| 2025.11.12 多和田葉子さんの「研修生」を読書中です。 1980年代、大学を出たばかりの日本人女性22歳が、ハンブルグにある書籍取次会社で研修生として勤務しながら、ハンブルグで暮らす日々を描いた長編小説。 言葉が流暢ではなく、文化や考え方の違いも大きい。もうひとつ馴染み切れないもどかしさ、どこかに壁があるように感じる当初の日々、状況はかなり違いますが、ふと大阪に単身赴任していた時の感覚を思い出しました。 もうひとつ馴染めない、休日である土日、社員寮にいても仕方なく外に出かけるものの、どこに行っても自分の居場所という感じがなく、観光客になり切ろうとしてもそんな金銭的余裕はない・・・、という地に足がついていない日々。 単身赴任生活はわずか3ヶ月半ほどで終わってしまいましたし、自分自身が馴染もうとしなかったのではないかという反省もあるので主人公と比べるのは不適切でしょうけれど、ふと似たものを感じた次第です。 国会が始まっていますが、物価対策を言いつつ円安対策については触れず、減税ばかり言って財政健全化については何も触れず、結局は票の取りやすいことしか言っていない。無責任だよなぁと感じるばかり。 |
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| ●図書館等から借出中 | ||
| 坂井希久子 | 月草餅 10/28 | ハルキ文庫 |
| 町田そのこ | 彼女たちは楽園で遊ぶ 10/31 | 中央公論新社 |
| 多和田葉子 | 研修生 読書中 | 中央公論新社 |
| 愛川 晶 | 名探偵円朝 11/04 | 中央公論新社 |
| 伊坂幸太郎 | さよならジャバウォック 11/05 | 双葉社 |
| 奥田亜希子 | 今を春べと 11/07 | 双葉社 |
| 森 絵都 | デモクラシーのいろは 11/07 | 角川書店 |
| 夕鷺かのう | スイッチ・ライフ 11/07 | 朝日新聞出版 |
| 城戸川りょう | 高宮麻綾の退職願 11/07 | 文藝春秋 |
| 寺地はるな | ナモナキ生活は続く 11/10 | 集英社 |
| 大島真寿美 | うまれたての星 11/12 | 集英社 |
| ●購入済等未読本 | ||
| 現在なし | ||
| ●図書館へリクエスト中 | ||
| 谷 瑞恵 | こだま標本箱 10/29(連絡有) | 徳間書店 |
| 荻堂 顕 | いちばんうつくしい王冠 10/29(連絡有) | ポプラ社 |
| 君嶋彼方 | だから夜は明るい 10/30(連絡有) | 新潮社 |
| 佐藤まどか | 少年と悪魔 10/06(予約順1) | 講談社 |
| 河路和香 | 旅行屋さん 10/23(予約順1) | 実業之日本社 |
| 花形みつる | ヨコスカストーリー 10/28(予約順1) | 理論社 |
| 梶よう子 | 雷電 11/05(予約順2) | 角川書店 |
| 麻沢 奏 | 放課後、レンズ越しの君と 11/06(検討中) | 角川書店 |
| 近藤史恵 | オーロラが見られなくても 11/08(予約順2) | 角川書店 |
| 砥上裕將 | 龍の守る町 11/12(予約順1) | 講談社 |
| 嶋津 輝 | カフェーの帰り道 11/12(予約順1) | 東京創元社 |
| 寺地はるな | 世界はきみが思うより 11/13(予約順3) | PHP研究所 |
| 山崎ナオコーラ | 魔法のつららペン 11/13 | 静山社 |
| 志水辰夫 | 新蔵 月に吼える 11/18(予約順1) | 徳間書店 |
| 安壇美緒 | イオラと地上に散らばる光 11/18(予約順2) | 角川書店 |
| 小野寺史宜 | タクジョ! あしたのみち 11/20(予約順1) | 実業之日本社 |
| 一穂ミチ | アフター・ユー 11/21(予約順5) | 文藝春秋 |
| 誉田哲也 | たとえば孤独という名の嘘 11/21(予約順6) | 文藝春秋 |
| 町田そのこ | コンビニ兄弟5 11/28(予約順3) | 新潮文庫 |
| 宮島未奈 | 成瀬は都を駆け抜ける 12/01(予約順10) | 新潮社 |