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●「コールドマウンテン」● ★★☆ 全米図書賞 |
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2000年02月
2004年04月
2006/03/25 |
映画「コールドマウンテン」を観て、良い映画だったなぁと感じたのが読むに至った動機。 大抵は、原作をまず読んでいて映画化された作品にも興味を持って観るというパターンが多いのですが、珍しく本書はその逆。 アメリカの南北戦争を背景にした長篇小説というと、M・ミッチェル「風と共に去りぬ」と比較してしまうのは当然のことでしょう。でも、本書は「風と共に」とは全く異なるタイプの作品。 南軍の兵士インマンは、戦争で傷を負い病院に収容されますが、戦争の虚しさに気づき脱走、恋人エイダのいる故郷コールドマウンテンへと
500キロの道のりを徒歩で向かいます。 |
※ 映画化 → 「コールドマウンテン」