
※映画化 → 「テラビシアにかける橋」