|
|
●「急行「北極号」」● ★★★ |
|
2008/12/06
|
日経新聞で“大人に贈りたい絵本”第3位に上がっていた絵本。 ストーリィはクリスマスイヴの夜中、家の前に停まった急行列車「北極号」に乗って主人公の少年が北極点へ旅するというもの。北極点で少年が出会うのはサンタ。そして少年はサンタから素敵なプレゼントをもらって・・・。 映画は盛り沢山の登場人物、盛り沢山の展開、という内容だったのに対し、原作は絵本ですからストーリィはごくあっさりとしたもの。映画に比べて物足りなさを覚えてしまうものの、最後の1頁、いいですねぇ〜。このメッセージこそが、本作品を名作にしている所以でしょう。 それにしてもクリスマス、サンタ、というアイデアは歴史的な大発明と言って良いのだろうなァと改めて感じました。宗教、歴史事実を越えて、これはもうファンタジーとしての傑作です。 |
※映画化 → 「ポーラー・エクスプレス」