記念切手
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last updated: 2001.5.1

強い同音2回反復を伴う長短(タータ)のリズムに特徴がある。
「ムツェンスク郡のマクベス夫人」 「腕力と暴行」の動機
「ムツェンスク郡のマクベス夫人」 第3幕第7場と第8場の間奏曲

カテリーナ逮捕に出動する警官隊のモチーフ。 SBC と同じ音程。
ヴァイオリン協奏曲第1番第3楽章 パッサカリア主題

伴奏は途中から三連音となる。
長短の(タータ)リズムは、後にはスターリンの演説の調子を揶揄して使用されたともいう。CD でスターリンの演説を聞くと、確かに短いタータが何度も出て来る。このリズムそのものは至る所にあらわれる可能性があるが、SBC音型や上記の暴力のリズムと同時に使用されることで区別できる。
交響曲第10番第2楽章より“ファンファーレ”

タータのリズムと強い同音反復(最後EisBCの不協和音)を含む。

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交響曲第7番第1楽章中間部 いわゆる「侵入」の動機

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交響曲第10番第2楽章 第一主題

経過的なDesの音を除くとSBCの音で構成される。

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「侵入」の動機前半の最後の2音が5度上昇するモチーフは、(見せかけの?)抗議のようにも感じられる。

「ボリス・ゴドノフ」プロローグより

民衆が皇帝に「なぜ我らを見捨てるのか?」 申し立てる。
(ただしこれはそうするように命じられたため。)


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「ムツェンスク郡のマクベス夫人」第2幕第4場

カテリーナが、司祭の前で、死んだ(実は殺した)夫に対し
「なぜ我らを残して死んだのか?」 嘆いてみせる。

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交響曲第8番第1楽章第1主題より

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強い同音2回反復は、単独で冒頭に使用されることもある。
交響曲第10番第2楽章冒頭

二回叩き付けるような短三和音で始まる。
Dactylic - 強弱弱(長短短)格のリズム。連続して演奏すると、アウフタクトをとった「ウイリアム・テル」のリズムになる。短い音が同音の場合は上記の「暴力」を連想することがある。
弦楽四重奏曲第8番第2楽章

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このリズムを使用したショスタコーヴィチの作品

  • 第5交響曲第1楽章(第1主題の伴奏)
  • 弦楽四重奏曲第8番第2楽章

速く演奏されるもの(パッパラ)

  • 第10交響曲第2楽章

参考書


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