Travel Graphic/ASIAT0/In the world
Vietnam/ Ho Chi Minh City
2008/08
なぜヴェトナムなのか。しかもなぜホーチミンなのか。
私には三つの「夢の都市」があった。ベルリンと上海とサイゴン。
沢木耕太郎著 「一号線を北上せよ=メコンの光」より


 なぜ5度も訪れることになったのか。他にいっていない国がたくさんあるのに。それは、はじめてホーチミンの街中にマイクロバスが入ったときのゾクゾク感が忘れられないからだろうか。それとも・・・。

これがサイゴン河なのか。これがマジェスティクから眺めたサイゴン河なのか・・・・・・。 私はしばし茫然と立ち尽くしてしまった。
沢木耕太郎著 「一号線を北上せよ=メコンの光」より


 5度目のホーチミンはかなり洗練されていた。それでもドンコイ通りやベンタイン市場を歩いていると、そしてバイクの洪水の道路を眺めているとはじめてこの街に来た時の興奮が思い出されてきた。

今回の旅の滞在の中心は、ここから200キロ離れた「ファンティエット」。出発を前にこれまで訪れていなかった「チョロン」に行ってぶったまげた。

・・少女たちのアオザイ姿に見とれているうちにバスは終点のチョロンに到着した。
降りたとたん私は「ぶっ飛んで」しまった。・・・そこには、華僑が必要とするありとあらゆる食材が売られていた。私は熱に浮かされたように市場を歩きつづけた。
沢木耕太郎著 「一号線を北上せよ=メコンの光」より


チョロンでは、これまで乗らなかったシクロに乗って街を回った。オンボン寺、ギアアンホイクアン寺、オンボン寺。一人乗りのシクロに二人を乗せて、おじさんは重そうにシクロをこいでくれた。
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