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●「十二磅(ポンド)の目つき
他ニ篇」●
★★
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1910年発表 1995年10月
2001/06/03 |
作者のバリについては、以前に「ピーター・パン」を読んだだけで、それ以上には何も知りませんでしたが、書店店頭で本書をみて迷わず購入しました。英文学の戯曲にはまず外れが無かった、というのがこれまでの私の経験です。
バリの同時代というと、バーナード・ショーを思い出します。
「遺言書」は夫が妻に残す遺言書をめぐる劇で、新婚、中年、老後という3幕構成。人生の皮肉を描いた作品です。 十二磅の目つき/遺言書/忘れえぬ声 |