○茶花と花入
○茶花
利休七則にあるように”花は野にあるように活け”ることを基本とし、簡素に活ける。香りが強すぎるもの、毒のあるもの、色彩や形がどぎついもの、針や実のあるもの、季節感のないものは使わない。
○花入
花入には扱いの上で真・行・草に区分される。
・真
古銅・青磁・染付・祥端・赤絵・交趾(コウチ)
薄板 真塗で木口(切り口)が矢筈(V字形)に切り込んであるもの
・行
国焼で釉薬のかかったもの 瀬戸・丹波・膳所・唐津など
薄板 真塗・溜塗・掻き合わせ塗・いじ塗などで蛤端(丸みを帯びとがった端)のもの
・草
国焼で釉薬のかかっていないもの 備前・信楽・伊賀など
南蛮
竹 一重切・二重切
籠(薄板は使わない)
薄板 桐、杉などの木地の蛤端のもの
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