はじめての韓国

2002年6月29日〜7月2日、はじめてお隣の国(テーハミングッ)に足を踏み入れる。 佐藤明彦・響巳夏先生の韓国公演に日程を合わせたつもりだったのだが...

6月29日 昼に成田を飛びたてば、2時間後には仁川

今回は直前まで忙しくほとんど準備らしいこともできず出発。機内でハングルの勉強を、と思っていたのだが、あっという間である。 とはいえ成田まで2時間、仁川(インチョン)から市内に入るにも2時間かかるのであった。

ワールドカップ中ということでツアーの企画がほとんどない。飛行機もホテルもがら空きのはず、と思っていたら、なんと韓国が三位決定戦に。 そのためか、大韓航空機は混んでいた。飛行機に乗るや否やキムチの匂いがする、というのは本当である。

(上)ワールドカップの衣装を纏った大韓航空機。

会賢(ヘヒョン)のREXホテル

後から思えば実に便利な場所に位置していた。しかも隣の銀行ビルがとても目立つ。 さっそく、ハングル(実用にならない速度で、かついいかげんな発音で読むのであるが)とアルファベットを比較して納得。

(上)ホ・テル・レック・スと読める。

明洞(ミョンドン)へは歩いて行ける。大きな通りを渡るにはたいていどこも地下道を使う。 眼鏡激選区と聞いてはいたが、通路を兼ねた地下街にまでいくつも眼鏡屋があるには驚いた。

最初の夕食

どこの店を覗いても、客が学校の教室のようにきれいに一方を向いて並んでいる。 三位決定戦が始まろうとしているのである。試合が始まると人通りも少なくなった。

我々もガイドブックに出ていた古宮(コグン)という店に入る。客が少ないのはテレビが小さいせいに違いない。 おかげでテレビの前の特等席に座ることができた。(日本でも、テレビのない店で「ワールドカップの期間中潰れるかと思った」と聞いたのは帰国後である。)

(上)初日の夕食は、ピビンバッ。
一つしか注文しなくとも、 キムチの皿がずらっと並び、皿が空くとおかわりがくる。デザートがおまけについた。

汗蒸幕(ハンジュンマク)

3位決定戦には破れたが、終了直前に一点を返したし、はじめからこの日の町はお祭り気分。 どのみち最後の試合で、明後日は臨時の休日。終了後どっと町に溢れた赤いTシャツに悲し気な表情はない。

やっぱり旅はマッサージである。というわけで、ホテルで予約を入れておいた天地然(チョンジヨン)へ。 試合直後だからか、男性用はガラガラ。

(上)終了直後、市庁の方角に花火。

(上)天地然(チョンジヨン)前。


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