記念切手
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Dies Irae
last updated: 2001.4.29

怒りの日<第1旋法>
DIES IRAE

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「死者のためのミサ(レクイエム)」で歌われる続唱(セクエンツィア)。「怒りの日、その日こそダヴィドとシビルラの予言のごとくこの世が灰に帰すべき日なり。...」と最後の審判と死の恐怖を歌う。グレゴリオ聖歌の一つでチェラノのトマの作と伝えられる。繰り返し歌われ強い印象を残す冒頭の旋律は、死の象徴としてしばしば引用される。ロシアの作曲家には特に好まれ、中でもラフマニノフは非常に多くの曲で使用した。

「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
第3幕第6場と第7場の間奏曲

結婚式の喧噪の裏で、酔っぱらいが死体を発見する。

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この音型を使用したショスタコーヴィチの作品

CD

ジグザグに下降する音型
ショスタコーヴィチの曲には、ジグザグに下降するショスタコーヴィチ版 Dies Irae とでもいうべき音型がしばしば現れる。
交響曲第10番第1楽章第2主題

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チェロ協奏曲第1番第4楽章第1主題

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交響曲第10番第3楽章第1主題

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3音の順次進行で始まる。ヴァイオリン協奏曲第1番第2楽章の再現といえよう。伴奏に短三度と短ニ度音程の3打音が入る。
ヴァイオリン協奏曲第1番第2楽章第1主題

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DSCH の音でできたものもある。  
交響曲第10番第4楽章序奏部より

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短三和音の開始
Verdi/Requiem "Dies Irae"

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