箱根山日記  2001年3月〜6月

 

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2001年5月30日(水)

 今日は定期通院の日である。いつもは一日休みをもらってしまうのだが、五月は娘の病院同行やら何やらで
結構休暇を使ってしまったし、昨日の業務で非常に気になる点があったので今日は半休にしたのだ。
 半休になるとどうなるかというと、いつもより早く家を出なければならない。怪我の功名というのかいつも
より早く病院に着いたので順番が回ってくるのが早かったこと。通常2時間待ちの数分診察なのでこの待ち時
間を利用して箱根山通信の更新などを行っているのだけれど、今日はパワーブックを開いたとほぼ同時に私の
名前が呼ばれたりしたのであった。これはこれで残念だったりするところが非常に悲しかったりするなぁ(笑)


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2001年5月29日より前その一

 最近、娘に聴かせるための童謡CDの収拾に妻共々凝っている。2枚組60数曲収録されていても値段は他の音
楽CDよりもリーズナブルである。これはよろしい。
 自分も幼少のころ口ずさんでいた曲を子供に歌ってやるのは良いものだけれど唯一の不安は音痴な私が歌って
娘が音痴にならないかということである。三つ子の魂百までと言うではないか。

 さて、童謡に関する話を一つ二つ。
 「大きな古時計」
 この歌は哀愁漂う歌詞と私の心の琴線に触れるメロディーが好きで今でもよく口ずさむ名曲なのだが、妻の指
摘でこの歌に登場するおじいさんが百歳の長寿であることを僕は初めて知った。おじいさんが生まれた朝に買って
きた時計なのである。それからおじいさんが天に昇るまで百年休まずに動いてきたのだ。ということはやはりおじ
いさんは百歳まで生きていたのだ!
 それからというもの「あぁ、おじいさん大往生だったんだな」とか「この歌が作られた自分に百歳まで生きたと
は驚異的な長生きだな」とか「介護保険が大変だな(?)」とか余計なことを考えるようになってしまい、素直に
哀愁に浸ってこの歌を歌えなくなってしまった。
 童謡には知らなくても良いことがあるのだ。おのれ妻め!この衝撃の事実は娘には話さないようにしよう。

 「クラリネット壊しちゃった」
 これは景気の良い曲である。ついつい踊りだしたくなる衝動を抑えるのが大変だ(笑)
 さて、この曲。僕は今までクラリネットは壊れてしまったがある特定の音だけがでなくなってしまったものだと
思い込んでいた。しかしよくよく聞き込んでみるとこの壊れてしまったクラリネットは全ての音が出なくなってし
まっていたのだ!嘘だと思うならあなたももう一度じっくり聞き直してみるか歌い直してみると良いだろう。その
衝撃の事実にあなたも驚愕するに違いない(再笑)

 こうなると童謡もなかなか楽しいです。


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2001年5月29日より前その二

 愛娘が寝返りをするようになりました。面白がってひたすらゴろンゴロんしております。
 おっぱいを飲んだ後などは寝返りをしては絵に描いたようなゲロを吐いています。
 授乳後に寝返りを始めるとそれとなく仰向けに戻すようにしているのだけれど、娘にしてみると遊んでもらって
いると思っているらしい。ますます熱を込めて寝返りを繰り返す。そのうち「ぐぅえぇ〜〜」(笑)。
 お話もいっぱいするようになりました。専門用語では喃語というらしいですが。
 結構奇声も発します。バカ親は「いろんな声を出す練習だね。えらいでちゅね〜」などとやっているのですが、
はたからみると「ショッカーの戦闘員みたい」だって。「キーッ!」そういや似てるわ。その日以来愛娘はショッカー
と呼ばれている。う〜ん。


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2001年5月29日より前その三

 娘の笑顔はそれはそれ可愛らしいもので、この微笑みを見ているだけなら「なんて幸せなことであろう」と思う
ものの現実はそうそう甘くはないのであった。
 妻は朝から晩までぐちぐちちぐちちぐちぐちぐぐちぐちちぐちぐちぐちぐちぐちぐちぐ
 うちのとーちゃんやかーちゃんは「孫が腹減ってるへってるへってる寒そうさむそうさむそう眠そうねむそうね
むそうおしめおしめおしめおしめ嫁がよめがヨメガ」
 みんな好き放題言ってなさい。どこにも不平不満をぶつける術の無い僕はどしたらいいのよ?ねぇ?ねぇ?
ねぇムーミンってか。
 このように言いたいことが言えない、言ったら和を乱すのではないかと心配する人。このような人は非常にスト
レスがたまり、普段我慢や抑圧されている分ちょっとした事で爆発しやすくなると今朝のラジオ番組でDJがのたま
わっていた。こりゃまさに俺のことではないか。そういや最近ちょっとした妻の言動でキレるものなぁ。いかんいかん。
 せめてこの与太日記にでも書いてストレス発散しよ。でもこれはこれで病気だよな(苦笑)


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2001年5月3日(木)

 桜が咲いて、散って、神輿を練って飲んで、緑が芽吹いてきたなぁと一人アンニュイな気分にしたっていたら、
あっという間に黄金週間に突入してしまいました。更新も一ヶ月ぶり(^_^;)

 あれこれ書きたいこともあったので下に綴ってみました。よろしければご覧くださいませ。


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3月下旬〜5月2日No.1

 黄金週間の合間に娘を連れて市立病院へ。四ヶ月検診で気になるところが有ったのだ。

 「連休の合間だから空いているかもね」などと嫁とお気楽に出かけていったのだが、飛んでも八分歩いて十分。
駐車場に入るのにも2列縦隊が長蛇の列。ディズニーランドもかくや!ってな感じなのだ。御病人には黄金週間も
へったくれもないのだ。

 3つの科を受診し、検査が全て終わったのは夕方。まさに一日がかりなのである。途中、知り合いの爺さんに
会ったのだが、2時間半待ちの1分診察だったと流石に嘆いていた。僕は大学病院に月に一度通院していて、この
くらいは何でもないのだ(笑)

 さて、娘の話。検査の結果、想像していた最悪の事態は回避できました。もう少し経過の観察は必要ですが。
それでも嬉しいのなんのって。家庭の医学書やらインターネットで色々調べたりしていたら、もう目の前は真っ暗。
ここ数日、枕は涙で濡れるし、なにをやっても娘のことが気になって集中できず、なかなかブルーな日々を送って
いたからねぇ。

 今回の騒動で痛感したのは「母親の強さ」であります。僕なんかもうよれよれだったのに(事が決まれば腹が据
わるんでしょうけど)、妻は「どんなことがあったってこの子はこの子だもーん」ってスコーンって言ってのける。
この「だもーん」には実に驚きますわ。まさに「女は弱し、されど母は強し」。でもいざ手術とかになったら手術
中などは妻の方がおろおろするに違いないという妙な自信があったりするところが自分でも笑えるかな。

 今日は(いつもだけれど(笑))妻に愛と尊敬を込めて−−−


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3月下旬〜5月2日No.2

 ついに来ました。感動の読者の方からのメールです。身内以外では初めてのメールです。そんでもってそれはもう
過分なまでのお褒めの言葉と励ましの言葉。嬉しくて3時間と24分ほど一人でにへらにへらしていました。感激で高
揚した気分のまま、返信メールを書いて送ったので、お相手の方は少し引いたかもしれないなー(笑)

 実はこのメールをいただく前に知人から「君のホームページを読んだが疲れて途中でやめた。娘は全部読んだが長
くて果てしなく疲れたと言っていた。」との感想を頂き、結構へこんでいたのだ。それはもう更新を一ヶ月さぼるく
らいに(爆)

 だものだからいただいたメールにはひたすら感謝です。再び再建の勇気と意欲がわいてきましたから。

 と言うわけでみなさん、この馬鹿にどんどんメールください。でも嬉しさに小躍りが続いてページの更新ができな
くなるかもしれませんが(爆)でもスパムメールはいやだなぁ(再爆)


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3月下旬〜5月2日No.3

 3月の末の宿直の時の出来事。

 夕食用にコンビニで弁当を購入した。「すぐそこ!サ**ス!」である。購入した弁当は、プロレスラー橋本選手
の写真が力強く印刷されたその名も「破壊王」。そのネーミングにたがわず値段の割にはボリューム満点の弁当だ。
しかし、この僕も学生時代は「悪魔の飽食」とまで呼ばれた男だ。橋本真也には負けられないのである。半分タカを
くくってこの弁当に加えてカップ拉麺も購入した。拉麺は味噌とんこつである。この合わせ技で僕は橋本信也をKOで
きるはずであった。原爆固の後にすかさずスモールパッケージホールドでスリーカウントのはずであった。

 さて、業務も一段落がつき、僕は弁当を電子レンジで温め、電気ポットのお湯を再沸騰させ戦闘の準備に入った。
既に気合いは十分である。カップ拉麺ができ上がる前に「破壊王」に挑んだ。蓋を開けると脂ぎった揚げ物達が挑戦
的に顔をギラギラさせている。「なんのなんの」とつぶやきつつ僕は摂取を続けていく。

 ところで僕は自慢ではないがおかずとごはんを食べるバランスは人よりすぐれていると思っている。一流の指揮者
がタクトを振るうオーケストラの演奏のように見事な調和でごはんとおかずが皿の上から消えていくのだ。その様は
見ていてほれぼれする。おかずだけまたはごはんだけがだらしなく残るといったことはまず無いのである。

 しかし、破壊王はこの調和を見事打ち破ったのだ。慎重且つ大胆に食を進めて行った僕であるがそれでもコロッケ
が一つ白米を全て平らげてしまった後に残ってしまった。腹の具合の方も既に限界に近い。なんとかコロッケと拉麺
スープを食べ尽くしたものの既に己の満腹中枢の限界は突破していて体はふらふらである。それほど「破壊王」の威
力はすさまじかったのである。

 この勝負は弁当・拉麺全てを食べ尽くしたものの、限りなく敗北に近い引き分けであった。なんせ翌日僕の腹はみ
ごとなくらいに「破壊王」によって破壊されていたからだ。おかげで何回トイレに駆け込んだことか。

 しかし、年がいもなくこのようなことで一喜一憂する己の人生にふと疑問は生じるものの「まぁこれもいいさ」と
と溜め息なんぞをついてみるのであった。

※腹が破壊されたと書きましたが、これは単に食べ過ぎてのことであり、他意は全く有りません。
※「破壊王」は素晴らしいコンビニ弁当です。若い人で「もっとくいて〜」とお嘆きの方は是非食べてみてください。


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2001年3月27日(火)

 予定通り3月3日に娘が無事箱根に帰ってきまして、それからはお宮参りやら御近所への挨拶回りやら育児に家事に仕事に地域活動とまあ本当に忙しいこと。もっとも育児と家事はほんのお手伝い程度ですが(笑)

 毎日を子どもと過ごすようになってホームページの更新はおろかMacに触る時間すら激減しましたが、それはそれで多忙ながらも楽しい日々を送っております。月並みな台詞ですが仕事から疲れて帰ってきても娘の可愛い寝顔や笑顔を見ると疲れもどこかに消えていくようです。「赤ちゃん可愛い?」と人から尋ねられれば、「ウン。可愛い(目はお星さま目)」と即答するし。本当に俺って親バカ。とつくづく感じる今日この頃です。

 さて、更新をほぼ一ヶ月さぼっている間に春もじんわりと思ったら結構駆け足で近づいてきましたねぇ。箱根も入り口の湯本では桜が八分咲き。大平台の少し下まで桜前線が上ってきたようです。宮ノ下に桜が咲き乱れるのももうすぐでしょう。桜情報を今年もアップしたいものです(^_^;)

 そうそう、Air Macベースステーションを購入しまして、娘と一緒にいる部屋(今までは一階の部屋でしたがとても子どもと一緒に寝れないので3階の部屋で生活しています。パソコンは一階にあるので非常に不便)から無線でアクセスできるようになったのでこれからはもう少しこまめに更新できるようになるのではないかと思っております。もっとも箱根山通信育児休暇申請中(笑)ですのでどうなるかは分かりませんが(爆)気長におつきあいくださいませ。


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2001年3月2日(金)

 3月3日の雛祭りには娘が帰ってくるんだよ〜ん。とすっかり浮かれております。まー梅もぼちぼち咲き始めて来しよいでしょ(笑)

 でこの日は例によって仕事が終わると妻の実家へ向かう。大概行きがけにガソリンを入れていくのだ。明日は娘も乗せてくるからタイヤの空気圧のチェックもしてもらった。最近何となく前輪の空気圧が低いような気がしてならないのだ。したらばなんと左前輪に釘が深々と刺さりパンクしているではないか!嫌な予感は的中した。ついでに良かったと思う。気がつかずに高速を走行中にバーストでもしたらそれこそ大変なことになるではないか。あー良かった良かった。我ながら勘の良さにほれぼれする。しかし、修理に30分、修理代に2千円かかってしまった。少し前もタイヤは裂けて一本だめになるし、拉麺関係に引き続きタイヤ関係も最近はどうも分が悪いようだ。なんとかしたいものである。


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2001年3月1日(木)

 2001年1月15日の日記でNetscape Communicator4.7が起動できず難儀している話を書きましたが、これが解決したです。
 万策尽きて「もうあきらめるか」と思ったとき頭の中にお星様が輝きました。Disk Copyで仮想ディスクを作ってそこにインストールするです。しかも仮想ディスクのフォーマットを通常のHFS形式で行うです。現在、僕のMacの環境はノート、デスクトップ両方ともHDDはHFS+でフォーマットしてある。現に調子が悪くなる前はHFS+の環境でも正常に動いていたし、パワーブックの方でも問題なく動いているから関係ないとは思うものの検証材料の一つとして標準フォーマットで挑戦したわけだ。

 あまり期待をせずに仮想ディスクにネコミをインストールして起動したところ、あら、不思議。何の問題もなく動くではありませんか!取り敢えず動くようになったので、起動時にこの仮想ディスクをマウントするAppleScriptを作って起動項目に放り込んであります。起動時にほんの少し時間が余計にかかるものの実用には全く問題ないので小躍りして使っております。

 はっきりした原因を解明できればよいのだが、僕にはそんなスキルも知識もないので取り敢えず動けばよいのである(笑)


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